ナムグン・ミン主演による本格ミステリー!
現在起きている連続殺人事件と28年前に起きた不可解な事件が時を越えて繋がる!?
共演はソリョン(AOA)、イ・チョンア、ユン・ソヌなど。
キャスト、あらすじ、感想、最終回などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
昼と夜【韓国ドラマ】キャスト一覧
全16話
平均視聴率:4.543%
最高視聴率:6.214%
放送期間:2020年11月30日~2021年1月19日まで韓国tvNで放送
演出:キム・ジョンヒョン
「九家の書〜千年に一度の恋〜」
「ジャグラス~氷のボスに恋の魔法を~」
「リーガル・ハイ」など
イ・スヒョン
「マイ・ヒーリング・ラブ~あした輝く私へ~」
「カイロス~運命を変える1分~」など
脚本:シン・ユダム
「恋するシャイニング★スター~気になる彼は星いくつ!?~」など
【ト・ジョンウ役】ナムグン・ミン
ソウル地方警察庁の特殊チーム長。
【コン・ヘウォン役】ソリョン(AOA)
ソウル地方警察庁の特殊チーム刑事。
【ジェイミー・レイトン役】イ・チョンア
FBI出身の犯罪心理専門家。
【ムン・ジェウン役】ユン・ソヌ
MODU所属のハッカー。
【コン・イルド役】キム・チャンワン
白夜バイオテック研究所所長。ヘウォンの父。
【ファン・ビョンチョル役】キム・ウォネ
ソウル地方警察庁次長。
【イ・ジウク役】ユン・ギョンホ
XVN放送局記者。
【チャン・ジワン役】イ・シニョン
ソウル地方警察庁特殊チーム刑事。
【ユン・ソクピル役】チェ・デチョル
ソウル地方警察庁特殊チーム刑事。ハッカー。
【ソン・ミンホ役】チェ・ジンホ(ジノ)
事業家。元白夜村の指導者。
【オ・ジョンファン役】キム・テウ
大統領秘書室長。
大ヒットドラマ「キム課長とソ理事」「ストーブリーグ」などで知られるナムグン・ミンさんがワイルドな刑事役に挑戦したミステリードラマ。
これまでスタイリッシュなスーツを着たサイコパスから、それとは真逆のコミカルなキャラクターまで演じ分けてきたナムグン・ミンさんですが、本作では型破りな刑事として2つの事件に挑みます。
ナムグンミンさんとキムウォネさんは「キム課長」以来3年ぶりで、ドラマ内では前作同様上司と部下の関係を演じます。
「ストーブリーグ」で兄弟役を演じたユンソヌさんとも9か月ぶりの再共演。
などなど、韓国ドラマファンならキャストたちの再会が嬉しい作品でもあります。
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昼と夜【韓国ドラマ】あらすじ
放送局の報道記者イ・ジウク(ユンギョンホ)のもとに殺人予告を記したとされる謎の手紙が届いたことをきっかけに、ジウクをはじめト・ジョンウ(ナムグンミン)率いる警察庁特殊チームが手紙と事件の関係性について調査しはじめることになります。
しかし、手紙が届き亡くなってしまった被害者たちは皆、自殺としか思えない亡くなり方をしており捜査は難航します。
そんな中、韓国警察の要請を受けた元FBIの犯罪心理の専門家ジェイミー・レイトン(イチョンア)がチームに加わることになります。
ところが、ジョンウの言動に疑念を抱いたジェイミーは彼を疑うようになり・・・。
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昼と夜【韓国ドラマ】みどころ
本作はミステリー要素満載で贈るサスペンスドラマです。
現在起きている連続予告殺人事件の被害者が自殺のような形で亡くなっていることと、28年前にある村で起きた不可解な事件についての秘密と繋がりを暴くという内容で、主人公役のナムグン・ミスさんが正義なのか悪なのか分からないキャラクターを演じているのがポイントの作品です。
そんな主人公が抱える秘密や、主人公を怪しむ犯罪心理専門家の消えた幼少時の記憶について、主人公に体するヒロインの思いなども描かれるなど、連続殺人の犯人を捕まえる以外にも様々な要素が詰まっています。
村民たちが次々と自殺していったとされる白夜村の秘密とは?
