イ・ソヨンvsチェ・ヨジンによる希代の悪女バトルがみどころの大ヒット愛憎劇！
女性版モンテ・クリストのごとく、自分を陥れた人々に報復していく復讐エンターテイメント！！
キャスト、あらすじ、感想、最終話などをまとめました。
（トップ画像公式ページより）
ミスモンテクリスト キャスト
原題：ミス・モンテ・クリスト
U-NEXT全100話
平均視聴率：15.6%
最高視聴率：19.7%
放送期間：2021年2月15日～7月2日まで韓国KBSで放送
演出：パク・ギホ
「アンダンテ～恋する速度～」「憎くても愛してる」など
脚本：チョン・ヘウォン
【コ・ウンジョ/ファン・ガフン役】イ・ソヨン
デザイナー/香港の大物投資家の娘。
【オ・ハラ役】チェ・ヨジン
ジェワングループの娘。女優。
【チャ・ソニョク役】キョン・ソンファン
ジェワングループ戦略企画室部長。ウンジョの元婚約者でハラの夫。
【オ・ハジュン役】イ・サンボ
ジェワングループマネージングディレクター。ハラの異母兄。
【チュ・セリン役】イ・ダヘ
ミスチュコレクション代表デザイナー。
【チャ・ボミ役】イ・ヘラン
ソニョクの妹。メイクアップアーティスト。
アレクサンドル・デュマ原作の「モンテ・クリスト伯」にオマージュを捧げた韓国愛憎劇。
平均視聴率15.6%は2021年度上半期地上波ドラマ愛憎復讐劇視聴率1位！
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ミスモンテクリストあらすじ
ソニョク（キョンソンファン）との結婚を控え、デザイナーとしても頭角を現しているウンジョ（イソヨン）には、財閥令嬢の女優ハラ（チェヨジン）と大学で働くセリン（イダヘ）という2人の親友がいた。
しかし、ハラが片想いするソニョクがウンジョの婚約者であると知ったことからハラはウンジョに怒りを抱くようになる。
そしてウンジョの家庭環境や才能に長年嫉妬してきたセリンもまた、ウンジョのデザインを盗もうと考えていた。
そしてある日、二人は恐ろしい計画を実行してしまう。
しかしウンジョは奇跡的に生き延びており、ウンジョを救ったある女性のもとで別人として生まれ変わることになる。
それから5年後、ウンジョは香港の大物投資家の娘ファン・ガフンとして帰ってくる。
そして、自分の人生を奪った者たちへの復讐をはじめるのだが・・・。
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ミスモンテクリストみどころ
マクチャンドラマの新たなる金字塔とも呼ばれ大ヒットしたドロドロ愛憎復讐劇！
いきなりの主人公の転落死(？)からはじまる本作は、親友たちの裏切りや略奪愛、妬みからの盗作、別人に成りすまして再登場、記憶喪失、殺人の隠蔽などなど、韓国愛憎劇の王道の展開が山盛りとなっています。
その中でも一番のみどころとなるのはヒロインが復讐者へと変身し、悪女VS悪女という戦いが繰り広げられる点です！
そういう設定もあり、よくあるヒロインが追い詰められて最後にやっと逆転するという展開ではなく、復讐者として悪人たちを追い詰めていく展開が痛快なのが特徴となります。
つまり主人公は悪役ではあるのですが、その痛快さから応援することになるという正にダークヒロイン的なキャラクターなんです。
そんな復讐劇以外にも、ヒロインを巡っての四角関係やサブキャラクターたちのロマンス、家族ドラマに過去の事件の真相、そして財閥一族が犯した悪事の数々なども描かれるなど、エンタメとしても楽しめるドラマです！
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ミスモンテクリスト感想・評価
これぞマクチャンドラマといったドロドロ愛憎復讐劇！
とにかくてんこ盛りでしたね！！
