恋慕【韓国ドラマ】キャスト・視聴率・あらすじ・感想は面白い?

 

恋慕韓国ドラマ

パク・ウンビン、ロウン(SF9)主演による同名の漫画が原作の時代劇ラブロマンス!

生き別れになった双子の妹が亡くなった皇太子の身代わりとなる男装女子もの!!

キャスト、あらすじ、感想、視聴率などをまとめました。

(トップ画像公式ページより)

 

 

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目次

恋慕【韓国ドラマ】キャスト一覧

Netflix全20話

平均視聴率:7.97%

最高視聴率:12.1%

放送期間:2021年10月11日〜2021年12月14日まで韓国KBSで放送

演出:ソン・ヒョヌク
「僕が見つけたシンデレラ」
「また!?オ・ヘヨン」など

脚本:ハン・ヒジョン
「朝鮮ガンマン」「私の心は花の雨」
「とにかくアツく掃除しろ!」など

【イ・フィ役】パク・ウンビン
世孫→世子。死んだ双子の兄になりすましている女性。

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【チョン・ジウン役】ロウン(SF9)
イ・フィの師匠。司書。

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【イ・ヒョン(チャウン君)役】ナム・ユンス
イ・フィの従兄。礼曹参判。

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【キム・ガオン役】チェ・ビョンチャン(VICTON)
イ・フィの護衛武士。

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【シン・ソウン役】ペ・ユンギョン
吏曹判書の娘。

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【ノ・ハギョン役】チョン・チェヨン(DIA)
兵曹判書の末娘。

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【キム尚宮役】ペク・ヒョンジュ
イ・フィの側近。

 

【ホン内官(ボクトン)役】コ・ギュピル
イ・フィの側近。

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【ユン・ヒョンソル役】キム・ジェチョル
内禁衛長。

 

【チョン・ソクチョ役】ペ・スビン
ハン・ギジェの腹心でジウンの父。

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【王役】イ・ピルモ
イ・フィの父。

 

【ハン・ギジェ(サンホン君)役】ユン・ジェムン
左議政。イ・フィの祖父。

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本作は同名の漫画を原作としたロマンス時代劇です。

主演は子役として様々な時代劇に出演してしたパク・ウンビンさん。

時代劇に出演するのは2014年の「秘密の扉」以来で、時代劇で主演を務めるのは初となります。

 

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恋慕【韓国ドラマ】あらすじ

世子の子供として生まれるも、双子だったことから不吉とされ幼い頃に捨てられてしまった王女は、兄である世孫が亡くなったことでその身代わりとして偽りの人生を生きることに。

秘密を知る母も早々に亡くし、女だとバレないために人を寄せ付けぬ冷酷な人物を装ってきた世子イ・フィ(パクウンビン)は、幼い頃に知り合った初恋の相手チョン・ジウン(ロウン)と運命的な再会を果たします。

世子と司書という形で関わることになったイ・フィは、世子としての威厳を保ちながらも次第にジウンに惹かれていくようになります。

一方、ジウンの方もいつの間にか世子のことばかり考えるようになり・・・。

 

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恋慕【韓国ドラマ】みどころ

本作は韓国ラブロマンスでは定番の設定である男装女子を主人公に、報われぬ恋と王宮での権力闘争を描いた時代劇です。

亡くなった兄の変わりに男装して世子になりきるイ・フィと、父に対して恨みを持つ司書ジウンは、お互いの想いを隠しながらも惹かれあっていくようになります。

韓国では、男装したヒロインが主人公の時代劇ドラマがいくつも作られてきましたが、双子の兄に成り代わって世子になるという設定ははじめてで、将来王になるという立場だけあってその危険性はこれまでにないほど高いものになっています。

自分の孫を王にして、それを操ることで権勢を誇ろうとする左議政や、自分の息子を次の王にしたい継妃、かつての地位を取り戻したい王族たちに、そんな権力者たちの取り巻きなど、世子の周りには一筋縄ではいかなものたちがうごめいています。

そんな中でお互いの想いを確認し会うイ・フィとジウン、そして二人のことを密かに想うものたちの恋の行方とは?

そして、次第に暴走していく祖父の蛮行をイ・フィと仲間たちは止めることが出来るのか!?

 

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恋慕【韓国ドラマ】感想・評価

冒頭からこの先の展開が読めてしまうのは残念でしたが、パク・ウンビンさんのファンなのでなかなか楽しめた作品でした。

出生の秘密、入れ替わり、男装女子、三角関係、好きな相手の父が仇などなど、お決まりの要素もてんこ盛りで、軸となるのはお決まりの権力闘争とロマンスの二本立てというもの。

ですが前半はロマンスメインで、後半が権力闘争メインという前後でドラマのテイストがかなり違ってきます。

「トキメキ☆成均館スキャンダル」のパク・ミニョン
「風の絵師」のムン・グニョン
「雲が描いた月明かり」のキム・ユジョン
「コーヒープリンス1号店」のユン・ウネ
「美男ですね」のパク・シネ

