大ヒットドラマ『IRISアイリス』のスピンオフ。チョン・ウソン×チャ・スンウォン×スエ×イ・ジアという豪華共演によるスパイアクションドラマ!
キャスト、あらすじ、感想、みどころをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
アテナATHENA【韓国ドラマ】キャスト
原題:アテナ:戦争の女神
全20話
平均視聴率:15.4%
最高視聴率:25.9%
放送年度2010年12月から韓国で放送
演出:キム・ミョンジュン/キム・テフン/ファン・ジョンヒョン
脚本:キム・ヒョンジュン/ユ・ナムギョン
【イ・ジョンウ役】チョン・ウソン
【ソン・ヒョク役】チャ・スンウォン
【ユン・ヘイン役】スエ
【ハン・ジェヒ役】イ・ジア
【キム・ギス役】キム・ミンジョン
【チェ・ジノ役】シウォン(SUPER JUNIOR)
【クォン・ヨングァン役】ユ・ドングン
【パク・ソンチョル役】イ・ハヌィ
【オ・スッキョン役】オ・ユナ
本作は、大ヒットドラマ「IRIS -アイリス-」のスタッフが再集結し、韓国ドラマとしては異例の総製作費200億ウォンをかけて製作されたスピンオフ作品です。
スパイドラマだけあって、イタリア、日本、ニュージーランドなど海外ロケも多いのも特徴です。
のちに『IRIS アイリス』の劇場版や、続編となる『IRIS 2』も作られています。
メイン以外の出演者も、『IRIS アイリス』に引き続き出演しているキム・スンウとキム・ソヨンをはじめ、イ・ボヨン、BoA、チン・グ、チャンミン(東方神起)、少女時代、SHINeeなどビックリするほど豪華!
この他にも韓国映画やドラマに欠かせない名脇役も多数出演していますのでご注目下さい。
OST情報
このように豪華なキャスティングとなっている作品ですが、OSTでも同様でタイトル曲「アテナ」を東方神起が歌い、少女時代テヨンによる「愛してる」、「BoA/隣の人」、「カンタ/アロー」などK-POP 好きでなくても知っているアーティストが参加しています。
アテナATHENA【韓国ドラマ】あらすじ
韓国の大統領チョ・ミョンホは、北の核物理学者キム博士の亡命の手助けをしていたのですが、謎の勢力によってそれが阻止され博士も行方不明となってしまいます。
3年後、対テロ対策組織NTSが発足されるのですが、折しも大統領令嬢が拉致される事件が起こり、犯人はキム博士の身柄を要求してきたのです。
その任務にNTSがあたることになり要員ジョンウ(チョンウソン)が対応することになるのですが、その時犯人との交渉役として現れたのがジョンウが想いを寄せるヘイン(スエ)だったのです。
彼女のバックには米国家情報局(DIS)アジア支部長のソン・ヒョク(チャスンウォン)が控えており、NTS に対して権力を振りかざしてくるのでした。
果たしてDISの真意とは何なのか?
そして謎の勢力〈アテナ〉とは!?
アテナATHENA【韓国ドラマ】みどころ
イ・ビョンホン、キム・テヒ主演で大ヒットした2009年のドラマ『IRIS アイリス』のスピンオフとなるのが本作です。
ドラマのテイストは本家と同様にスパイたちが活躍するサスペンスアクションで、アメリカの大作ドラマのようなスケールで製作されています。
スピンオフとはいえ出演者は超豪華で、主人公や所属する組織などは違いますが、両方に登場するキャラクターも居たりと『IRIS アイリス』ファン必見の作品と言えます。
このドラマには主演を張れる俳優が数多く出演していて、それが脇役であったり特別出演だったりと何とも贅沢な使われ方をしています。
膨大な制作費をかけただけあってドラマとは思えないほどの大掛かりなセットや、ド派手な銃撃シーンにカーチェイスなどもあって、撮影場所もイタリアや日本にニュージーランドと、そのスケールの大きさにまずビックリします!
普段ドラマに出ないチョン・ウソンとチャ・スンウォンの存在感は抜群ですし、スエとイ・ジアのアクションもお見事でした。
このようにスゴいところを挙げたらキリがないのですが、サスペンスドラマやスパイアクションが好きな方は是非一度見ていただきたい作品ですね!
チャンミン登場は何話?
アテナ16話やっとチャンミン登場!
すんごく好き〜昭和な髪型が♡ pic.twitter.com/J1jVU1pLFg— まゆまゆ (@UknowForeverMAX) 2014年4月7日
東方神起チャンミンはアテナ16話から登場します。
お楽しみに~!
アテナATHENA【韓国ドラマ】感想と評価・評判
まず、『IRIS アイリス』ファンなら取り敢えず気になる作品ですよね。
世界観を引き継いでるだけあって、ドラマの空気感や設定はしっかりとしたものです。
ほかの韓国のサスペンスドラマと比べると圧倒的にスケールが大きく、単純な殺人事件や権力者たちとの対決を描いたベタなストーリーとは違い、映画のような雰囲気があるのも確かです。
毎回のように主演クラスの俳優がゲスト出演していたり、アクションシーンもドラマレベルとは思えないほどでした。
じゃあなぜ、このドラマは『IRIS アイリス』ほどの視聴率と評価を得れなかったのでしょうか?
このドラマの初回視聴率が20%超えといきなりの高視聴率だったのに、最終回では半減してしまったのからも分かるように、本家の高いハードルを超えることが出来なかったんですね!
スピンオフとはいえ平均視聴率30%超えだった作品の関連作なので期待も高かったでしょうし、何せキャスティングだけ見ても興味を惹かれることは間違いありませんよね。
その放送前から高くなりすぎたハードルを超えてこなかったからこの結果になったんだと思います。
では、作品そのものがダメなのかというとそんなことはなく、比べてしまうと確かに劣るでしょうし期待したわりには・・・ということもあるのでしょうが、スピンオフとか関係なしに見たら普通に面白いんです!
ただ、ストーリー的には思ったよりこじんまりしていて、キャラクターにも深みがないように思えましたし、アクションや世界観は良くても肝心のストーリーが思ったほどでは無かったですね。
まとめ:『IRIS アイリス』の壁が大きすぎて、比べてしまうとどうも・・・といった印象の作品でした。ただ、何の情報もなく見ればスケールの大きなドラマとして十分楽しめると思います!
最後に
同じスタッフが集まって作ったスピンオフなのに、世界観は出来上がっててアクションもスゴいのに総合するとイマイチなのは、やっぱり脚本家のせいなのか世間一般の評価も凄く低いようですね。
チャン・ヒョク主演で作られた『IRIS2』も同様で、続編はヒットした前作があるから作られるわけですから、それを超えるというのはなかなか困難ですね!