その村の生存者が引き起こしているとされる予告殺人の犯人の正体とは?
過去と現在が繋がるとき”怪物”の正体が明らかになる!
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昼と夜【韓国ドラマ】韓国の評価
初回は安定した視聴率でスタートしましたが、回を重ねるごとに下落。
ドラマの展開が難解だという否定的な評価が多く、ジャンル物の特性上多くのファンを獲得できませんでした。
また演出面では音楽が大きすぎてセリフがよく聞こえない、という指摘も。
途中、他社ライバルドラマが放送終了してからは少しずつ視聴率も上昇。
ドラマ自体の評価はいまいちでしたが、視聴率の点ではまあまあと言えそうです。
昼と夜【韓国ドラマ】感想
過去の事件の生き残りが関係者たちに復讐していく。
そんな設定の作品は数多くありますが、本作はそこにオカルトチックな要素を加えたミステリー作品でした。
よくある犯罪捜査ものと比べると興味津々で見はじめることが出来たのですが、ある程度進むと全貌があらかた分かってしまい興味が薄れる結果に・・・。
正直詰め込みすぎですかね!
変な宗教だったり、怪しい人体実験というのが韓国ドラマでは度々登場するんですが、本作もその部類のものなんですよね。
確かに財閥の犯罪といった王道設定と比べると怪しさはプラスされるのですが、それでも超能力や不老不死に多重人格となると流石にやり過ぎです。
・ある村で起きた謎の住民自殺事件というカルト要素
・その村で行われていた怪しい実験というSF的設定
・過去の事件と現在の連続殺人事件との繋がりを探るミステリー
・主人公についての秘密や犯罪心理専門家の失われた記憶に関するドラマ
・過去の事件に関わっているであろう人々が起こした犯罪
・さらに主人公とヒロインのロマンス展開
などなど。うん。やっぱり詰め込みすぎです!!
過去の事件の真相を暴くだけでは単純すぎるということで色々とトッピングしていったんでしょうけど、チームワークという刑事ドラマならではの持ち味がイマイチ発揮されていませんでしたし、天才が3人(主人公、犯罪心理専門家、ハッカー)もいるのに上手く活かせていないし、ヒロインとのロマンスも弱い。
ナムグン・ミンさん演じる刑事のミステリアスなキャラクターは上手く表現出来ていましたが、そんなキャラクターが活躍するはずのドラマの設定自体があまりにも非現実的なので魅力を活かしきれていないんです。
現実では起きそうにないからこそハラハラドキドキする!という方もいるかもしれませんが、もう少し設定をシンプルにして一つ一つの要素を濃密にした方が良かったと思いますね。
まとめ:ナムグン・ミンさんに関しては流石の存在感を発揮していましたが、ドラマの設定があまりにも荒唐無稽過ぎてストーリーに入り込むことは出来ませんでした。
序盤は面白そうな雰囲気が漂っていた分、非常に残念でなりません。。。
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昼と夜【韓国ドラマ】最終回は?
本作には大きく2つの失速ポイントがあったように思います。
それは、前半で物語の全貌が分かってしまうところと、黒幕が発覚したところです。
ミステリーであるのにその全貌が序盤で分かってしまうと完全に興味が薄れてしまいますし、一番盛り上がるはずの黒幕発覚によって事件が盛り下がるというのはかなりのマイナス要因ですよね!
あまり引っ張りすぎてもそれはそれで見ていてイライラするとは思うんですが、やはりタイミングが重要なんですよ。特に視聴者側は犯人も全貌も分かっているのに、登場人物がそれに気づいていないというのはイライラさせる要因の一つで、登場人物と視聴者が同じタイミングで気付くというのが望ましいんですかね。
最終回はミステリーどころかSFでしかなく、その内容に関してもただ結末を見届けたというものでしかありませんでした。
黒幕もすでに分かっていたので驚きもなく、その後の展開はそれまでの答え合わせにすぎませんでしたし、その中に数多くの都合の良すぎる設定などがあり拍子抜けでしたね。
結局は権力者の欲深さが引き起こした悲劇という韓国ドラマお決まりの結末でした!