安市城グレートバトル【韓国映画】キャスト・あらすじ・感想!実話なの?

韓国映画 安市城

チョ・インソン主演、ナム・ジュヒョク映画初出演作品!

高句麗5,000人 VS 唐20万人による攻城バトルアクション!!

キャスト、あらすじ、感想、実話かどうかなどをまとめました。

(トップ画像公式ページより)

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目次

安市城グレートバトルキャスト一覧

2018年9月19日韓国にて公開
(日本公開日2019年7月5日)

観客動員数:500万人超え

上映時間:136分

監督、脚本:キム・グァンシク
「僕のヤクザみたいな恋人」
「ゴシップサイト 危険な噂」など

ヤン・マンチュン役】チョ・インソン
安市城(あんしじょう)城主。

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【サモル役】ナム・ジュヒョク
大学の青年。ヤン・マンチュンの命を狙う。

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【太宗役】パク・ソンウン
唐の皇帝。

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【ファルボ役】オ・デファン
斧の使い手。ヤン・マンチュンの部下。

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【プン役】パク・ビョンウン
剣士。ヤン・マンチュンの部下。

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【チュ・スジ役】ペ・ソンウ
槍術の名手。ヤン・マンチュンの副官。

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【パソ役】オム・テグ
騎馬隊長。

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【ペクハ役】キム・ソリョン(AOA)
女性兵団隊長。マンチュンの妹でパソの恋人。

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本作は、約22億円の制作費がかけられた歴史アクション大作です。

韓国での観客動員数は500万人を超す大ヒット作となります!

豪華俳優陣がメインキャストを演じている他、チョン・ウンチェ、ユ・オソン、ソン・ドンイル、チャン・グァンなども出演しています。

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ちなみに、アクション監督は日本の映画「銀魂」も手掛けたチャン・ジェウクです。

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安市城グレートバトル【韓国映画】あらすじ

西暦645年。

大国・唐の皇帝太宗(パクソンウン)は、20万人との大軍を率いて朝鮮半島へと攻め込んできていました。

当時、朝鮮半島には百済・新羅・高句麗という三国があり、その中でも高句麗が一番広い領土を持ち、北は中国東北部(満州)にまで及んでいました。

高句麗は三国の中でも一番の勢力を誇っていましたが、唐の圧倒的戦力の前ではなすすべもなく高句麗の城は次々と攻め落とされていたのです。

そんな中、国からの出兵要請に従わなかった安市城の城主ヤン・マンチュン(チョインソン)は、刺客に命を狙われながらも城と領民たちを守るため、わずか5,000人の兵たちと共に唐軍20万に挑むことになるのですが・・・。

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安市城グレートバトル【韓国映画】みどころ

本作は、唐の大軍20万にわずか5,000人の兵で戦いを挑んだ高句麗・安市城城主ヤン・マンチュンの戦いを描いた歴史アクション映画です。

城に立て籠った少数の兵が大軍と戦うという設定は、映画「キングダム・オブ・ヘブン」や「のぼうの城」などでも描かれてきたもので、少数精鋭が大軍に挑むという様は「300」などにも通じるところがあります。

攻城戦の醍醐味と言えば、城に迫り来る大軍とそれに対抗する城内の兵士との攻防戦であり、攻城兵器や城を攻略するための様々な戦略などがあります。

この攻城戦こそが本作最大のみどころであり、それが作品全体の半分以上を占めています。

その他にも城主と部下たちによる厚い信頼関係や、ナム・ジュヒョク演じる若者の心情の変化などもみどころとなります。

アクション面でいえば、主人公が弓の名手であるのをはじめ、部下たちは斧・剣・槍などの使い手であり、キャラクターごとに戦法が違うのも魅力となります。

そして、そんな部下たちを上手くまとめ上げている主人公の指揮力にも注目です!

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安市城グレートバトル感想・評価

作中にも名前が出てきましたが、ドラマでその名が知られている朱蒙(チュモン)が初代大王となった国・高句麗後期を舞台とした作品です。

ジャンルは歴史アクションとされていますが、西暦645年と言えば日本では大化の改新が起きた年であり、史劇として見るよりもファンタジーとして見るのが正しいと言えます。

少数対多数が渡り合うという歴史物王道の構図は流石の面白さですし、唐軍による投石機での攻城シーンも迫力がありました。

しかし、城攻めとはいえ5,000人が20万人を防ぎ切れるとは到底思えませんし、20万人という大軍のスゴさが分かる場面をもっと入れて欲しかったですね。

攻城ものとしてのみどころは沢山あるんですが、敵が20万だと言われるとそこまでのスケールがあるようには思えず拍子抜けしてしまうんですよね。

全体的に期待したほどの派手さはなかったですし、アクションシーンでのスローモーションや映像の綺麗さも私の好みではなかったです。

私としてはスタイリッシュな演出や映像よりも、男臭さや戦場の喧騒などを荒々しく映して欲しかったですね。

あと気になったのはキャラクターたちです。城主の周りにいる部下たちは個性は揃いで髭面もよく似合っていたんですが、主役であるチョ・インソンや髭なしでツルんとしたお顔のナム・ジュヒョクは登場人物たちの中で浮いて見え、チョ・インソンは城主にしては若すぎるように思いますし、ナム・ジュヒョクに至っては現代顔過ぎます。

こういう作品では、イケメンを台無しにしたとしても小汚なく、野性味溢れるメイクにするべきでしたね。

まぁ、その他の方たちが違和感なく溶け込んでいるので(特にパク・ソンウン!)逆に二人が悪目立ちしてるともいえるのですが。

まとめ:中世ヨーロッパが舞台の作品や中国映画などではよくある攻城戦を題材とした作品。

韓国映画としてはスケールが大きいと言えますが、本作ならではの独自性やキャラクターの魅力が突出しているわけでもなく、戦闘シーンも期待したほどではありませんでした。

安市城グレートバトルは実話なの?

このストーリーは唐が高句麗に攻め入ってきたという実話を元に作られ、主人公は実在した人物です。

ですが、それ以外は想像にすぎませんし城主の周りの人たちも実在したかどうかは分かりません。

この映画は(そもそも歴史物全般)は、実話かどうかよりも「過去にはこんなドラマチックな出来事があったのでは?」という想像を働かせて楽しむもので、時代背景や矛盾点などは気にせずにバトルアクションものとして楽しむのが正解だと思います。

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