大人気俳優チャン・ヒョクが元ボクシングチャンピオンの落ちこぼれ父親役を熱演したアクションありミステリーありのハートフル・ヒューマンドラマ!
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
バッドパパ【韓国ドラマ】キャスト一覧
平均視聴率:2.74%
最高視聴率:4.0%
放送期間:2018年10月1日から2018年11月27日まで韓国で放送
演出:ジン・チャンギュ
脚本:キム・ソンミン
【ユ・ジチョル役】チャン・ヒョク
元ボクシングチャンピオン。ボクサーの資格剥奪後は刑事となる。
【チェ・ソンジュ役】ソン・ヨウン
ジチョルの妻。パートを掛け持ちして家計を支えている。
【ユ・ヨンソン役】シン・ウンス
ジチョルとソンジュの娘。高校生。
【イ・ミヌ役】ハジュン
総合格闘技チャンピオン。ソンジュの幼なじみ。
【チャ・ジウ役】キム・ジェギョン(元RAINBOW)
広域捜査隊刑事。刑事ジチョルの元相棒。
【チュ・グクソン役】チョン・マンシク
総合格闘技プロモーター。ジチョルのパートナー。
【キム・ヨンデ役】イ・ダウィ
ジチョルのコーチ。
【チョン・チャンジュン役】パク・ジビン
シング製薬代表。
【チャ・スンホ役】チョン・インギ
シング製薬新薬研究所博士。チャ・ジウの父。
本作は韓国の人気俳優チャン・ヒョクさん主演によるハートフル・ヒューマンドラマです。
チャン・ヒョクさんは本作の中で元ボクサー、刑事、そして総合格闘技の選手という役柄を演じており、得意とするアクションシーンも披露しています。
その結果チャン・ヒョクさんは、韓国の監督たちが選出する2018グリメ賞で最優秀演技賞を受賞した他、作品自体も最優秀作品賞やドラマ部門賞を獲得し、さらには2018MBC演技大賞まで受賞しています。
平均視聴率2.74%という数字は地上波作品としては低いものでしたが、近年の韓国ドラマは二桁に届くタイトルも少なく、同時間帯の裏番組が話題作ばかりだったこともありこのような結果になったようです。
しかし、作品の評価も視聴率のように低かったかと言われればそうではなく、実際視聴した方の満足度は高かったようですね!
共演は、「姉は生きている」などのソン・ヨウンさんに、注目の10代俳優の一人として今後の活躍が期待されているシン・ウンスさん、ミュージカルやドラマで活躍するハジュンさんや、アイドルグループRAINBOWの元メンバーとして知られ現在は女優として活躍中のキム・ジェギョンさんといった面々。
この他にも、チョン・マンシクさん、チョン・インギさん、イ・ジュニョクさん、チュ・ジンモさんといった有名ベテラン俳優も多数出演しています。
本作のOSTには、「 ハ・ドンギュン/Don`t Remember」「オ・ヒョク/Golden Goat」「シンジェ/待って」「キム・シネ of モンニ/Merry Go Round」「キム・ボギョン/You Are」などがあります。
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バッドパパ【韓国ドラマ】あらすじ
元ボクサーのユ・ジチョル(チャンヒョク)は、かつてはボクシングチャンピオンとして名を馳せていたものの、ある試合で八百長疑惑をかけられボクシング界から追われてしまいます。
その後は刑事として働くも、度々金銭トラブルを起こして停職処分に。
ジチョルには妻のソンジュ(ソンヨウン)と娘のヨンソン(シンウンス)という家族がいましたが、家の補償金すら払えないジチョルに失望し離婚届を突き付けられることに。
さらには、ヨンソンが学校で問題を起こしてしまい、多額の示談金が必要となる事態になってしまいます。
窮地に立たされたジチョルは、昔のファンから地下格闘技の試合を紹介され、賞金目当てに出場することにします。
そこでジチョルは並外れた怪力を発揮するのですが、そこにはある秘密が隠されており・・・。
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バッドパパ【韓国ドラマ】みどころ
本作は人気俳優チャン・ヒョクさんが元ボクサーの落ちこぼれ父親役を演じたハートフル・ヒューマンドラマです。
チャン・ヒョクさんはボクサーとして世界王者にまで登り詰めるものの、現在は妻や娘からぞんざいに扱われる情けない父親役を演じており、ボクサー以外にも刑事、総合格闘家という様々なキャラクターに扮しています。
そういったキャラクターなこともあり、チャン・ヒョクさんお得意のアクションもあり、リングの上での戦いという本格的な格闘技も披露するなど、チャン・ヒョクさんの魅力が詰まった作品になっています。
それでいて謎の薬を巡る事件の捜査や、薬を飲むと怪力になるというヒーロー的要素などもあるほか、主人公ジチョルの娘と同級生たちによる学園ドラマであったり、ジチョルと家族の絆を描いたヒューマンドラマ、さらには家族のために身体をはって奮闘する父親の姿なども描かれているなど、非常に盛り沢山な内容となっています!
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バッドパパ【韓国ドラマ】感想・評価
「かつての栄光を取り戻すために奮起する」
こういったテーマの作品は昔から定番としてあるもので、特にボクサーとして再起を図る作品は人気で、映画などを中心に数多く作られています。
本作もそういった要素が軸にある作品と言えるでしょう。
しかし、そこで終わらないのが韓国ドラマで、家族の物語やヒューマン要素も加わりハートフルな作品になっていて、日本でかなり好まれるタイプだと思いました。
ただ、これだけならよくある作品なんですが、本作には謎の薬の力を借りてリングに上がるといったファンタジー(?)的な要素や、その薬を巡っての事件(サスペンス、ミステリー)や、ボクサーとしてのアクションシーンもあるので、予想以上のてんこ盛り具合となっています。
この点を受け入れられるかどうかで好みが変わってくるかもしれません。
個人的には、老体にムチ打って若いボクサーたちに立ち向かっていくという王道展開だけで見たかったところですが、本作の場合は父親として家族の信頼を取り戻すことがテーマとしてあり、あくまでも家族を守ることや家族との絆を取り戻すことがメインとなっていました。その他の要素はエンタメとして盛り上げるためのトッピングのようなものですかね。
主人公役のチャン・ヒョクさんは、スーツでビシッと決めたエリート役やヤクザ役なども似合いますが、本作のような落ちぶれたキャラクターもよく似合っていて、ヒューマンドラマでありながらアクションも見られるというのはファンからすれば嬉しい限りだと思いますね!
まとめ:チャン・ヒョク好きなら必見!
アクションやミステリーなど様々な要素が入りながらも、軸となっているのは家族の物語というみどころ満載のヒューマンドラマです!!
最後に
主人公が元ボクシング世界王者だったり、謎の薬を作った博士がノーベル賞を受賞しているなど、設定に無理があるように思いましたが、家族ドラマ、ヒューマン、スポ根、アクション、ミステリーなどを主人公の再起のドラマにうまくミックスさせているのは流石だと思いました。
ただ、定番とはいえ病気になる展開まで盛り込むのはちょっとやり過ぎですかね。