
「その冬、風が吹く」など数々の作品でタッグを組んできた、韓国のカリスマ脚本家ノ・ヒギョンと人気演出家キム・ギュテによる作品。
主演はチョ・インソン×コン・ヒョジンが贈る、大人のためのヒーリング・ラブコメディです。
チョ・インソンの抜群のカッコよさや、コンブリ(コン・ヒョジン+ラブリー)のイメージを一新するコン・ヒョジンの魅力溢れる名作となっています。
キャスト、あらすじ、感想、みどころなどをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
大丈夫、愛だ キャスト一覧
全16話
平均視聴率10.4%
最高視聴率13.4%
放送年度(2014年7月から韓国で放送)
演出:キム・ギュテ
脚本:ノ・ヒギョン
【チャン・ジェヨル役】チョ・インソン
【チ・ヘス役】コン・ヒョジン
【チョ・ドンミン役】ソン・ドンイル
【パク・スグァン役】イ・グァンス
【イ・ヨンジン役】チン・ギョン
【ハン・ガンウ役】ディオ(EXO)
【チャン・ジェボム役】ヤン・イクチュン
【ヤン・テヨン役】テ・ハンホ
【オ・ソニョ役】イ・ソンギョン
【元彼役】ト・サンウ
本作は同時間帯視聴率1位を記録した作品で、2014SBS演技大賞で6冠、2014APAN STAR AWARDSでは3冠など数々の賞を獲得した作品です。
2014年は「星から来たあなた」という大ヒット作がありましたが、そんな中チョ・インソンはAPAN STAR AWARDSにおいて大賞を獲得していますし、EXOディオも新人男優賞を獲得していて、演技評価の高い作品だといえます。
沖縄でのシーンも

ドラマの中盤での沖縄のシーンも話題となり、シーサー園、むら咲むら、万座毛、琉球村などなど美しい風景で有名な観光スポットでロケを行いました。
沖縄撮影前にコン・ヒョジンが交通事故に合うなどの災難がありましたが、そんな中、沖縄での撮影には心癒されたのだとか。
一部熱心なファンが沖縄までついていき、花束とプレゼントを渡したそうです。
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大丈夫、愛だ あらすじ
このドラマには様々な心の問題を抱える人物が登場します。本作のヒロインもその一人です。
チ・ヘス(コンヒョジン)は精神科医として働きながらも、幼いころのトラウマにより恋愛恐怖症に悩んでいます。
ある日トークショー番組に出演することになり、その共演者だったのが人気作家のチャン・ジェヨル(チョインソン)でした。
彼の精神科医を馬鹿にしたような発言に反感を覚え、二人は激論を交わすことになるのですが、そんなヘスに対してジェヨルは興味を持つようになります。
その後二人はクラブで再会するのですが、突然現れた元患者にヘスが暴力を振るわれてしまうのです。
そんなこともあり、ますます彼女に興味を持ったジェヨルは彼女が住むシェアハウスに引っ越してきて、積極的にアプローチするように・・・。
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大丈夫、愛だ みどころ
本作はジェヨルとヘスのイチャイチャする愛を描いたラブロマンスであり、弱い人を傷つける社会の偏見と先入観に立ち向かったドラマでもあります。
同年には「星から来たあなた」という大ヒット作があり、それと比べると高い視聴率は獲得出来ませんでしたが、演技力も脚本も高く評価されることになりました。
登場人物の多くが心に傷を持つ難しい役どころであり、一歩間違えればひどく暗くなりすぎるか、病を軽視するように映りかねない危険性もありましたが、見事に笑いと癒しを融合させた作品となっています。
シェアハウスを舞台に医者と患者が一緒に暮らしているというのも面白く、患者を病人として扱っていないところも魅力の一つ。
更に病気を治す役の医者にも悩みや<心の病>があり、時に患者によってそれが癒されるのも感動的です。

普通の医療ドラマとは違い、まるで別荘地でのバカンスを見ているような場面も多々あって、医者と患者の間に壁がありません。
病院での診察シーンよりもそういった場面が多く、日常生活を送る多くの人が色んな悩みや傷を抱えていて、特に珍しいことでもないんだということが自然に描かれています。
シェアハウスに集まる人々以外に、ハン・ガンウという謎の高校生もいますが、ディオはとても演技初挑戦とは思えないほどの落ち着きと自然な演技を見せていて、注目してみてほしい重要人物です。
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大丈夫、愛だ 感想と評価・評判
コメディエンヌ一辺倒だと思っていたコン・ヒョジンの評価を思い直した作品。
このドラマでも、ファッショナブルな衣装や、かわいさが目立っていますが、そこに普段見かけないシリアスさが入り新たな一面を見ることができました。
もちろんコメディ要素もあるし、ドキドキの恋愛要素もありますが、登場人物みんなが何か傷を抱えて生きているということ、それは特別なものではなくごく普通にあることなんだよと教えてくれたドラマでした。