リュ・ジュンヨル、ユ・ジテ共演による観客動員数300万人超えの大ヒット作品!
株式ブローカーを主人公にしたマネーゲームと犯罪サスペンスを掛け合わせた経済エンターテインメント!!
キャスト、あらすじ、感想、最終回などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
【韓国ドラマ】キャスト一覧
2019年3月20日韓国にて公開(日本公開日2019年11月19日)
上映時間:116分
監督・脚本:パク・ヌリ
【チョ・イルヒョン役】リュ・ジュンヨル
新人株式ブローカー。
【ボノピョ役】ユ・ジテ
謎のブローカー。
【ハン・ジチョル役】チョ・ウジン
金融監督官。
【パク・シウン役】ウォン・ジナ
トンミョン証券代理。
【チョン・ウソン役】キム・ジェヨン
トンミョン証券法人化営業チーム員。
【ユ・ミンジュン役】キム・ミンジェ
トンミョン証券課長。
【ピョン次長役】チョン・マンシク
トンミョン証券次長。
【キム部長役】キム・ジョンス
トンミョン証券部長。
【イム・ジェフン本部長役】ソン・ジョンハク
トンミョン証券本部長。
本作は韓国で観客動員数300万人超えの大ヒットとなった経済サスペンス映画です。
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【韓国ドラマ】あらすじ
金持ちになるという目的のため過酷な証券業界へと飛び込んだイルヒョン(リュジュニョル)は、大手証券会社の新人ブローカーとして働きはじめるも、一流大学出身の同僚達のようなコネもバックもなくなかなか業績を上げられずにいました。
そんな中、上司から謎のブローカー・ボノピョを秘密裏に紹介されたイルヒョンは、彼から莫大な利益を得ることが出来る違法な取引の手解きを受け、瞬く間に大金を稼ぐようになります。
しかし、そんなイルヒョンのことを金融監督官ハンがマークしはじめ、イルヒョンを取り巻く状況は変わっていきます。
次第にイルヒョンは身の危険を感じるようになり、周囲の人物たちにも命を落とすものが出始め・・・。
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【韓国ドラマ】みどころ
本作は“韓国のウォール街”と呼ばれる汝矣島(ヨイド)を舞台に繰り広げられる危険なマネーゲームを描いた作品です。
金持ちになるという夢を抱きながら証券会社に入った青年は、コネやバックが重要な業界ではのし上がれないことを痛感し、紹介された謎のブローカーの指示に従うようになります。
お金を手に入れた青年は暮らしも彼女も変え、うだつの上がらない新人からどんどん変化していくのですが、それをカメレオン俳優とも呼ばれるリュ・ジュンヨルが見事に演じています。
このお金の力により人が変わっていく様を見ることこそが本作の醍醐味といえます!
前半は証券業界の複雑な仕組みと主人公の変化と、マネーゲームの痛快さも描いているのですが、それが後半になると同僚たちの死や主人公に迫る危機なども描きサスペンス要素が増してきます。
自身の欲望により徐々に悲惨な状況へと追い込まれていく主人公の行き着く先とは?
実力派俳優たちによる演技力合戦にも注目です!
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Mine/マイン【韓国ドラマ】感想・評価
キャストは好みですし、エンターテインメント性も多額ある程度は楽しめたのですが、現代社会を舞台にした作品としては粗が目立つ作品でした。
そもそも一般の人には理解しがたい業界が舞台の作品なのに説明が少なくて難しく感じますし、かと思えば違法な取り引きをしている主人公の脇が甘すぎて、盗聴される危険性や証拠の管理などを全く考えてないように見えるなど、本格的なのか大体でやってるのか分からない感じがしました。
説明を極力排除してリアルなマネーゲームを描くのなら、そういったところも隙なく描いて欲しかったですし、システムに穴がありすぎるのも見ていて不安にさせられました。つまり、リアルに寄せたいのかエンタメに振りたいのかが分からず中途半端なんですよね!
細かいところを気にしなければ多くの人が楽しめるバランスになっているともいえますが、マネートレードや金融業界に興味をもって見たとしたらうやむやな部分が多かった印象がありましたね。
SNSが発達し映像や音声も苦もなく入手出来る現代において、本作はその辺をきちんと考慮できてない作品だと思いました。
まとめ:エンタメ作品としてはそこそこ楽しめるものの、ハリウッド作品などで見られる本格派と比べるとかなり劣る作品だという印象でした。
それでもリュ・ジュンヨル、ユ・ジテ、チョ・ウジンらの演技は最高でしたけどね!
最後に
現在の韓国の経済状況と照らし合わせてみると楽しめるものの、リアルさとエンタメの度合いでいうとやはりエンタメの方に寄せられていて突っ込みどころも目立ちました。
エンタメ作品として最後ハッピーエンドで終わるのは正解なのかもしれませんが、実際にはそんな都合の良いことが起きるわけがありません。
最後、そのような締め括り方をしたいのだったら、全体的にはもっとポップかつ分かりやすいものにした方が良かったかもしれませんね。