ソンフン主演最新作!
三組の夫婦を中心に、結婚生活や離婚騒動を描いた不倫ヒューマンドラマ!
共演はイ・ガリョン、パク・チュミ、イ・テゴン、チョン・スギョン、チョン・ノミンほか。
キャスト、あらすじ、感想、最終回、気持ち悪いことなどをシーズン1と2を一緒にまとめました。
(トップ画像公式ページより)
結婚作詞離婚作曲キャスト一覧
Netflix シーズン1全16話
Netflix シーズン2全16話
平均視聴率:7.63%(シーズン1)
9.18%(シーズン2)
最高視聴率:16.58%(シーズン2最終回)
放送期間:2021年1月23日から3月14日(シーズン1)
2021年6月12日から8月8日(シーズン2)
演出:ユ・ジョンジュン
「ナイスガイ」「シンデレラマン」など
イ・スンフン
「最高のチキン~夢を叶える恋の味~」「トレイン-Train-」など
脚本:イム・ソンハン(Phoebe)
「人魚姫」「神様、お願い」「オーロラ姫」など
【プ・へリョン役】イ・ガリョン
サヒョンの妻。アナウンサー出身のラジオDJ。
【パン・サヒョン役】ソンフン
弁護士。
【サ・ピヨン役】パク・チュミ
ユシンの妻。ラジオ番組のプロデューサー。
【シン・ユシン役】イ・テゴン
シン病院院長。
【イ・シウン役】チョン・スギョン
ヘリュンの妻。ラジオ番組の放送作家。
【パク・ヘリュン役】チョン・ノミン
大学教授。
【ソン・ウォン役】イ・ミニョン
バツイチの翻訳家。
【ア・ミ役】ソン・ジイン
無名のファッションモデル。
【ナム・ガビン役】イム・ヘヨン
ミュージカル女優。
【キム・ドンミ役】キム・ボヨン
ユシンの継母。
すでにシーズン3の制作も確定した大ヒット不倫ドラマ。
脚本はいくつもの大ヒット作を手掛けてきたイム・ソンハン(Phoebe)さん。
視聴率はシーズン1の時点でもTV CHOSUN(韓国のケーブルテレビ)始まって以来の高視聴率となり、シーズン2の最終回では16%超えとなる大ヒットを記録しました。
主演は約5年ぶりのドラマ主演を務めるイ・ガリョンさん、これが初の主演作となるパク・チュミさん、数多くの出演作で知られるチョン・スギョンさん、「じれったいロマンス」「シンイ-信義-」のソンフンさん、2014年の「大切に育てた娘ハナ」以来のドラマ出演となるイ・テゴンさん、「善徳女王」で人気を得たチョン・ノミンさんといった面々。普段脇役中心の人がメインキャストを演じているのが特徴であり、新鮮さを感じますね。
チョン・ノミンさんはドンミ役で出演しているキム・ボヨンさんの元夫としても有名で、二人が同じ作品で共演することも話題となりました。
この三組の夫婦が主人公となるんですが、重要なキャラクターは他にもまだまだいます。
夫たちの不倫相手を演じる「愛を抱きしめたい~屈辱と裏切りの涯てに~」のイ・ミニョンさん、「七日の王妃」のソン・ジインさん、「オー・マイ・クムビ」のイム・ヘヨンさんや、主人公たちの親を演じるキム・ウンスさん、イ・ジョンナムさん、ノ・ジュヒョンさん、キム・ボヨンさん、イ・ヒョチュンさんなど、実力派俳優が多数出演するドラマとなっています。
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結婚作詞離婚作曲あらすじ
ラジオDJのヘリョン(イガリョン)、ラジオ番組のプロデューサー・ピヨン(パクチュミ)、ラジオ番組の放送作家シヨンの三人は同じ番組に携わる同僚で、それぞれに弁護士のサヒョン(ソンフン)、病院院長のユシン(イテグォン)、大学教授のヘリュン(チョンノミン)という夫がいました。
仕事も家庭も上手くいっている三人の女性たちでしたが、彼女たちの夫は妻以外の女性との不倫関係にあり、幸せだったはずの結婚生活は徐々に破綻していくこととなり・・・。
結婚作詞離婚作曲みどころ
30代、40代、50代の魅力的な三人の女性を主人公に、三組の夫婦の結婚生活から離婚騒動までを描いた不倫ドラマです。
ラジオ局で働く三人の女性たちは皆既婚者なのですが、彼女の夫たちが揃いも揃って不倫してしまうんです。
それまで何事もなく幸せな生活を送っていた彼女たちは、夫たちからの突然の離婚宣言に怒り、驚き、嘆くことになります。
あまりの人気から既にシーズン3の制作が決まっているのですが、シーズン1では不倫のはじまりを描き、シーズン2では不倫発覚後のゴタゴタを描いています。
不倫相手の三人が重要な役どころとなるのは当然ながら、キム・ボヨンさん演じるドンミもキーマンとなり、ユシンの初恋相手であるだけでなくサヒョンの父親の初恋相手であるというマドンナ的立ち位置にあります。
その上、ユシンの父親の再婚相手でもあるので、三人の男性から想われている作中で一番のモテモテキャラクター。
このドンミという存在が出演たちとどう関わっていくのかも注目となります。
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結婚作詞離婚作曲感想・評価
日本と韓国ではラジオに対する印象が違うのか、韓国ではたびたびラジオ局を舞台にした映画やドラマが製作されます。
テレビドラマ局のように大々的に顔出しする仕事ではないので、正直そこで働いている人にも地味な印象がありますが(個人的な偏見かもしれませんが)、このドラマに登場するラジオ局勤務の女性たちは皆華やかなで、その夫も弁護士に医者に教授という成功者ばかり。
毎回ドレッシーな格好をしてるDJなんているわけないだろ!
