
期間制契約の新米教師が現実にもまれながら孤軍奮闘する感動ストーリー。
学校版「ミセン」と呼ばれ教育の現場をリアルに描いた、ソヒョンジン&ラミラン主演の話題作!
キャスト、あらすじ、感想、視聴率などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
目次
ブラックドッグ【韓国ドラマ】キャスト一覧
全16話
最高視聴率 5.4%
tvN放送 2019年12月16日~2020年2月4日まで
演出:ファン・ジュニョク
脚本:パク・ジュヨン
【コ・ハヌル役】ソ・ヒョンジン
【パク・ソンスン役】ラ・ミラン
【ト・ヨヌ役】ハジュン
【ペ・ミョンス役】イ・チャンフン
【キム・ヨンハ役】テ・イノ
【チ・へウォン役】ユ・ミンギュ
”「一人酒」「一人ご飯」「非婚」という言葉に代表されるこの時代において、私たちはみな「ブラックドッグ」なのではないか?”
という意図に基づいて作られたこのドラマ。
「1年間の期間制」として採用された新人教師が、学校という社会の縮図の中で真の先生になるために奮闘するドラマです。
主演はロコクィーンとしても知られるソヒョンジンさん。
ロマンチックコメディ(ロコ)のイメージが強く、それを払しょくさせるために髪を切って臨んだそうです。
ブラックドッグとは?
「ブラックドッグシンドローム」という言葉があります。
黒い保護犬は他の色の犬に比べて、新しい家族に引き取られにくいという傾向があるそうです。
本作のタイトルは偏見の対象となっている契約社員、非正規雇用などの韓国社会での問題をブラックドックと表現しています。
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ブラックドッグ【韓国ドラマ】あらすじ
バスで修学旅行に向かう途中、交通事故に遭ったハヌル(ソ・ヒョンジン)たち一行。足を怪我していたハヌルの救出に真っ先に立ち向かったのは、非正規雇用の教師だった。
勇敢な彼の行動によりハヌルは無事救出されたが、彼は帰らぬ人となってしまう。
危険を顧みず救ってくれた恩師の志に強く心を動かされ、ハヌルは教師を目指すようになる。
何度もチャレンジするも採用とはいかず諦めかけていた時、採用の連絡が来るものの、“1年間の契約採用”という条件付きだった。
職場では “親戚のコネ採用”とあらぬ噂が広まり、孤立してしまうハヌル。
彼女は噂を否定するも、誰も彼女の言葉には耳を傾けようとしなかった。
自分の居場所が無いハヌルは学校をやめようと決心するが、進学部部長のソンスン(ラ・ミラン)に鼓舞され、本来目指していたものに気づき奮闘する…。https://www.lala.tv/blackdog/
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ブラックドッグ【韓国ドラマ】視聴率・評価
ブラックドッグは最終話最高視聴率5.4%を記録し、同時間帯1位となりました。
このドラマは従来の学園物とは異なります。
「学校」は教育の現場でありながら、誰かにとっては職場であり、社会の縮図と同じもう一つの組織社会。
異なる価値観がぶつかり、教師間の目に見えない序列も存在しています。
その中でそれぞれの方法で悩んで成長していく先生たちは、普通の会社員と変わりありません。
真の先生になろうという主人公の努力は競争社会で忘れてしまった初心を思い出させ、多くの世代の共感を呼びました。
本作は学校版「ミセン」といわれ、真の教師とは何なのか改めて考えさせられた作品でした。
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ブラックドッグ【韓国ドラマ】感想・評価
韓国サイトに載っていた感想を紹介します
・現職教師だけど、このドラマは現実をうまく反映している。作家が教職経験があるのか、本当によく作られている。
・会社勤めの人がドラマ「ミセン」を見て感じた思いを、現役教師である私はこの作品から感じた。
・ソヒョンジン先生バージョンのミセン。
・どんなドラマとも相性がいいソヒョンジン。そのまなざしだけでも心が動かされ涙が出る。OSTもすごくよかった。韓国の教育問題も出てきて、大人たちも失敗しながら生き残るために同じように頑張っていることをみせてくれる。重苦しいかと思いきや、希望もあり、ソヒョンジンがこのドラマを引き受けてくれてよかった。
・ソヒョンジンがロコクイーンってだけでないことを示した作品で、ラミランとの相性も抜群だった。
・私の人生最高傑作。(多数)
・静かに深みのある、心に響くドラマだった。感動。ハヌル先生は大声は出さないが、しっかりと意思表現をしていたのが印象的。
否定的な感想
・中学生も自分の意見をはっきり言える時代なのに、コハヌルは行動一つ一つが足りなくてイライラする。
最後に
ラミランさんによるとソヒョンジンさんは演技の集中力がすごいそうで、後ろ姿しか映らないようなシーンでも顔つきが全く違うのだとか。
そういった姿に刺激を受けて気が引き締まる、と話していました。