パク・ボヨン×アン・ヒョソプ初共演で贈るサスペンス要素が強いファンタジー・ロマンスドラマ！
キャスト、あらすじ、感想、みどころをまとめました。
（トップ画像公式ページより）
アビス【韓国ドラマ】キャスト一覧
原題：アビス
Netflix全16話
平均視聴率：2.6%
最高視聴率：3.8%
放送年度2019年5月から韓国で放送(ケーブルテレビtvN)
演出：ユ・ジェウォン
『ああ私の幽霊さま』『空から降る一億の星』
脚本：ムン・スヨン
【コ・セヨン役】パク・ボヨン
31歳。中央地検特捜部検事→弁護士。不慮の事故により命を失うも、アビスによって以前とは別の顔になり復活する。ミンとは20年来の親友。
【チャ・ミン役】アン・ヒョソプ
32歳。財閥御曹司→事務長。頭もよく金持ちだがブサイクだったが、アビスによってイケメンとして生まれ変わる。
【オ・ヨンチョル役】イ・ソンジェ
2つの顔を持つ天才外科医。
【パク・ドンチョル役】イ・シオン
35歳。東部署強力犯罪１チーム刑事。有能なエース刑事だが、別れた恋人の事が忘れられない純情男。
【ソ・ジウク役】クォン・スヒョン
34歳。中央地検特捜部主任検事。判事の一人息子。セヨンとは同期。
【チャン・ヒジン役】ハン・ソヒ
30歳。チャ・ミンの婚約者。人を顔で判断しない性格と美貌の持ち主だか、彼女には裏の顔が・・・。
【オム・エラン役】ユン・ユソン
ミンの母。韓国化粧品業界1位のランコスメティック会長。夫とは死別。
【蘇生前のコ・セヨン役】キム・サラン
【蘇生前のチャ・ミン役】アン・セハ
本作の演出を手掛けたユ・ジェウォン監督とは『ああ、私の幽霊さま』以来4年ぶり再会となるパク・ボヨン主演作。
パク・ボヨンは韓国女優の中では小柄なことで知られており、相手役との身長差にキュンとする方も多いと思いますが、本作での相手役アン・ヒョソプも187センチという高身長なのでその点は満足いただけると思います。
ユ・ジェウォン監督の前作『空から降る一億の星』の主演だったソ・イングクとチョン・ソミンが第1話にカメオ出演しているので、こちらにも注目です！
OST情報
本作のOSTには、ハスキーな歌声が心に染みる「KIM FEEL)/ FALLIN’」をはじめ、元SPICAのキム・ボヒョンによるピアノが印象的な「Stay」、Suran＆Coogieがコラボしたヒップホップ曲「Into The Abyss」などが、ドラマをより一層豊かなものにしてくれています。
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アビス【韓国ドラマ】あらすじ
韓国を代表する化粧品メーカー・ランコスメティックの後継者であるチャ・ミン（アンヒョソプ）は、婚約者に姿を消されたことからビルから飛び降り自殺を図りますが、勇気がなく思いとどまります。
しかし、強風にあおられて転落しそうになり必死にしがみつくのですが、そこで未確認飛行物体にぶつかられビルから落ちて死んでしまいました。
その未確認飛行物体に乗っていた宇宙人は、チャ・ミンを生き返らせるため魂を吹き込むビーズ”アビス”を使います。
アビスの力により生き返ったものの、元の姿ではなく魂の姿として生き返ったのです。
元がブサイクだったチャ・ミンは、生き返ったイケメンな自分に驚きながらも喜びを隠せません。
一方、チャ・ミンの20年来の親友で初恋の相手でもある美人検事のコ・セヨン（パクボヨン）は、担当事件を調べる最中、何者かによって殺されてしまいます。
しかも、セヨンを殺した容疑者として検察が発表したのは以前の姿のチャ・ミンだったのです。
その後チャ・ミンは、アビスの力でセヨンを生き返らせようと試みるのですが・・・。
きむとま
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アビス【韓国ドラマ】みどころ
本作は、“魂蘇生の玉”であるアビスによって以前とは正反対のビジュアルで復活した男女が、自身を殺した殺人犯を追うというファンタジー・サスペンスドラマです。
そして摩訶不思議な状況に陥ってしまった主人公二人のロマンスも重要となります。
とはいえ、基本は連続殺人事件解決などの犯罪ドラマが軸となり、韓国ドラマとしては珍しく三角関係が登場しないのも特徴。
どうして二人が別人として生き返ったのか、誰がセヨンを殺したのか、そしてアビスとは何なのかが本作のポイントとなります！
本作でもパク・ボヨンの可愛さは健在ですが、新星アン・ヒョソプが気になっている方は必見の作品です。
アビス【韓国ドラマ】感想と評価・評判
近年の韓国ドラマでは、前世の因縁を描くファンタジー要素を取り入れたドラマが多く見られましたが、本作のようなSF設定によって別人として生まれ変わるドラマはこれまでに無いものでした。
近い作品に『帰ってきてダーリン！』という魂が別人に乗り移るというドラマがあり、そちらは実在の人物に乗り移り大切な人を守るための”死の猶予期間を与えられる”という内容でした。それによって他人の人生を送りつつ、元の家族とも関わるラブコメとファンタジーが融合した泣ける作品だったのですが、本作の場合はなぜ別人として生まれ変わったのか、魂の姿とは何なのか、そして殺人犯は誰なのかを探すミステリー要素が強い作品でした。
この別人として生まれ変わるというラブコメ設定は個人的にも好きなのですが、そこに韓国ドラマ定番のサスペンス的展開、検察が舞台の殺人犯探しというベタな要素が入るため、折角のファンタジー要素が勿体ないなぁと思ってしまいました。
見た目が正反対になるという面白設定があり、ラブコメとして期待が出来るはじまりだったのに、後の展開がよくあるパターンでロマンスも期待するほどのボリュームはありませんでした。
面倒な三角関係がないのは良かったのですが、サスペンスよりもファンタジーとロマンスの比重を大きくして欲しかった！というのが正直なところですかね。
最後に
本作は、アン・ヒョソプのかっこよさを楽しむ分には十分なドラマなのかもしれませんが、初回から大いに期待させられたのにも関わらず、ふたを開けてみるとありがちなサスペンスドラマとなってしまったのは残念でした。
韓国ドラマ初心者には斬新なドラマとして楽しめるとは思いますが、数多くの作品を見ている人にとってはどこかで見たような印象になるかもしれません！
注目のキャスティングにも関わらず視聴率がイマイチだったのは、そういうところかもしれませんね。
実際、初回が最高視聴率だったようですし・・・。