僕の彼女は九尾狐<クミホ>あらすじ&キャスト一覧!視聴率・感想・評価まとめ

イ・スンギ×シン・ミナ×ノ・ミヌ×パク・スジンの豪華共演。

最高視聴率22.5%を記録した人気脚本家ホン姉妹によるファンタジー・ラブコメディです。

キャスト、あらすじ、感想、みどころをまとめました。

 

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目次

僕の彼女は九尾狐<クミホ>キャスト・視聴率

全16話

最高視聴率22.5%
平均視聴率15.0%

放送年度(2010年8月から韓国で放送)
演出:プ・ソンチョル
脚本:ホン・ジョンウン/ホン・ミラン

【チャ・テウン役】イ・スンギ

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【ク・ミホ(九尾狐)役】シン・ミナ

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【パク・トンジュ役】ノ・ミヌ

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【ウン・ヘイン役】パク・スジン

【パン・ソンニョ役】ヒョミン

【チャ・プン役】ピョン・ヒボン

【チャ・ミンスク役】ユン・ユソン

【パン・ドゥホン役】ソン・ドンイル

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【キム・ビョンス役】キム・ホチャン

このドラマは「マイガール」や「ファンタスティック・カップル」などで知られるホン姉妹脚本作品です。

本作の主人公イ・スンギさんとは、色々な問題で話題となった「花遊記-ファユギ-」で再びタッグを組んでいます。

同じくホン姉妹作品の「美男<イケメン>ですね」の出演者パク・シネさん、イ・ホンギさん、AFTER SCHOOLのユイさんもゲスト出演しています。

演出のプ・ソンチョルさんは「相続者たち」や「仮面」といった話題作が有名です。

イ・スンギさんは2009年の初主演作「華麗なる遺産」で最高視聴率47.1%を記録し一気に大ブレイク、次の主演作がこのドラマです。そして2010年のソウル・ドラマアワードで男優部門1位に輝き、名実共に若手No.1のトップスターとなりました。その後も「キング」「九家の書」などに主演し、退役後初の主演作が上記の「花遊記-ファユギ-」となります。

今作のヒロイン、シン・ミナさんはモデルとしてデビューし、2001年に「美しき日々」映画「火山高」で女優デビュー、その後も映画「甘い人生」「魔王」「アラン使道伝」など、多数の作品で主演しています。

ヒロインを追う怪しい獣医師を演じるノ・ミヌさんは、元々はドラマ―。X JAPANのYOSHIKIさんプロデュースするバンドTRAXにおいてROSEの名前でドラムを叩いていました。その後俳優に転身し「パスタ」や「フルハウスTAKE2」などで知られています。

そんなノ・ミヌさんと「剣と花」でも共演しているのがパク・スジンさん。Sugarの元メンバーで、ペ・ヨンジュンさんの奥さんです。

そしてヒョミンさんは、T-ARAのメンバーで女優としては「階伯」や「1000番目の男」、他に映画で主演もされています。

主要キャストが皆20代前半と若く、その脇を固めるのがソン・ドンイルさんやピョン・ヒボンさんといった韓国ドラマ・映画界の常連俳優さんです。

 

僕の彼女は九尾狐<クミホ>OST情報

このドラマのイ・スンギさんが歌手もしているだけあってOSTにも参加しています。

共演のシン・ミナさん、ノ・ミヌさんもソロで参加していますし、その他にもイ・ソニさんやキム・ゴンモさんといったベテランも参加された充実した内容となっています。

 

 

僕の彼女は九尾狐<クミホ>あらすじとみどころ

このドラマの題材となる九尾狐(クミホ)とは、韓国ではおなじみの狐の妖怪で、日本だと九尾の狐として知られていますね。

これまでにも映画やドラマの題材として何度も扱われてきて「九尾狐外伝」(キム・テヒ主演)「九尾狐ヨウヌイ伝」(ハン・ウンジョン主演)やイ・スンギさん主演の「九家の書」も男性版九尾狐と言われる神獣が登場しています。

ただし、上記の2作や他の多くの作品はホラーテイストだったりが基本なのですが、このドラマはファンタジー要素の強いロマンティック・コメディとして描かれているのが特徴です。

人間と妖怪との悲恋や悲しい過去も描かれてはいますが、従来の作品のようにおどろおどろしくはせずにキュートで可愛らしい感じで九尾狐を扱った作品です。

アクション俳優を目指すチャ・テウンが本作の主人公。テウンは幼いころに両親を亡くし、金持ちの祖父と叔母との三人暮らしをしています。

そんなテウンは大学の授業料を使い込んだり、祖父に入れられた予備校から抜け出したりとやりたい放題。

しかし、抜け出した先の寺で怪しい掛け軸を発見し、そこで謎の女の声がきこえてきて・・・

なんやかんやで彼の前に美女の姿で九尾狐が現れ「ク・ミホ」と呼ぶことになってしまいます。

取りつかれてしまった彼と彼女の笑いあり涙ありの生活がこうして始まったのでした。

簡単に状況を説明するなら、両親はいないが金持ちのおじいさんに育てられ何不自由なく暮らしていた青年が、ある時妖怪の封印を解いてしまい取りつかれたということ。

そして、その妖怪が美人で周りの友人たちに彼女と間違われおかしな関係性が出来挙がってしまう。

「うる星やつら」のあたるとラムの関係に近いのかもしれません。

食べられたくないと怖がるテウンと彼に付きまとうミホ。初めは正体に怯えているのですが、次第に惹かれていき二人でずっと居たいと思い始めます。

定番と言えば定番ですが、そこに謎のイケメンが介入してきたり、主人公が元々好きだった相手も登場したりとラブコメらしい展開になってきます。

そういったベタなラブコメも面白いのですが、テウンのおじいさんやチョウ・ユンファに憧れるアクションスクールの監督、未だ独身のテウンのおばさんなど濃いキャラがとても面白く、人間と妖怪の恋というファンタジー要素に中年のロマンスまで加わって、物語をより一層見ごたえのあるものにしています。

