<最強の童顔>チャン・ナラ主演作。
ファッション業界を舞台に描くアラサー女子を主人公としたラブコメディです。
キャスト・あらすじ・感想・見どころをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
童顔美女(韓国ドラマ)キャスト
全20話
平均視聴率16.6%
放送年度(2011年5月から韓国で放送)
演出:イ・ジンソ/イ・ソヨン
脚本:オ・ソンヒョン/チョン・ドユン
【イ・ソヨン役】チャン・ナラ
【チェ・ジヌク役】チェ・ダニエル
【チ・スンイル役】リュ・ジン
【カン・ユンソ役】キム・ミンソ
【ペク部長役】キム・ミギョン
【チャン課長役】ホン・ロクギ
【パク主任役】ソン・ファリョン
【イ・ソジン役】オ・ヨンソ
【イ・チョンオク役】キム・ヘオク
【チ・ジュヒ役】ヒョニョン
このドラマは初回視聴率一桁から最高視聴率17.5%を記録した、同時間帯ドラマ視聴率No.1作品です。
本作がチャン・ナラにとって「ウェディング」以来6年ぶりの韓国ドラマ復帰作。
本作のOSTでもチャン・ナラの歌声が聞けますのでご注目ください。
童顔美女(韓国ドラマ)あらすじ
本作のヒロイン・ソヨン(チャンナラ)は34歳。ある日、14年間も務めた繊維会社から突然リストラされてしまいます。
見た目が童顔のソヨンは、妹のソジン(オヨンソ)に騙されて彼女の代わりに25歳の「ソジン」としてアパレル会社ザ・スタイルで働くことに。
しかし、その会社には以前に妹と大騒動に巻き込んだ男ジヌク(チェダニエル)が働いていたのです。ジヌクは彼女に対して恨みを持っていて、復讐を企んでいたのでした。
一方、冷静沈着な社長スンイル(リュジン)は、ソヨンのデザイナーとしての才能に気付き彼女自身にも惹かれ始めます。そんなスンイルを長年想ってきた理事の娘でデザインチーム長のユンソ(キムミンソ)は、ソヨンに嫉妬し彼女を陥れようと計画を立てるのです。
童顔美女(韓国ドラマ)みどころ
韓国社会における女性の年齢差別というのは根強いもので、会社においても恋愛においても年齢が高いというだけで差別されるという現状をコメディタッチのドラマで描きながら、その問題を痛烈に批判するという狙いで作られた作品です。つまりは男に対する非難であり、女性の強さを描いた作品でもあるということです。
主演のソヨンはチャン・ナラにしか出来ないようなキャラクターですし、本作の成功により彼女も韓国ドラマ界に返り咲くこととなりました。
いつも世話を焼いてくれる年下のジヌクや、頼りがいのある足長おじさん的な社長のスンイルなど、彼女を取り巻く恋愛模様も見ごたえがありますし、悪女間満載のユンソも抜群の嫌らしさを見せてくれます。そうでありながら、基本はラブコメなのでとても見やすいドラマです。
「ザ・スタイル」の同僚たちもキャラの濃い面々で、ソヨンの師匠ともいえるペク部長や、チャン課長とペク主任のナイスコンビ、ヒロインの家族や社長の娘にソヨンの友人で社長の妹のジュヒなど、ユンヒ親子以外はみんな基本いい人というのもこのドラマのポイント。
そして、ファッション業界を描いたドラマということもあり、ファッショナブルな衣装を見るのも楽しいですし、業界の裏側を描いているのも注目です。
基本はアラサー女子のお仕事ドラマであり、年齢差別を乗り越えて彼女は成功できるのかにスポットを当てたドラマです。そこに年の差恋愛や、ライバルとの熾烈な戦いを通して、女性の強さと美しさを表したドラマでもあります。
童顔美女(韓国ドラマ)感想と評価・評判
最後に
同年のドラマ作品に「シークレット・ガーデン」や「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン」といった有名作があるため、この番組も高視聴率だったのにイマイチ目立ってないのが残念でなりません。
ド派手な展開や、韓国ドラマ特有の設定も少ない作品ですが、シンプルに「面白い」と呼べる作品なんです。意外と見逃してる方も多いと思うので、是非一度ご覧ください