パク・ボヨン、ソ・イングク主演、イ・スヒョク、カン・テオ共演によるファンタジーラブロマンス!
余命宣告を受けた不運なヒロインと人間ではない存在“滅亡”との期間限定の恋を描く。
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきたキャスト
平均視聴率:3.03%
最高視聴率:4.422%
放送期間:2021年5月10日~6月29日まで韓国tvNで放送
演出:クォン・ヨンイル
「恋愛ワードを入力してください~Search WWW~」
「(知っていることはあまりないけれど) 家族です」など
脚本:イム・メアリ
「僕が見つけたシンデレラ」など
【タク・ドンギョン役】パク・ボヨン
ライフストーリーウェブ小説編集チーム主任。
【滅亡役】ソ・イングク
人間ではない謎の存在。
【チャ・ジュイク役】イ・スヒョク
ライフストーリーウェブ小説編集チーム長。
【イ・ヒョンギュ役】カン・テオ
カフェ経営者。
【ナ・ジナ役】シン・ドヒョン
ライフストーリー所属の作家。
【タク・ソンギョン役】ダウォン(SF9)
ドンギョンの弟。就活生。
【カン・スジャ役】ウ・ヒジン
ドンギョンとソンギョンの叔母で育ての親。
【少女神役】チョン・ジソ
滅亡の創造主。
パク・ボヨンさんと3年半ぶりのドラマ主演となるソ・イングクさん共演によるファンタジーラブロマンスです。
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ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきたあらすじ
ウェブ小説の編集者として働くタク・ドンギョン(パクボヨン)は、ある日突然脳腫瘍により余命100日あまりだと医師から宣告されてしまう。
それだけでなく付き合っていた彼氏には妊娠中の妻がいると分かり、そのせいで妻から不倫女だと罵声を浴びせられ、しかも動画まで撮られ拡散してしまい、それを上司に知られるという最悪な事態に陥る。
そんな不運続きな状況に絶望してしまったドンギョンは、酒の酔いもあり「こんな世界滅んでしまえ」と叫んでしまう。
するとその夜、自らを“滅亡”と名乗る謎の男(ソイングク)が現れ、ドンギョンは命がけの契約を交わす羽目になるのだが・・・。
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ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきたみどころ
韓国お得意のファンタジーラブロマンスですが、主人公は余命宣告された編集者と“滅亡”と名乗る謎の男という独特な世界観の作品。
ヒロイン・ドンギョンと滅亡との間で交わされたある契約がやがて恋へと変わっていくという展開の本作ですが、ポイントとなるのはこれが生と死を織り交ぜた切ないラブストーリーであるということ!
契約のルールというものも存在し、ルールを破ると恐ろしい罰も待っていて、これが独特の世界観を形成する要因に。しかも、滅亡や少女神という存在は謎だらけで、全編を通して様々な伏線が張り巡らされているのも特徴となります。
そんな二人のラブロマンス以外にも、イ・スヒョクさんとカン・テオさんによる三角関係も用意されており、友情が絡んだロマンスの行方も気になるところ。
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ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた感想
序盤は我慢が必要とされることの多い韓国ドラマの中でもかなりテンポ感が悪く、世界観やキャラクターについても理解するまでに時間がかかるというドラマ!
ただ、見進めていくと当然理解度も高まり感動できる内容となっています!!
とはいえ序盤があまりにも暗い展開なのは問題で、そこを乗り越えれば面白くなると分かっていてもツライものですよね。
キャストは好みですし、パク・ボヨンさんもとびきり可愛かったものの、初っ端からヒロインの置かれた状況は最悪で、視聴者は不幸の連続を目の当たりにすることになります。
最初から存在が不明な滅亡や少女神といったファンタジーキャラが出てくるものの、どんな立ち位置なのか何が目的なのかも分かりません。
普通に人間社会に溶け込んでいて、タバコを吸ったり車を運転していたり人との接触もある。
普通、神や死神、幽霊的な存在なら一般人には認識できないとか、人とは関わらない設定がありそうなものですけど、そんな感じもないので、どんな世界観なのかさっぱりなんですわ。
「トッケビ」なら花嫁を探している
「星から来たあなた」なら故郷の星に帰る日を待ちながら正体を隠して生きている
など大方の存在理由と目的が最初から分かっているんですけど本作はそこが不明。
やけになったヒロインが酒に酔った勢いで「世界なんて滅亡してしまえー!」と叫んだことで、本当に「滅亡ですけど何か?」とソ・イングク扮する滅亡が自宅の玄関から入ってきちゃう。
ん?意味不明!?
そんな呼ばれたらすぐ来ちゃうような軽々しい存在なのか?と初回から困惑してしまいましたね。。。
これは前半で離脱してしまう人が多いんじゃないかな?と思って観ていたんですが、意外と日本での評価は高いみたい!
韓国では視聴率も評判も悪く、世界観が難解な上に説明不足感も強いのに、終わってみれば良くあるラブコメ!という辛辣な意見も多く見られ私的にも同意見だったんです。
中盤から理解が深まるものの重くて辛いシーンが続き、終盤になるとやっとファンタジーラブロマンスらしい切ない展開に涙することにはなるものの、実際のところは記憶喪失をはじめとするよくある展開なんですよね!!
前半が世界観を理解することに注力することになるので、後半はせめて定番パターンにしたのかもしれませんが、それならば序盤はライトで分かりやすくして徐々に難解になっていくという王道展開でもよくないですかね?
このように不満だらけなかんそうになってしまいましたが、主人公二人の相性とビジュアルは好みでしたし、イ・スヒョクさんを中心とした二番手たちの三角関係もなかなかのものなんです!しかし、これが普通のラブロマンスものならまだしも、ファンタジードラマの中のサブエピソードとしては普通すぎますね。。
日本での評価は韓国と比べるとかなり高いようなんですが、これはキャストのファンによるものなのか、それとも日本人が我慢強いからなのか。。。
最後に
キャストが好みだったこともありこの結果は残念でしたねぇ。。。
もちろん出演者の大ファンであれば楽しめるとは思いますが、それにしても脚本が意味不明に感じました。
初回から中盤までは難解かつよくわからない暗い展開なのに、終盤になるとこれぞ韓国ドラマといったベタな要素が入り王道のイチャイチャも待っている。
というか、見た目は美男美女カップルですが、人間と滅亡のイチャイチャって何?!