イ・ソンギョン、キム・ヨンデ主演による韓国の芸能界を舞台としたラブコメディ!
毎話のように登場する豪華ゲスト陣にも注目の作品。
キャスト、あらすじ、感想、最終回などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
流れ星【韓国ドラマ】キャスト一覧
U-NEXT全16話
平均視聴率:1.42%
最高視聴率:1.792%
放送期間:2022年4月22日~6月11日まで韓国tvNで放送
放送後U-NEXTで独占配信
演出:イ・スヒョン
「マイ・ヒーリング・ラブ~あした輝く私へ~」
「カイロス~運命を変える1分~」「昼と夜」など
脚本:チェ・ヨンス
「恋の始まりは出馬から!?~すべき就職はしないで出師表~」(演出)など
【オ・ハンビョル役】イ・ソンギョン
スターフォースエンターテインメントの広報チーム長。
【コン・テソン役】キム・ヨンデ
俳優・モデルとして活躍するスーパースター。
【カン・ユソン役】ユン・ジョンフン
スターフォースエンターのマネジメント第1チーム長。テソンのマネージャー。
【パク・ホヨン役】キム・ユネ
スターフォースエンターのマネジメント第2チーム長。
【チョ・ギプム役】パク・ソジン
オンスター日報の芸能部記者。ハンビョルの親友。
【ト・スヒョク役】イ・ジョンシン(CNBLUE)
スターフォースエンター顧問弁護士。
【ペク・ダヘ役】チャン・ヒリョン
スターフォース所属のトップ女優。テソンの大ファン。
【ピョン・ジョンヨル役】チン・ホウン
テソン担当の新人マネージャー。
【ユン・ジェヒョン役】シン・ヒョンスン
スターフォース所属の新人俳優。
【チン・ユナ役】イ・シウ
DSアクターズ新人女優。
【カン・シドク役】イ・スンヒョプ
スターフォース所属の新人俳優。クッパ屋で働いていたところをスカウトされる。
【ハン・デス役】キム・デゴン
DSアクターズ代表。元スターフォースのマネージャー。
【チェ・ジフン役】ハ・ドグォン
スターフォースエンターテイメント理事。
本作は韓国でのテレビ放送後、U-NEXTで独占配信されたラブコメディです。
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流れ星【韓国ドラマ】あらすじ
数多くの有名俳優が所属する韓国のトップ芸能事務所スターフォースエンターテイメント。
そこで広報チーム長として忙しい日々を過ごしているオ・ハンビョル(イソンギョン)は、優れた危機対応能力と高いコミュニケーション力を活かし所属俳優たちの広報活動を行っていた。
ところが本当に厄介なのはスターたちがしでかしたスキャンダルを処理することで、昼夜を問わずメディアからの対応に追われていた。
そんな中、1年の間アフリカへ行っていた事務所No.1の俳優コン・テソン(キムヨンデ)が韓国へ帰国してきた。
韓国中に彼の広告が溢れ、出演映画は観客動員数1,000万人超えの大ヒット、ドラマに主演しても高視聴率となるトップスターであるテソンだったが、大学時代から知るハンビョルとは犬猿の仲であり、帰国早々にテソンはハンビョルへ喧嘩を吹っ掛けてくるのだった。
そんな状況を疎ましく思うハンビョルだったが、実はテソンはハンビョルのことが好きなようで・・・
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流れ星【韓国ドラマ】みどころ
本作は芸能事務所を舞台とした俳優たちと事務所スタッフたちの日常とロマンスを描いたラブコメディです。
韓国ドラマとしては珍しいラブコメ特化の作品で、トップスターとスタッフのロマンスにを筆頭に、マネージャーの先輩と後輩による社内恋愛、顔を合わす度に喧嘩をしていた新人俳優同士の恋、弁護士と芸能記者という異色のカップル、そしてイケメンたちの秘密の恋(?)など、様々なタイプの恋愛模様が楽しめるのも本作の魅力だと思います。
そして本作には芸能界の闇を描くような展開はなく、登場人物のほとんどがいい人で終始明るい雰囲気のまま展開していくのも本作ならではの魅力となっています。
そんな魅力的なキャラクターによるロマンスのみならず、俳優のマネージャーや広報スタッフの仕事や、芸能記者の苦労についても描かれており、お仕事ドラマとしても楽しめる作品になっています!
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流れ星【韓国ドラマ】感想・評価
ここ1年で一番面白いラブコメ!
最近の韓国ドラマには純粋なラブコメ作品というのがほとんどなく、犯罪捜査やサスペンス、ファンタジー設定やヒューマンドラマ要素とラブコメが合わさっているものがほとんどなんです。
そんな中で本作は、ほぼラブコメ展開のまま進行するという珍しい作品でした!