など、有名女優さんが男装女子を演じて人気を博してきましたが、時代劇三作品は明らかに可愛すぎて私には男には見えませんでしたし、現代劇二作品の方はメイクや衣裳などでどうとでもなりそうなもの。

その点、本作でのパク・ウンビンさんは、凛々しさと女性的美しさの両方を見せてくれていて、個人的にはこれらの女優さんの中で一番しっくりきました。

そんな彼女は、最初は無理に男らしく振る舞っているのですが、大人になったジウンと再会してからは可愛らしい一面も見せるようになりそのギャップにやられてしまいます。

とはいえ前後でテイストがガラッと変わるのは好みが分かれるところで、ロマンスメインの中で思い出したかのように政敵の企みなどが描かれるのが不自然ですし、元々は家族のような存在を救うためにジウンは王宮入りしたのに、イチャイチャするのにかまけてその事を忘れていたように見えてしまいます。

イ・フィ、ジウン、ヒョンの関係はブロマンスのようでもありBLのようにも見えます。

イケメンが多数出演していますし、少女マンガ的雰囲気もあるので女性にとってはみどころ満載といえますが、王道の権力闘争が見たい方にとっては余計に感じる恐れもあります。

まぁ、男装女子という設定がある段階でこういった内容になることは予想がつきますが。

それに、思ったほど三角関係が盛り上がらなかったり、イ・フィやジウンに想いを寄せる女性たちの活躍の場がなかなか訪れないことも不満でした。

イ・フィに一目惚れしたハギョンなんて、前半ではちょっと顔を見せた程度で中盤までほとんど登場しませんし、ソウンについても女性キャストの二番手とは思えないほど登場機会がありません。

後半からは権力闘争に切り替わるのですが、前半で出番が少なかったソウンとハギョンは後半でも思ったほど活躍の場が無く、彼女たちも巻き込んだ恋愛模様を待ち望んでいた方にとっては期待はずれに思うかもしれません。

それに悪女でもない二人が、イ・フィとジウンのせいで不幸になってしまうというのはとても可哀想でしたね。

しかも、イ・フィとジウンが気遣ってあげず、相手に気を遣わせたり身を引かせたりするというのは酷すぎます。

そういった意味でもソウンとハギョンの二人にはもっと活躍の場を作って欲しかったです。

終盤になるとイ・フィとジウンの関係はウワサされるほどバルバレですし、何度も抱き合ったりキスしたりする場面を目撃されたりもします。警戒が緩すぎる!

まぁ、バレないことには面白い展開になっていかないのですが、バレたら殺されるとわかっていてイチャイチしてるのは理解に苦しみます。

それに、ヒョンに関してもソウンとハギョン同様に終始切なかったですね。

早々にイ・フィの正体に気付き、想いを寄せながらもジウンとは違ってそんな素振りも見せず、影からイ・フィを支えてきたのに報われない。この3人には幸せになってほしいものです。

権力闘争やロマンス以外では、父である王との関係というものも描かれます。

兄のふりをしているのは辛いだろうとか可哀想といった感情はさておき、実は王の方も同じくらいに辛い想いをしていたことがのちのち明らかになります。

父親であった先王の命令と王宮の規律には逆らえなかった状況と、自分が王となっても心を殺して子供に愛情を注げなかったという悲しさは想像を絶するもので、前半での王に対する印象が後半になるとガラッと変わってしまうんです。

当初はなんて冷たい人なんだと思っていた分、真相と王の胸の内を知った際はグッときましたね!

このように前半はロマンス要素が強すぎて時代劇である必要性が感じられなかったのですが、後半からはそれが逆転し終盤で一気に盛り上がってきます。韓国時代劇特有の愛憎劇が無かったのは見やすい要因となりましたが、正直終盤まではイマイチ盛り上がりに欠ける作品だったと思います。

まとめ:韓国時代劇としては珍しく、悪女の存在がほぼ無かったので愛憎要素が薄いのですが、その反面ラブロマンスに関しては少女漫画チックなテイストになっていました。

そのわりには女性キャラクターが思ったほど活躍していなかったり、権力闘争も中盤を過ぎるまで動きがほぼないのも残念で、前半と後半とでテイストが違いすぎるのはバランスが悪いと感じました!

最後に

男装女子を演じるのが世子という王子に当たる立場だったがゆえに終盤まで正体がバレずにきましたが(敵方には)、どう見てもバレバレだろうという場面は序盤からいくつもありました。

そこに突っ込みを入れるか、それを良しとするかで本作を楽しめるかどうかが決まってくると言えますね。

それにしても大妃はともかく、継妃はまったく活躍しませんでしたね!

特に権力の座を狙っている継妃(イ・フィの義母)は、韓国時代劇だと大抵悪女として描かれるのにまったく見せ場が無かったというのは・・・。

愛憎劇が無かったのは好みだったとはいえ、無かったら無いでなんか物足りなく感じてしまいました。

 

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