華政ファジョン【韓国ドラマ】キャスト・あらすじ・視聴率・最終回感想

韓国ドラマ華政

チャ・スンウォン、イ・ヨニ、キム・ジェウォン、ソ・ガンジュン共演、「トンイ」の脚本家キム・イヨンが手掛ける、激動の時代を生き抜いた王女の目線から描かれた歴史エンターテイメント大作!

キャスト、あらすじ、感想、みどころをまとめました。

(トップ画像公式ページより)

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目次

華政【韓国ドラマ】キャスト

全50話

平均視聴率:9.88%

最高視聴率:11.8%

放送年度2015年4月から韓国で放送

演出:キム・サンホ
「ファンタスティック・カップル」
「アラン使道伝(サトデン)」など

チェ・ジョンギュ
「TWO WEEKS」
「トライアングル」など

脚本:キム・イヨン
「イ・サン」
「トンイ」
「馬医」
「ヘチ~王座への道~」など

製作:キム・ジョンハクプロダクション
「太王四神記」「シンイ-信義-」など

【貞明(チョンミョン)公主/ファイ役】イ・ヨニ
朝鮮第14代王・宣祖の嫡女。光海君の即位後、庶民となる。

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【光海(クァンヘ)君役】チャ・スンウォン
朝鮮第14代王・宣祖の庶子。朝鮮第15代王。

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【ホン・ジュウォン役】ソ・ガンジュン
火器都監の校理。貞明公主の婿候補。

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【綾陽(ヌンヤン)君/仁祖(インジョ)役】キム・ジェウォン
のちの朝鮮第16代王。光海君の甥。

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【カン・イヌ役】ハン・ジュワン
カン・ジュソンの庶子。ホン・ジュウォンの親友で貞明公主の婿候補。

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【カン・ジュソン役】チョ・ソンハ
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視聴率は初回二桁を記録するものの、歴史を歪曲しているという批判や、貞明公主(チョンミョンコンジュ)を美化しすぎといった意見もあり、平均視聴率が二桁に届かない結果となりました。

本作のOSTには、「パク・ジョンヒョン/胸に住む人」や「キム・テウ /錆」などが印象的に使われています。

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華政【韓国ドラマ】あらすじ

17世紀初頭。

秀吉による壬辰倭乱(文録の役)から10年後、朝鮮第14代王宣祖の世子・光海君(チャスンウォン)は側室の子ということもあって父からも疎まれていました。

しかし、そんな中で突然王が崩御してしまい光海君に王位継承の機会が巡ってきます。

しかし、大妃は自分の息子である永昌大君を王にしようとしていました。争いを望んでいない光海君は大妃に永昌大君と貞明公主(イヨニ)を守ることを誓い、自身が15代王に即位することとなります。

ところがその後、守ると誓った二人が次々と暗殺されてしまい、王としても多くの抵抗勢力から邪魔をされてしまいます。

一方、暗殺されたと思われていた公主は、性別を隠し倭国で奴隷として生き延びていました。

名前もファイと変えた公主は長崎で火薬の技術を学び、やがて光海君へ復讐するために朝鮮へと戻ってきます。そして光海君とも再会を果たすのですが・・・。

華政のヒロイン・貞明公主とは?

本作のヒロイン貞明公主は、光海君により母と共に6年間も幽閉されたという実在の人物です。ただ、長崎に行って硫黄(火薬)の精製方を学ぶというのはドラマオリジナルのフィクションとなります。

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華政【韓国ドラマ】みどころ

本作は韓国時代劇で度々登場する光海君が活躍した時代の話です。

主人公は6人の王の治世を見守ったと言われる王女・貞明公主で、過酷な運命に翻弄された彼女の目線を通して激動の時代を描いています。

そういったこともあり、幾人もの王や他の時代劇にも出てくる名の知れた人物も登場したり、

幼少時代、少女時代と演じる俳優も何度も代わったり、フィクションを交えた貞明公主が長崎で火薬製造を学んだりといった展開もあり、王女から奴隷となり再び朝鮮へと帰ってくるヒロインの姿が描かれています。

ヒロイン以外のメインキャラクターも前半と後半では変わってきて、前半では光海君をメインとした綾陽君との争いが描かれ、後半はクーデターにより王となった綾陽君/仁祖の治世が描かれています。

チャスンウォンさんの熱演とキムジェウォンさん初の悪役演技もみどころですし、イ・ヨニさんの男装や彼女を巡るソ・ガンジュンさんとハン・ジュワンさんの三角関係や、そこにコンミョンさんも加わったりとイケメンだらけの俳優陣も注目となります。

華政【韓国ドラマ】感想と評価

本作は、歴史を歪曲しているという批判や、貞明公主(チョンミョンコンジュ)を美化しすぎといった辛辣な意見もあってか、豪華なスタッフとキャストが集結して制作されたドラマとしては低評価&低視聴率のドラマとなってしまいました。韓国では完全に失敗作、とまで言われているようですね。

韓国の時代劇は、毎回のように「歴史を歪曲してる」といった意見が挙がってる気がしますが、元々韓国・朝鮮の歴史に詳しくない私や多くの日本人にとってはその辺はあまり気にならないところ。そもそも、韓国ドラマ自体がいい意味で何でもありなのが持ち味ですし、歴史ものとはいえフィクションなのに、そこに関してだけ突っ込みを入れるのはいかがなものなんでしょう?フィクションが前提であるドラマにそこを求めるのは酷だと思いますね。

日本でも大河ドラマに関して突っ込みが入ることもありますが、韓国ほどではないですね。

このように歴史マニアから見れば突っ込みどころだらけな作品なんでしょうが、その辺を気にせずに見ればメインキャラクターが何人もいて展開も派手なので、ストーリーとしては言われているほどダメではなかったと思います。

ただ、前半のメインであるチャ・スンウォンさんの熱演と比べると他の出演陣はいかんせん劣ってしまい、彼が出なくなるととたんに面白くなくなるんです。

特に、ヒロイン役のイ・ヨニさんは明らかにミスキャストで、性別を隠す男装が機能していませんでした。

これが宮廷ロマンスなら彼女の可愛らしさが活かせたのでしょうが、男らしさを見せる必要がある本作の男装に関しては違和感しかありませんでした。

有名俳優と豪華なスタッフにより期待させられたドラマだった分、男装がイマイチだったのをはじめとして、日本でのシーン(日本語のカタコトっぷりや時代考証がめちゃくちゃなところなど)の突っ込みどころ満載感や、正直盛り上がりに欠けるラブロマンスなどを見ると、パッケージは派手なのに中身はスカスカだったような印象になってしまいました。

最終回は?

平均して10%前後をいったり来たりしてきた視聴率でしたが、終盤で5.7%、最終回も7.8%と振るいませんでした。

最終回は特に驚きもないものでしたが、悪人であっても子を思う気持ちは同じという事を見せられた切ないものでした。

まとめ:このドラマは4代の王が代わる様をヒロイン目線から描いています。ドラマ全体としては長いんですが、王が代わる度に新たな展開があるので途中で見るのを止めることはありませんでした。

しかし、キャラクターとして魅力的なのは前半の出て来た光海君だけでしたし、ストーリー的な驚きもなく、後半は惰性で見たようなものでしたね。

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