「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」のナ・イヌ、アイドルグループI.O.I出身のキム・ソヘ主演によるヒーリングロマンス。
恋人を失ったヒロインが悩めるアイドル練習生と共にバケットリストを達成していくことで新たな夢や希望を抱くようになる!
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
彼女のバケットリストキャスト一覧
U-NEXT全10話(独占配信)
配信開始日:2021年12月31日
演出:ファン・キョンソン
Webドラマ「今日はオフィス、明日はロマンス」
「愛、時間に留まる」など
【チャ・ラリ役】キム・ソヘ
彼氏を亡くしたヒロイン。
【カン・ハンソル役】ナ・イヌ
アイドル練習生。
【チョン・ミギョン役】キム・ウリン
ラリを心配する友人。
【リュ・ハジュン役】イム・セジュン(VICTON)
ハンソルの友人。
【イ・ヘイン役】ミヨン((G)I-DLE)
ハンソルの後輩。
【チェ・ジュンファン役】ミンヒョク(ミニョク)(BTOB)
ラリ好意を寄せる同僚。
人気のWebコミックをCUBEエンターテインメント所属のアーティスト出演で映像化するプロジェクト「CINE de RAMA」の第3弾となる作品。
ファン・ヤン作家とソップ作家による人気NAVERウェブトゥーンが原作です。
主演は日本でも人気のオーディション番組「PRODUCE 101」に出演し、I.O.Iのメンバーとしてデビューしたキム・ソヘさん。グループ解散後は女優として活躍し、映画「ユンヒヘ」では新人女優賞も獲得しています。本作では彼氏が亡くなったことで自殺しようとするヒロインに扮しています。
そんなキム・ソヘさんと共に主演を務めるのは、ロマンス時代劇「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」でキム・ソヒョンさんの相手役を務めているナ・イヌさん。元JYPの練習生だったことでも知られるナ・イヌさんは、本作でも舞台恐怖症で悩むアイドル練習生に扮し、ひょんなことからヒロインとバケットリストを叶えていくようになります。
その他
VICTONのイム・セジュン
BTOBミンヒョク
(G)I-DLEのミヨン
など人気グループのメンバーが複数登場!
本作の中心OSTには主演のキム・ソヘさん、ナ・イヌさんが参加している他、BTOBのチャンソプさんがメインテーマを歌っています。
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彼女のバケットリストあらすじ
結婚を誓いあっていた彼氏を突然失ったラリ(キムソヘ)は、失意のあまり自殺を試みるほど落ち込んでしまいます。
そんな中で、かつて彼氏と一緒に書いた”バケットリスト”を見つけたラリは、偶然知り合ったアイドル練習生のハンソルと共にバケットリストに書かれた内容を叶えていくことに。
ラリのみならずハンソルにも舞台恐怖症という悩みがあったのです、ラリと行動を共にしてうちに惹かれあっていくようになり・・・。
その後、最高の実力の持ち主だが舞台恐怖症があるアイドル練習生のカン・ハンソル(ナ・イヌ)に出会い、ラリとハンソルはバケットリストを一つずつ叶えていく。二人は、痛みを癒していくうちにお互いに好感を持つようになり…。
彼女のバケットリストみどころ
彼氏を突然事故で亡くしたヒロインと、舞台恐怖症のアイドル練習生を主人公としたヒーリングラブロマンス。
彼氏が残したバケットリストを叶えていくことで生きる意欲を得ようとするヒロインと、過去のトラウマから実力はあるものの人前で歌えなくなってしまった悩める練習生。
そんな二人が運命的に出会ったことで、お互いの心の傷を癒すと共に、新たな夢や希望を見つけていきます。
行動を共にしていく内に次第に惹かれあっていくようになる二人でしたが、ヒロインはまだ亡き彼との想い出に浸っているようなところがあり、練習生にも家族に関する負い目があったのです。
深い傷を負った二人は辛い過去を乗り越え新たな人生を歩むことが出来るのか?
そして二人の関係の行方は!?
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彼女のバケットリスト感想・評価
いわゆる「死ぬまでにしたい10のこと」的な内容の人生再生ドラマ。
プロジェクト3作品の中でも一番事務所の持ち味を活かした内容で、練習生の苦悩や日の目を見ないアイドルたちについて描かれている上に、歌が重要になってもくるので出演者陣と内容がマッチしていると思いました。
一方、突然恋人を失ってしまったヒロインの苦しみについても経験したことはなくても想像が出来るもので、ストーリー自体はシンプルなんですが冒頭から涙を誘われました。
ただ、映画一本位の長さとはいえヒロインが立ち直るのが早すぎましたし、妙にコメディタッチなシーンが多いのも内容と反しているように感じました。
まぁ、終始重苦しいテイストよりも見やすいとは言えますが。
それでも、もっと亡くなった彼氏との想い出を振り返るシーンが多くても良かったですし、簡単に次の恋を見つけるのも微妙に思えるなど、見る人によっては愛する人を亡くした哀しみを軽く描いているように見えるかもしれません。
まぁ、この演出の訳は後半で明らかになるんですが、個人的には悪趣味に思えて好きではなかったですね!
まとめ:前半の展開は感動さえ覚えたものの、後半で真相が明かされるとドラマ自体がまったく違うものになってしまいました。
前半で描いたものを後半でひっくり返すというのは、バケットリストに書いてあることを実行に移すというテーマ自体を無かったことにするようで、正直後半からは冷めてしまいましたね。
最終的には癒しのドラマにはなっていましたが、そこに至るまでの過程が不満でした!
最後に
※ネタバレあり!
中盤までは泣けるシーンもあったのに、死んだと思っていた彼氏が実は生きていたというトンでも展開になってからは、それまでの悲しみを返してくれ!と裏切られたような気持ちになってしまいました。
これは駄目でしょ!!
嘘をついて恋人と別れるという展開はアリだとしても、死んだフリをするなんて詐欺でしかありません。
しかも、そんな衝撃的なシーンがやけにあっさりと描かれていたり、あれだけいい人だと思わされてきた彼氏が最低だったと分かるなど、後半からはイライラさせられっぱなしの展開になります。
なにもこんなバカげた展開にしなくとも、シンプルに亡くなった恋人との想い出を振り返りつつも新しい一歩を踏み出す、といった内容で良かったのに。。。