イ・スンギ除隊後初出演作品!豪華共演者とおくる「西遊記」をモチーフにした胸キュンファンタジックラブコメディー。
キャスト、視聴率やあらすじ、感想、問題点をまとめました。
(トップ画像公式ページより)
【花遊記】キャスト・視聴率
全20話
2017年12月より韓国で放送
平均視聴率 5.42%
最高視聴率 6.94%
演出 :パク・ホンギュン
「善徳女王」「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン」
脚本 :ホン・ジョンウン
「美男<イケメン>ですね」
ホン・ミラン
「主君の太陽」
【ソン・オゴン/孫悟空】イ・スンギ
【ウ・フィ/牛魔王】チャ・スンウォン
【チン・ソンミ/三蔵法師】オ・ヨンソ
【P.K/猪八戒】イ・ホンギ(FTISLAND)
【ユン・テジク/沙悟浄】チャン・グァン
【マ・ジヨン/マ秘書】イエル
【イ・ハンジュ】キム・ソンオ
【オクリョン】ユン・ボラ
【プジャ/アサニョ】イ・セヨン
【冬将軍】ソン・ヒョク
【博物証人の孫役】ワン
【特別出演】チャン・グンソク
【花遊記】紹介
「美男<イケメン>ですね」など大ヒット作を世におくりだした脚本家ホン姉妹が自信をもって挑んだ最新作!妖怪と人間が生み出す奇想天外な世界観にハマること間違いなし!
キャストは「君たちは包囲された!-アクシデント・ラブ-」から約3年ぶりのドラマ出演で除隊後初の作品となる俳優イ・スンギさんの主演で韓国のみならず日本でも話題を呼びました。
大人の魅力が増した彼の姿は必見!
ヒロインを演じたのはオ・ヨンソさん。
自由きままの問題児だが自分を守ってくれるオゴンに惹かれていく三蔵法師チン・ソンミの熱演ぶりにも注目です。
さらに、喧嘩ばかりしながらもオゴンを気に掛ける牛魔王にチャ・スンウォンさんや猪八戒を演じるFTISLANDのイ・ホンギさんなど脇を固める超豪華共演者にも目が離せない作品です。
「花遊記」秘話
豪華出演者など前評判も高かった本作ですが、問題点がいくつか露呈したことも話題となりました。
① 前代未聞放送事故!?
本作、撮影中に現場スタッフがセットから転落するという事故が発生。雇用労働部の現場調査がとり行われるなど大きなニュースになりました。
また過密スケジュールで、放送時間の遅延やスタントマンのワイヤーが見えてしまったり、CGが処理しきれていないなど相次ぐ放送事故に見舞われ制作陣が公式資料を通じて謝罪文を発表。
改めて韓国ドラマ撮影の劣悪な環境が問題視されることとなりました。
② 反日問題!?
本作の中に、親日派を拒み、反日を擁護する表現が出てきて不快感を露わにする日本の視聴者の意見も取りだたされました。
歴史上の問題に関しては様々な見解や解決すべき点が多いのは事実ですが、ドラマ上で政治色が見え隠れするとどうしてもその部分が大きくクローズアップされてしまうので残念ではあります。
韓国側でも反日、親日ではなく、歴史的・政治的な要素を劇中に含むことへの違和感を感じた視聴者もいたようです。
【花遊記】あらすじ
チン・ソン(オ・ヨンソ)は幼いころから幽霊や妖怪が見えてしまう特異体質。そのせいで友達も出来ず孤独に過ごしていた。
ある日、偶然出会った牛魔王ウ・フィ(チャ・スンウォン)の頼みで五行山に入ることに。
そこにいたのは、長年、妖力を封じられ閉じ込められていた孫悟空ソン・オゴン(イ・スンギ)。ソンミは自身を悪霊から守ってくれるという約束をしてくれたオゴンを助けてあげた。
「名前を呼べばいつでも駆けつける」と言い自由になったオゴンだったが、ソンミの記憶から自分の名前を消して逃げてしまうのだった。
名前を思い出せずオゴンを呼び出せないソンミはそのまま大人へと成長する。
霊が見えることから訳あり物件を取り扱う不動産屋の女社長として、経営を行う傍ら幼いころにあった妖怪(オゴン)を探していた。
ようやく、再会したオゴンとソンミだったが自分を食べようとするオゴンから身を守るため牛魔王からもらった“緊箍児”によってオゴンを支配することができるように。
“緊箍児”によってソンミを愛するようになったオゴンと“緊箍児”の力のせいだと知りながらもオゴンに惹かれていくソンミの奇妙な関係が続き・・・。
【花遊記】感想・評価
「西遊記」がモチーフになっていることもあり、登場人物には馴染みがあるものの、それぞれのキャラクターがとても濃くてこれまでイメージしていた西遊記とはまったく異なる設定が魅力的でした。
完全自由人できままな孫悟空オゴンを演じていたイ・スンギさんはさすがの名演技で身のこなしや表情が素敵で、食い入るように見ていました。
そんなオゴンに惹かれるオ・ヨンソさんの複雑な感情が表れた演技や2人のラブラインにはドキドキさせられながら楽しく視聴できます。
また、牛魔王演じるチャ・スンウォンさんや秘書役のイエルさんの関係性もコミカルが笑いの要素も満載でした。
FTISLANDのイ・ホンギさんや元SISTARメンバーのボラさんなども出演されK-POP好きの若い層の視聴者が見ても満足するキャスティングだと思いました。
欲を言えば、ストーリー後半のまとまりが崩れて最終回が慌ただしく終わってしまったかんじがしたので。その点は残念だったと思います。
続編があってもいいような展開だったので次作があれば是非熱望したい作品です。
インターネット上でのコメントを見ても、やはり豪華キャストを評価するものは多く、キャスティングだけでも見る価値ありという内容が目立ちます。
ストーリーに関しても見ごたえのあるラブシーンに満足度は高く、笑いあり、切なく涙するシーンありの緩急効いた構成で満足度は高い作品と言えるでしょう。
最後にキャスティング秘話
イ・スンギさんがピッタリハマり役の孫悟空を演じられましたが、当初はこの孫悟空役にパク・ボゴムさんが打診されたという記事がありました。
パク・ボゴムさんが固辞されたことで誰が主役を演じるかに関心が寄せられましたが演技力も高く、容姿的にもパク・ボゴムさんよりしっくりいくような気がしてイ・スンギさんが演じられることになり、個人的には断然良かったのではないかと思います。