マクチャンドラマなので普通ではありえないことばかりの内容なんですが、それでも一言言うとしたら「友だち選びミスりすぎ！」ってことですかね。
何せ主人公は親友二人に妬まれて殺されかけるんですから！
しかも、恋人やデザイナーとしての地位まで奪われちゃいます。
セリンが妬むのはまだ分かるんですけど、財閥の娘であるハラが主人公を妬むなんて、人の物まで欲しくなるというワガママかつ傍若無人でしかない。
せめて堂々と奪おうとケンカすればいいのに、卑怯な犯罪行為に出るなんて理解不能です。
そして、そんなハラたちを親友だと思っていた主人公は人を見る目が無かったってことですよね？
この手の復讐劇ではありがちなことですが、「友達は選ぼうよ！」と声高に言いたいですね。。。
まぁ、他にも人を見る目が無い人は何人もいて、そんな見る目の無さでよくここまでの地位になれたな？という疑問が浮かぶのも毎度のこと。
そもそも親友に婚約者を紹介しておらず、付き合ってたことや顔すら知らないってありえます？？
ハラとソニョクも元々知り合いなのにですよ！？
それにしても、主人公の周辺には極端な人が多すぎます。
なにせ妬む者、裏切り者、盲信者、溺愛者といった具合ですから。
しかも、ハラの周辺は近しい者ばかりで固められていて、ハラの母親とソンヒョクの母親、ハジュンの母親が高校の同級生っていうんですから、あまりにも近しいところでくっつき過ぎですよ！
ハラの母親と友人で夫の前妻の関係も怪しいですしね。
友人や同僚、知り合い同士でくっついて皆家族になるなんて・・・。
それはセリンにも言えることで、セリンの父親は元々主人公の父親の友人で、その関係で運転手として働いていたんです。
そのため姉妹のように育ったセリンが主人公の才能や地位を妬むのは仕方が無いのかも。
とはいえ、主人公のデザインをパクっていいということにはなりませんし、父親と共に主人とその娘の寝首をかくというのは最低としか言いようがありません。
この様にとにかく人間関係がドロドロで、友人を裏切ってのし上がった人ばかりという極端なものでした。
普通、婚約者が居なくなったからってその場所に自分が収まるとは思いませんし、自分の才能がないだけなのに人を妬んだり、自分のダメなところは無視して人をバカにする。
さらに、努力もせず文句ばかり言って金持ちや権力者に媚びを売ってあやかろうとする。
悪人っていうのは自分に都合良く考え過ぎなんです！
マクチャンドラマではよくある設定とはいえ、揃いも揃って嫌なヤツばかりのドラマでした。
ただ、このドラマは相関図を見るだけで今後の展開が予想できてしまうので、その予想の答え合わせをするという意味では面白いんですけどね！
設定や展開の都合が良すぎるという点はエンタメとして楽しめるものの、全く登場人物に共感できないというのは考えものかも…。
ミスモンテクリスト最終話は？
いやぁ、流石に100話は長すぎました！
ウンジョとガフンが同一人物だとなかなか気付かないのに驚いたのを筆頭に、とにかく突っ込みどころ満載の作品でした。
そういった意味では楽しませてもらいましたかね。
あまりにもこちらの予想通りの展開になると嬉しくなるのは何なんでしょう？
最終話についてはもうお腹いっぱいという感想しかなく、終盤にきて新たな事件が起きるのも不必要に感じました。
もう食べれないのに余計なサービスでもう一品追加された感じ？
それに、他のドラマと同様に罪に罪を重ねた結果としては罰が軽すぎると思いましたね。
悪人を最後にちょっと持ち上げるという展開も苦手でした。
そもそも、メインキャスト4人がアラフォー俳優というのはどうなのか？
ウンジョからガフンに生まれ変わる際に5年経過するのである程度の年齢は必要ですが、それにしても女優男優共にパッとしない！
別に美男美女がいいわけではないですが、残念ながら演技力、ビジュアル共にイマイチという印象でしたね。。。