熟年再婚をメインテーマにタイプの違う二つの家族がどのようにして心を通わせていくのかを描いた笑いあり涙ありのホームドラマです!
キャスト、あらすじ、感想、評価などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
だまされても夢心地【韓国ドラマ】キャスト一覧
U-NEXT全60話
平均視聴率:16.05%
最高視聴率:18.4%
放送期間:2021年3月29日〜10月1日まで韓国KBSで放送
演出:キム・ジョンギュ
「感激時代〜闘神の誕生〜」
「ドキドキ再婚ロマンス~子どもが5人」など
脚本:ヨ・ミョンジェ
【クム・ジョンファ役】チェ・ジョンウ
クム家家長。インテリアショップ経営者。
【カン・モラン役】パク・ジュングム
美容室モランヘア経営。ジョンファの再婚相手。
【クム・サンベク役】リュ・ジン
クム家長男。主夫。
【イン・ヨンヘ役】パク・タムヒ
サンベクの妻。理学療法士。
【クム・サング役】イム・ヒョンジュン
クム家次男。放送局PD。
【オ・ミニ役】ユン・ヘヨン
サングの妻。女優。
【クム・サンミン役】イ・テグ
クム家三男。アーティスト志望。
【ハン・グル役】ワン・ジヘ
モランの長女。アラン出版社編集長。
【ハン・ダバル役】ハム・ウンジョン(T-ARA)
モランの次女。柔道師範。
【ミン・ガウン役】チュ・アルム
ダバルとグルの義理の姉妹。アラン出版社のデザインチーム社員。
最高視聴率33.5%を記録した2016年No.1ヒット作「ドキドキ再婚ロマンス~子どもが5人」の監督が手掛けた家族ドラマ。
スポンサーリンク
だまされても夢心地【韓国ドラマ】あらすじ
妻を早くに亡くしたジョンファ(チェジョンウ)は、インテリアショップを経営しながら男で一つで息子3人を育ててきました。
その甲斐もあって長男サンべク(リュジン)は理学療法士のヨンヘ(パクタムヒ)と結婚し20歳になる双子の姉弟にも恵まれ、放送局PDとして働く次男サング(イムヒョンジュン)も女優のミニ(ユンへヨン)と結婚し、三男サンミン(イテグ)もアーティストとして個展を開くことを目指していました。
しかし、頑固で口下手なジョンファと息子たちの関係は気まずいもので、そんな父が突然再婚すると言い出したこともなかなか受け入れられずにいました。
一方、ジョンファの再婚相手である美容師のモラン(パクジュングム)は、編集長の長女グル(ワンジヘ)、柔道師範のダバル(ハムウンジョン)、ダバルの娘ソル(イゴウン)、ダバルの義妹ガウン(チュアルム)たち5人で暮らしていました。
そんな二つの家族は家長が再婚したことで一つの大家族となるのですが・・・。
スポンサーリンク
だまされても夢心地【韓国ドラマ】みどころ
タイプの違う二つの家族が親たちの再婚によって大家族になる過程を描いた感動の家族ドラマ。
人付き合いが苦手な家長とお互いに無関心な息子たちを持つジョンファ一家と、明るくて世話好きなモラン一家の面々がある日突然一つの家族になる!
こんな正反対の家族がどのようにして親密になっていくのかを笑いあり涙ありで描いています。
熟年再婚を主軸に、夫婦ごとで夫と妻の役割や立場が様々なことや、シングルファーザーに惹かれるキャリアウーマン、シングルマザーと年下の叔母との複雑な関係、そして若者の授かり婚など、現代ならではの様々な結婚・夫婦・家族関係が描かれており、誰の視点で見るかで様々な見え方をするのが特徴となっています。
父親の熟年再婚が理解できない男三兄弟と、母の再婚を心から応援する姉妹たちは果たして一つの家族になれるのか!?
スポンサーリンク
だまされても夢心地【韓国ドラマ】感想・評価
「ドキドキ再婚ロマンス~子どもが5人」の監督が、今度は熟年離婚をテーマに描いた家族ドラマです。
再婚して家族が増えるのも、近しいところでロマンスが展開されるのも「ドキドキ~」と同様なんですが、本作は三世代が登場するので登場人物の平均年齢も上がり、ロマンスよりもどうやって一つの家族となっていくのかがテーマになっていました。
確かに家族ドラマとして見るなら本作の方が共感しやすいのですが、キャスト的には「ドキドキ~」の方が圧倒的に魅力的で、シム・ヒョンタク、シム・イヨン、ソンフン、シン・ヘソン、イム・スヒャン、アン・ウヨンなどによるロマンスは本作よりも圧倒的に派手でした。
ただ、熟年再婚によりいきなり家族が倍増する展開や、男性中心の家族の中に女性が4人も増えるドキドキ感などは面白く、パク・ジュングムがいい母親役を見事に演じていたのも新鮮でしたね。
視聴率が低かった(初回が最高視聴率)のは、韓国の家族ドラマとして珍しい悪役がいないことや派手な展開がないことが影響していたようですが、むしろ私としてはそれが本作の魅力だと思いましたね!
穏やかな展開が好きでマクチャン要素が苦手な人にこそオススメの作品です。
まとめ:マクチャンドラマが苦手な人にこそ見てほしい穏やかな家族ドラマ!
派手な展開や魅力的なロマンスは期待できないものの、親の再婚によって家族の仲が深まる展開や大家族ドラマとしてはとても魅力的な作品だったと思います。
最後に
視聴率の点から見ても、やっぱり韓国の家族ドラマはマクチャン要素がないとヒットしないんですね!
個人的にはマクチャン要素が強い作品は好みでないので敬遠しがちなんですが、逆に韓国ではイマイチ(一定の評価はあるもののヒットしなかったもの)な作品を見ると「なんだ、面白いじゃん!」ということがよくあります。
それは家族ドラマに限らず、ラブロマンスやヒューマンドラマといったジャンルでも同様で、やっぱり人によって好みはそれぞれということなんでしょうね。