ソン・スンホンが新メンバーとして電撃合流した人気サスペンスシリーズの第4弾!
本作では主人公と同じく人並外れた聴力を持つ殺人魔との対決を描く。
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
ボイス4【韓国ドラマ】キャスト一覧
U-NEXT全28話
平均視聴率:3,63%
最高視聴率:4.372%
放送期間:2021年6月18日~7月31日まで韓国tvNで放送
演出:シン・ヨンフィ
「愛の迷宮‐トンネル」
「偉大なショー~恋も公約も守ります!~」など
脚本:マ・ジンウォン
「カムバックマドンナ〜私は伝説だ」
「ボイス」シリーズ
【カン・グォンジュ役】イ・ハナ
112通報センター(ゴールデンタイムチーム)センター長。ボイスプロファイラー。
【デリック・チョ役】ソン・スンホン
ロサンゼルス市警の刑事。ゴールデンタイムチームに協力することになる。
【パク・ウンス役】ソン・ウンソ
ゴールデンタイムチーム・コールチーム指令チーム長。
【ハン・ウジュ役】カン・スンユン(WINNER)
チームに新たに加わったサイバー捜査隊員。
【パク・ジュンギ役】キム・ジュンギ
ゴールデンタイムチーム出動チーム長。
【ク・グァンス役】ソン・ブゴン
出動チーム刑事。
【シム・デシク役】ペク・ソンヒョン
リハビリを終えて帰ってきた出動チーム初期メンバー。
放送局がOCNからtvNに移った人気サスペンスシリーズの第4弾。
主演はお馴染みのイ・ハナさんと、本作より合流したソン・スンホンさんです。
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ボイス4【韓国ドラマ】あらすじ
捜査の過程でパートナーを亡くしPTSDに苦しむ112通報チームのグォンジュ(イハナ)は、“サーカスマン”を名乗る謎の人物の対応に悩まされていた。
サーカスマンからは彼女にしか聞こえない音でメッセージが送られてきており、自分と同じ能力を持つ人物が他にもいるのかと不安にかられていた。
そんな中、被害者が「“サーカスマン”は普通の人には聞こえない音が聞こえる」と言い残し亡くなる事件が起きる。
これを期にグォンジュ率いるゴールデンタイムチームは謎の殺人鬼を捕まえるため捜査を開始する。
一方、ギャング捜査のため韓国に来ていたロサンゼルス市警のデリック・チョ(ソンスンホン)の妹が殺害される事件が起きる。
兄と共にしたアメリカに養子に出されたデリックの妹は内緒で両親を探しに来ていたのだが、その過程で偶然サーカスマンの殺人現場を目撃し殺害されてしまったのだ。
これによりアメリカへの帰国を延期したデリックは、犯人と同じ能力を持つグォンジュと共に犯人を捕まえることを決意するのだが・・・。
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ボイス4【韓国ドラマ】みどころ
112通報センターのゴールデンタイムチームを舞台にした、絶対聴力を持つボイスプロファイラーが率いるゴールデンタイムチームの活躍を描いた大ヒットシリーズ第4弾。
本作ではPTSDに苦しむグォンジュのもとに妹を殺されたアメリカの刑事が合流し、協力してグォンジュと同じ能力を持つであろう“サーカスマン”と呼ばれる犯人逮捕を目指すという流れなんですが、“善の聴力”VS“悪の聴力”というのがテーマとなっています。
サーカスマンの正体とグォンジュとの関係とは?
独特な文化やしきたりがあるピモ島でゴールデンタイムチームはどんな真相にたどり着くのか!?
更にシーズン1で殺人鬼に瀕死の重傷を負わされたデシク役のペク・ソンヒョンさんが復帰したり、新しいパートナーにも色々と問題や秘密の過去があり、そしてグォンジュも悪夢に悩まされているなど、傷だらけなチームメンバーの進退も気になるポイント!
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ボイス4【韓国ドラマ】感想・評価
シリーズ第1弾は韓国サスペンスドラマの中でも最高レベルの作品でしたが、2はイマイチで、3は日本人目線からすれば最悪な出来。
では本作4はどうなのか?
結果から言わせてもらえば、1には当然及ばないものの、2,3よりは面白かったという感じでしょうか。
そもそも1が特別なのは、よくある犯罪捜査を聴力により解決するという斬新さがあったからなんです。
正直なところこの設定は、捜査力がずば抜けた探偵や、プロファイリングやサイコメトリーといった特殊技術者、そして臭いで事件を解決したりといった飛び道具的なものや、ハイテク技術によるものなどの一種でしかないんですけど、これが目に見えない音だからこそ視聴者は音声に集中したり、そこから色々な事を想像するわけなんです。
しかも、舞台となるのが警察の112通報センター(日本の110番みたいなもの)のゴールデンタイムチームで、緊急の通報を受けた際に主人公が指揮をとり、出動チームが犯人逮捕や事件解決に挑むというタイムリミットサスペンスなんです。
その2つの要素が相まって他の捜査ものと比べるとスリリングかつスリラー的な内容になっていたんですが、2からは度々通報センターを飛び出して現場に行くようになり、3なんてチームごと日本へ飛んだり、本作も謎の小島に捜査に赴くわけなんです。
つまり、2以降は別に通報センターが扱う事件ではなく、捜査一課なり殺人課なりが指揮をとって、音声に関わる証拠があったならその時に協力すればいいんですよね!
本作のようにチームメンバーに関係のある事件なら、なおさら関係者は捜査から外されるはずですからね。
だって、日本へ出張したり島へ行ったりしたなら、通報がガンガン入るはずの本拠地が手薄になるわけで、もともと数をこなして早期に解決する部署なのにこれでは矛盾してるんですよ。
そのため2は物足りなく感じ、3は別物のように思えたわけで、本作もそういった意味では同様でした。
しかし、パートナーがトリッキー過ぎた2,3よりも本作の方が見やすく、ソン・スンホン演じるデリックのキャラクターもイ・ジヌクさんが演じたガンウよりも明らかに好感が持てたのは確か。
とはいえ、癖が強いパートナーばかりだったこれまでと比べると若干物足りなく感じてしまったのですが、それは過去のチャン・ヒョク&イ・ジヌクが尖り過ぎたキャラクターだったからかもしれませんね。
本作のいかにもなキャラクター設定は過去の二人と比べると弱いんですよね!
これ、本作の感想というよりも1とそれ以外を比較した感想みたいになってません??
まとめ:シリーズ2,3と比べると面白かったものの、やはり1には敵いませんでした!
そもそも本作も含め2以降は主人公の設定やチームの持ち味が活かされているようには思えず、どうしても1と比較してガッカリしてしまうんです。それと新パートナー役を演じたソン・スンホンさんは好感は持てたものの、どう考えても過去の二人よりもキャラが弱い!!
最後に
最初が飛び抜けた傑作だったこともあり、文句を言いつつも続編を見てしまっているわけなんですが、よく盛り返したとはいえますがやはり及第点レベルでしかありませんでした。
もう、主人公の特徴もチームの持ち味もかなり変わってきているのだから、無理に続編にせず別の作品として作れば比較されることもなかったのに・・・。
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