特にシン・ミナさんの魅力一杯の作品で、ク・ミホの天然ぶりと可愛らしさは最高です。徐々に人間らしくなっていくミホの変貌ぶりも見どころ。

二人は結ばれていいのか、正体が周りにばれないか、ミホに付きまとう男の正体とは?ドキドキとハラハラが織り交ざったファンタジー作品でありながら、究極の愛とも呼べるものを描いた純愛ファンタジードラマ。

ラブコメ要素が強い作品ではありますが、号泣してしまうシーンも多い本格的なラブストーリーですよ。

 

僕の彼女は九尾狐<クミホ>感想と評価・評判

人間と妖怪(人外のもの)の恋というのは世界中でよく扱われるもの。大昔からある定番のものですね。しかしこれまでは、どちらかが命を落としたり結ばれなかったりする悲恋を描くのに丁度いいという感じで扱われていた。ホラーチックだったり、人間への恨みを描いたスリラーだったりしたものを真逆ともいえるロマンティック・コメディに仕上げてきたのは漫画的とも言えるだろう。確かに漫画だとこういう題材もよくあり、コメディにしたりされていたがそれを実写ドラマにしたのがスゴイと思う。そして想像以上に泣ける作品であるのがこれまた驚きだ。
いやー、シン・ミナがとにかく可愛い!何百年ぶりに封印を解かれた妖怪なわけで、当然世間からずれているわけだが、何を着てもすっぴんでもとにかく可愛いというのはシン・ミナだから出来たんじゃないか。この役は、神秘性や天然の美しさが無かったら成立しなかっただろう。最初は軽いノリのラブコメって感じだったのがお互いが本当に惹かれるにつれて、悲しい話や深い話になっていき、最後は涙なくして見られない話にかわっていったのがスゴイ。タイトルだけ見るとラブコメとしか思えないが、実は純愛物語という傑作だった。
このドラマと同じ主演の「九家の書」でも人間と妖怪の恋を描いているが、あちらは男女逆でアクションドラマに純愛を加えた感じで相当泣けたドラマだった。本作はラブコメという軸がありながら純愛という、同じく泣けるドラマ。イ・スンギが似たようなテーマの作品を2度やるのも面白いが、どちらも傑作というのも面白い。ただ、ヒロインの可愛さでいうとこっちの勝かな。
最初は人間と妖怪のおかしなカップルが巻き起こすドタバタラブコメといった感じで見始めたのに、実際はただ笑えるだけじゃなく心に残る言葉やシーンがある感動的な純愛ドラマだった。もうちょっとタイトルに深みが欲しいところだけど、ラブコメで興味を引いて段々物語の神髄を見せるという意味では正解なのかもしれない。初めはラブコメなのに、後半になってガラッと作風が変わるものもあるけど、この作品はちゃんとコミカルも残しながらなので予想と違う!ということにはならないと思う。
ラブコメにCGアリのファンタジーが入ると安っぽくなるんじゃないかと心配だったが、シン・ミナはしっぽが生えても全く違和感なく、むしろあったほうがいい!と思ったほど。韓国ドラマで、ファンタジー要素があるものは見たことがないけど、これは大成功でしょ。変に彼女を取り合ったり、強烈に悪い奴も登場しないのが作品の柔らかい雰囲気に合っていて良かった。へインは憎たらしかったけど。韓国お決まりの、初恋でも、玉の輿でもないけど最高のラブコメだと思う。
まとめ:キュートなテンポで進むラブコメドラマでありながら、切なくて優しい純愛ドラマでもあるホン姉妹を代表する作品の一つです。シン・ミナ扮するク・ミホの可愛さは凄まじく、男女問わず虜になること間違いなしです。ファンタジードラマとしても名作ですが、深い愛を描いた作品としても名作ではないでしょうか。

 

最後に

このドラマ本当に好きで一度見終わった後に再度見直したほどハマりました。

ドラマの入りがおバカな青年が妖怪の封印を解いてしまい取りつかれるというB級なノリなのですが、それがかえって導入部分としては物語に入り込みやすく、序盤の軽いラブコメ展開は誰もが楽しめると思います。

しかし二人が惹かれていくにつれて徐々に切なくて悲しい物語になっていき、一気に世界観に引き込まれるという周到な罠が張られた作品でもあるのです。

監督と叔母さんの癖の強いコンビも笑えるし、特にチョウ・ユンファに憧れてるってのがツボでした。

他にもトンジュの謎めいた感じも、へインの意地の悪さも二人の引き立て役として最高でした。

コメディとしても純愛としても楽しめる、笑って泣ける傑作ドラマです。

 

 

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