キャラクターのほとんどがいい人ばかりというのも新鮮で、性格の悪い芸能人が登場しないどころかいい人ばかりでしたし、ライバル事務所の社長も悪人ではなく、生意気な新人女優も実はピュアというユニークなキャラクターばかり。
その中でもペク・ダヘは好きなキャラクターで、トップ女優でもあるのに根っからの”テソンオタク”という親近感沸くキャラクターなんです。
憧れのテソンから名前を呼ばれただけで踊り出してしまう(カップル役で共演してるのに)姿はとても可愛らしく、この人がヒロインであったとしても成立するんじゃないかと思うくらいでしたね。
ヒロインでないとしても、もう少し活躍する場面があったりロマンスの相手がいても良かったかもしれません。
テソン一筋(ファンとして応援してるだけですが)なので無理かもしれませんが。。
このように、我慢が必要なパートもほぼ無いので誰が見ても楽しめると思います!
主人公とヒロインは何故犬猿の仲なのか、ひょっとして過去に恋人関係にあったのか、国民的人気者の主人公はどうやらヒロインのことが好きみたいなのにヒロインの方はその気がない?
そんな二人を見てヒロインの同僚たちが噂話で盛り上がってるのも面白く、二人が親密になるのを止めようとしたりリークする訳でもなく応援してるのも微笑ましかったですね。
それなのにイケメンでモテモテの主人公は恋愛下手で、まるで小学生が好きな女の子にするような態度を取って、会うたびにヒロインをからかったりするんです。
だから、たまに優しくしたりアプローチをしてもヒロインからは冗談や企みがあると思われてしまいます。
そんな主人公に対してアドバイスするのが新人マネージャーというのも面白く、恋愛下手の二人が様々なアプローチ方法について話し合ったり、ベタな作戦に出るもまんまと失敗したりするのは見ていてほっこりしました。
これが少女マンガならヒロインが俺様な主人公に振り回されたり、ツンデレっぷりにキュンキュンしたりしそうなものですが、本作の場合はヒロインの前ではてんでダメになってしまうのがポイントなんですよね!
ここまではロマンスについての感想でしたが、実はお仕事ドラマとしてもかなり面白いんです。
俳優たちを守り育てるマネージャーたちの実情をはじめ、そんな俳優たちの宣伝とゴシップを管理する所広報チームの苦労、さらにそんな芸能人を法的に守る弁護士に芸能ネタを記事にする記者など、よくある芸能界の闇ではなく芸能界で働く裏方の仕事が垣間見れるドラマとしても楽しめました。
韓国ドラマで登場する芸能事務所は大抵社長が悪人だったり、ハラスメント巣窟だったり、芸能人たちも性格悪い人ばかりというのがお決まりなんです。
ところが本作では、事務所内の人間関係は良好過ぎるくらいですし、態度の悪い芸能人がいたとしてもコミカルなキャラクターとして描かれているので見ていて嫌な気分にはなりませんでした。
とはいえ、若干名嫌なキャラクターもいて、後半からはアンチからの攻撃やメディアの過剰な報道というものがクローズアップされてきます。
この展開は前半のラブコメ展開と比べると憂鬱になるのですが、楽しいばかりでない芸能界を描くには必要だったと思います。
ただ、アンチや怪しい家政婦の問題が解決したかと思えば、テソンと母親の問題が起きたり、その大騒動が収まったかと思えば亡くなったテソンの親友の死について恨みを抱く者が現れたりと、テソンに対しての苦難が次々と起こるんです。これは流石にやり過ぎかなぁ。。。
こういったシリアスな展開も多少は必要ですし、親友の死に関しては関係者全員が傷を抱えてきたという悲しいものだったのですが、それが連続して起きるのはちょっとキツかったです。
しかし、その後ちゃんとラブコメ路線に戻ってくるので、暗い気持ちのまま終わるようなことはなく安心しました。特に最終回で何組ものロマンスが描かれていく展開は最高です!!
まとめ:多少のシリアス展開はあるものの、ほぼ全編ラブコメという最高にハッピーで笑えるドラマ!
登場キャラクターが個性的で悪役もほとんどいないので、気軽かつテンポ良く見れる作品だと思います。
贅沢を言うならラブコメらしくもう少し三角形関係が盛り上がってくれた方が面白かったかな。
流れ星最終回感想は?
※ネタバレあり!
全体的には好みだったものの、家政婦の存在だけは異色すぎて浮いていたように思います。
この人だけが出るドラマを間違えているんじゃないかと思うほど怖いキャラクターなんです。
他のアンチなどは憂さ晴らしや妬みという明確な理由があるのですが、この人に関しては病的な上に法的にも処罰しづらいという厄介さなんです。
登場シーンは少なかったのでまだましでしたが、メインキャラの一人として出ていたらスリラードラマになっていたかも!?結局何も解決しないままフェードアウトしてますし。。。
この人を登場させることで芸能人ならではの苦悩を描きたかったのかもしれませんが、ここだけドラマのテイストがガラッと変わってしまったのは余計でしたね!
ですが、この厄介な人物やアンチたちによるシリアスな展開がラストまで続くわけではなく、15話、16話はラブコメディ路線に戻ってくるので安心しました。
しかも、これまで以上にパワーアップしているから最高なんです。
特に4組のカップルが誕生した最終回なんて、ラブコメディのラストとして文句なしのものだったと思いますね!
主人公たちの恋が世間にバレるとか、周りから付き合いを反対される、結婚してハッピーエンドみたいなお決まりの展開ではないのですが、個人的にはとても素敵なラストだったと思います。