カン・ジファン主演。
イ・ダヒ×チェ・ダニエル×チョン・ソミン共演で贈る痛快な復讐ドラマ。チンピラから真のリーダーになっていく男の姿を描きます!
キャスト、あらすじ、感想、みどころをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
ビッグマン【韓国ドラマ】キャスト一覧
全16話
U-NEXT全16話
平均視聴率:7.4%
最高視聴率:12.6%
放送年度2014年4月から韓国で放送
演出:チ・ヨンス
脚本:チェ・ジンウォン
【キム(カン)・ジヒョク役】カン・ジファン
【ソ・ミラ役】イ・ダヒ
【カン・ドンソク役】チェ・ダニエル
【カン・ジナ役】チョン・ソミン
【カン・ソンウク役】オム・ヒョソプ
【チェ・ユンジョン役】チャ・ファヨン
【ト・サンホ役】ハン・サンジン
【ホン・ダルスク役】ソン・オクスク
【イ・デソプ役】チャン・テソン
本作は『お嬢様をお願い!』の演出家と、映画『Mr.ソクラテス』の脚本家による作品。
主演は大ヒット作『がんばれ!クムスン』や『快刀ホン・ギルドン』『お金の化身』などの作品で知られたカン・ジファンさん。
ソ・ジソプさんとW主演した映画『映画は映画だ』では激しいアクションシーンを披露し、ドラマ『パンドラ小さな神の子供たち』ではヒューマン・サスペンスに挑戦するなど、様々なタイプの作品に出演しています。
ヒロイン役のイ・ダヒさんはスーパーモデル出身の女優さんで、抜群のスタイルと美貌で知られています。
出演作はドラマ『太王四神記』『エア・シティ』『秘密』『君の声が聞こえる』などヒット作ばかり。
主人公のライバル役となるチェ・ダニエルさんは、ドラマ『童顔美女』『ゆれながら咲く花』『ジャグラス』など主演作が多数ありますが、本作では悪役に挑戦しています。
主人公に猛烈アタックするお嬢様役には、ドラマ『イタズラなKiss』でデビューと同時にヒロインに抜擢されたチョン・ソミンさん。
本作以降は『D-DAY 』『ココロの声』『この恋は初めてだから』などで主演しています。
メインキャストの4人がそれぞれに作品で主演を務められる人気ものばかりな本作ですが、この4人を支えるのは韓国ドラマには欠かせないベテラン俳優たち。
ハン・サンジンさんは悪役を演じるイメージが強い俳優さんですが本作ではどういう立ち位置になるのかにも注目ですし、ドクソンの両親を演じるオム・ヒョソプさんとチャ・ファヨンさんの悪人ぶりも気になるところ。
上記の俳優さん以外にも、クォン・ヘヒョさん、ユン・ソヒさん、キム・ミギョンさん、ソン・ジェリムさん、パク・ウォンサンさん、イ・ソンミンさん、オ・デファンさんなどの人気俳優たちも脇役で出演していたり、特別出演していますので注目です!
ビッグマンのOST情報
本作のOSTは、ドラマ『馬医』や映画『サニー 永遠の仲間たち』も手掛けた音楽監督キム・ジュンソクさんが手掛けています。
ラテンナンバー「キム・テウ/Con Amore Mio」をはじめ、「キム・ヨンジ/二つの心がわからなかったから」や、「キム・ドンウク/空の道」、ロックバラード曲「ホン・ギョンミン/ほこりのように」など実力派シンガーによる曲が揃っています。
ビッグマン【韓国ドラマ】あらすじ
児童養護施設で育ったジヒョク(カンジファン)は町のチンピラではありながらも、市場の人たちとは情愛溢れる関係を結んでいました。
一方、韓国屈指の財閥の御曹司ドンソク(チェダニエル)は交通事故に遭い、急いで心臓移植をしなければならない危機的な状況に陥っていました。
ドナーを待つ余裕もないため、父親のソンウク(オムヒョソプ)は孤児であるジヒョクの心臓に狙いをつけます。
家族の間での移植は優先的に認められるためジヒョクを隠し子だと偽り、ソンウクは夜道でジヒョクを襲うという暴挙に出ます。
計画通り脳死状態に陥ったジヒョクですが、移植のための心臓を取り出そうとしたところで驚異的な回復力により意識を取り戻したのです!
