ドアロック【韓国映画】キャスト・あらすじ・解説!ホラーなの?感想は怖い?

 

韓国映画ドアロック

コン・ヒョジン主演。

現代社会における一人暮らし女性に迫る恐怖を描いたリアルホラースリラー!

キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。

(トップ画像公式ページより)

 

 

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目次

ドアロック【韓国映画】キャスト一覧

2018年12月5日より韓国にて公開(日本公開日2019年12月20日)

上映時間:103分

監督:イ・グォン
「花美男(イケメン)連続ボム事件」
「私の恋愛の記憶」など

脚本:パク・ヒョンヒ、イ・グォン

【チョ・ギョンミン役】コン・ヒョジン
銀行員。601号室の住人。

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【オ・ヒョジュ役】キム・イェウォン
ギョンミンの同僚。

 

【イ刑事役】キム・ソンオ
警察官。

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【キム・ギジョン役】チョ・ボンネ
銀行の迷惑客。大工。

 

【ハン・ドンフン役】イ・ガソプ
マンションの管理人。

 

本作は、2011年のスペインのホラー映画「スリーピング タイト 白肌の美女の異常な夜」を原作とした恐怖映画。

主演はラブコメの女王として知られるコン・ヒョジンさん。”コンブリー(コン・ヒョジン+ラブロマンス”というニックネームも有名な女優さんですが、本作ではどこか幸が薄そうな、それでいて男を惑わせる色気をまとっているというキャラクターを演じています。傑作ドラマ「椿の花咲く頃」のヒロインとちょっとテイストが似ている印象がありましたね。

共演は、警察以上に活躍を見せるヒロインの後輩役をキム・イェウォンさんが演じています。他のドラマでは小悪魔的なキャラクターや恋のライバルを演じているイメージがありますが、本作では身体を張ってストーカーに立ち向かっています。

他にも、嫌味な刑事役を名バイプレイヤーのキム・ソンオさんが、ヒロインにつきまとう迷惑客をチョ・ボンネさんが演じ、2018韓国ベストスター賞で新人賞を獲得したイ・ガソプさんがマンションの管理人役を演じています。

特別出演としてイ・チョニさん、キム・グァンギュさんもヒロインの上司役として出演しています。

当初はストーカー役としてイ・ボムスさんの名前も挙がっていたようですが、ここまで有名な方が犯人役だと最初から勘ぐってしまう恐れがあるので、別の人を起用したのは正解だったかもしれませんね。

 

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ドアロック【韓国映画】あらすじ

マンションで一人暮らしをしている銀行員のギョンミン(コンヒョジン)は、以前から身の回りで起こる不審な出来事に頭を悩ませていました。

部屋のドアロックのナンバーキーに不審な粉が付いていたり、夜中に誰かがドアを開けようとしていたりと、その度に恐怖にかられ警察に相談するものの実際には事件が起きていないとして煙たがられる始末だったのです。

そんな中、銀行の窓口でお客とトラブルになってしまったギョンミンは、その客から問い詰められていたところを上司に救われます。

その後、家まで送ってもらったギョンミンですが、不審な人物の存在や仕事でのストレスから誰もが怪しく思えてしまい、ギョンミンの忘れ物を届けに来ただけの上司のことも警察に通報してしまいます。

その後、ギョンミンが警察と共に上司の待つ部屋に戻ってみると、そこには上司の死体が転がっており・・・。

 

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ドアロック【韓国映画】みどころ

本作は一人暮らしの女性に付きまとうストーカーの恐怖をサスペンス的な展開で描いたスリラー作品です。

寝ている内に部屋の中に侵入されているという恐ろしさや、夜中に部屋のドアロックの解除しようとする謎の人物の存在など、一人暮らしをしたことがある人なら共感出来る要素がたくさん描かれているのが特徴となります。

不信感からドアロックのパスワードを変更したり、何度も警察に相談するも軽くあしらわれてしまったりと非常にリアルな部分が多く、周りに頼れる人が少ないというのも現代人および都会人ならではの悩み。

その上、ヒロインに優しい上司の存在であったり、職場での対応に恨みを持つ暴力的な男がいたりと怪しい人物が複数人いるのもポイントで、ストーカーがその中にいるのか、それとも顔も知らない誰かなのか予想するのも醍醐味となっています。

誰の身に起きても不思議でない事件をスリル満載に描いた恐ろしい作品です!

 

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ドアロック【韓国映画】感想・解説

ホラー映画と言えば、実際に起こりそうで怖いものと非現実的な状況に恐怖するものとがあると思いますが、本作は完全に前者のパターン。

近年はSNSにまつわるものやスマホに関連したホラー作品などをよく見かけますが、本作は定番のストーカーものとデジタルロックという現代的な要素を組み合わせたミステリー要素もある作品でした。

一人暮らしの女性の家に知らない男が侵入しベッドの下で息を潜めているという恐怖、その上勝手に歯ブラシを使われていたり薬を嗅がされて隣で寝ていたという気持ち悪さなど、変に殺人鬼や怪物が出てくる作品よりも断然怖かったですね!

その上、ストーカー事件にありがちな警察の対応の悪さだったり、被害者が肩身の狭い思いをするという点もしっかり描かれていて、普通にありそうな内容なのが怖さを倍増させているんです。

とはいえ、ヒロインの行動がもっとまっとうだったらと思ってしまいます。心配されようともすぐに親に相談するとか、マンションの管理会社に状況を訴えるとか、そして容疑者として疑われても一人で行動しないなど、出来る限りのことをやってたのにそれでも・・・というのなら納得出来たんですけどね。

まぁ、実際には恐怖で正しい判断が出来ないかもしれませんし、ご近所付き合いが希薄だったり周りの目が気になる現代においてはなかなか難しいのかもしれません。

そもそも、そういう行動をとらなければ映画として面白味がないですしね。

確かに導入部分は誰もが共感しやすいからこそ恐ろしかったんですが、その後は自ら危険に飛び込んでいるのでかなり無謀だと言えます。

リアルテイストなスリラー作品としてはかなり面白い部類の作品だと思います!

まとめ:女性の一人暮らしの危険性であったり、同じ地域、同じマンションで暮らしながらも住人たちのことを全く知らないという現代の盲点をついた見ていてゾワっとする作品でした!

最後に

人によっては終盤まで犯人の正体に気付かなかったみたいですが、実は序盤からかなりヒントが散りばめられていました。

ヒロインがマンションの防犯カメラの映像を確認してもロビーやエレベーター内しか映っておらず、部屋前の廊下のカメラはダミーであることから自然とドアロックを触れる人は限られてくると分かりますし、明らかに怪しくどうみても犯罪者タイプの男が序盤から出てくるのも引っ掛けだと気付きます。

つまり、一見すると危険そうに見えない人こそ実は・・・という定番の設定が使われていたんですね。

まぁ、最初から登場人物の一人一人を怪しみながら見ている人は少ないので、後半になって「そういえば!」と気付くのが普通なんですけどね。

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