移植は空振りに終わり、マスコミに隠し子の事がバレてしまい仕方なくジヒョクを財閥の跡継ぎとして系列会社の社長に就任させることに。
訳の分からないうちに財閥の息子になってしまったジヒョク。
彼らはジヒョクをていよく使い追い出すつもりだったのです。
そんな中で彼を助けてくれたのはミラ(イダヒ)でした。
しかし、ミラは実はドンソクの恋人で・・・。
ビッグマン【韓国ドラマ】みどころ
本作は、チンピラとして育ってきた主人公ジヒョクが、財閥の思惑に巻き込まれある日を境にグループの後継者となるという大逆転ストーリーです。
この流れが大ヒット映画『王になった男』に似ていることから「現代版王になった男」とも呼ばれることになりました。
権力者の都合で偽の後継者となった主人公は、そこで意外なる才能を発揮し真なるリーダーシップを見せるようになるというのが本作の醍醐味です。
しかし、都合良く使い捨てしようとしていた財閥の人間たちは、様々な隠謀を巡らせてジヒョクを追い出そうとしてくるのですが、彼らの本当の目的を知ったジヒョクは偶然手に入れた地位と愛する人を守るために奮闘していきます。
元々は御曹司ドンソクの彼女だったミラも、彼らの横暴さを目の当たりにしていくうちにジヒョクの魅力に惹かれていくようになります。
本作では後継者の座を巡っての争いを描くのと同時に、ミラを巡っての熾烈な恋愛模様が描かれるのも特徴で、そこに割って入るのが隠し子として連れてこられる前からジヒョクに惚れていたドンソクの妹ジナ(チョンソミン)。
このジナの登場によって彼らの関係は更に複雑なものとなり、ドラマに更なる面白さを加えることになります。
カン・ジファンさん演じるジヒョクは、かっこいいのにユーモラスで、喧嘩に強くて情も深いという魅力的なキャラクターです。
美人で優秀なミラはイ・ダヒさんにピッタリな役柄ですし、冷酷な悪人を演じるチェ・ダニエルさんもこれまでにない一面を見せてくれています。
そして、本作で一番破天荒なキャラクター・ジナを演じているチョン・ソミンさんは、他のキャラクターと比べると出演分量は少ないもののとても印象的な演技を見せてくれています。
果たしてジヒョクはカン一族の悪行を止めることが出来るのか?!
ビッグマン【韓国ドラマ】感想と評価・評判
このドラマ、最初はカン・ジファンさんの前作『お金の化身』と似た話なのかと思っていたんですが、似たテイストはありますが本作は男版シンデレラストーリーのようなところもあり、同じなのは復讐ドラマということ位でした。
似たような話なら見なくていいかなぁと思っていたので、遅れて見たのはちょっと損した気がしました。
カン・ジファンさんは特に好みな俳優さんという訳ではないのですが、シリアスな話にユーモラスを差し込むのが上手で、それでいてふざけ過ぎているようにも見えないという、本作のジヒョクのようなキャラクターが本当に良く似合いますね!
そういうところもあってか演出や脚本が上手いのかは分かりませんが、本作の財閥家の人たちがとんでもない悪いことをしても、嫌気が差すようなことは無く(あくまでも私の感想ですが)、重苦しいというよりも痛快な復讐ドラマといった印象がありました。
まぁ、悪事のレベルがあまりにも度を越すと呆れて笑ってしまうのかもしれませんが・・・とにかく、復讐ドラマでありながらも意外に気楽に見れる作品だったんです。
悪人がちゃんと成敗される勧善懲悪のドラマなのも楽しめた要因ですね!
復讐のドラマでありながらユーモラスさもある明るいドラマでした。
痛快な展開と善が悪に勝つ流れは、見終えた後の気分もスッキリです。
最後に
この作品は韓国ドラマの中でも特別長い話でもなく、内容も凄く凝ったものでもないためとても気楽に見れました。
復讐のドラマにしては分かりやすく、凄く取っ付きやすいと思いました。
何よりも配役がピッタリでしたね!