という突っ込みどころはさておき、三組の夫婦の不倫を2シーズンに渡って描き続ける(続編もあるのでまだまだ続きます…)という、結婚生活や離婚の大変さを描いたドラマでした。
それにしてもヘリョンの厚化粧っぷりと、服装の派手さは異常で、まさかあんな格好でドラムの練習してるとは驚くというよりも笑えてきました。
不倫をテーマに、それをエンタメとして描いているドラマをは沢山あるなか、本作の場合はリアルさとエンタメが程よくミックスされています。
主人公たちの親が何らかの繋がりがあったり、夫たちの浮気相手が知り合いだったりといった都合のいい設定はありますが、これは韓国ドラマならではのお決まりということで。
不倫ドラマのエンタメ性が分かりやすく描かれている場面があります。それは、不倫相手の妻がラジオ局に押しかけてくるところで、リスナーだと偽って来た妻は相手を一方的に非難するのですが、実はその妻は相手を非難できるような人ではないんです。ラジオの本番まであと少ししかない上に、周りにはラジオ局職員や他のラジオ出演者もいるところでそんな揉め事が起きるなんて端からみれば面白すぎます。
リアルさが表れていたのは、不倫夫たちの都合のいい言い訳ですかね。それを素直に認めることはなく仕事や家事に子育てにと忙しい妻に対して女として魅了が無くなったと言い放ったり、そんな苦労を妻にかけた自分が許せないなどと都合のいいことを言い、自分の行いを正当化するような発言は無責任そのもので、同じ男から見てもイライラさせられるんです。
本作に登場する男たちは、一見すると妻思いで仲の良い家族の家長という感じなのですが、幸せな生活の裏で実は不倫をしていたというのがかなりリアルなんですよね。
いかにも不倫しそう!な人がいないからこそ、他人事ではなく明日は我が身として共感してしまった女性が多かったんだと思いますね。
個人的には男性陣に共感することもなく、妻たちに同情して怒りを覚えることもなかったのでエンタメとして楽しんだのですが、正直男性陣が見るには痛いところを突かれたような感じがして、見ていて気持ちのいいものではなかったですかね。
このドラマ、最初に夫婦関係が破綻しかけている様子を見せ、その後破綻に到るまでの仮定が描かれるという展開になっているのですが、最終回はシーズン1,2共に新たな登場人物が出て来て終わるというパターンになっています。
つまりシーズン3で重要な立ち位置になるであろう人物がシーズン2のラストで登場しており、まだまだこのドロドロ不倫展開が続くことが予想されるわけなんです。
このパターンは、”マーベル・シネマティック・ユニバース(アイアンマンやアベンジャーズなどのヒーローシリーズ)”などでも見られる手法で、それを不倫ドラマに利用してシリーズ化に成功したというのは見事だと思いました。
まとめ:クスクスと笑えるところもあり、リアルな不倫ドラマであると共に不倫エンターテインメントとしても楽しめたのですが、このドラマを見た感想を女性と話す際は細心の注意を払った方がいいと思いましたね。
それくらい男の身勝手さと女性の恐ろしさが描かれたドラマなんです!
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結婚作詞離婚作曲は気持ち悪い?
このドラマの感想の中には「気持ち悪い」というものがあるんですが、その要因となったのはユシンと継母の関係性にあると思います。
いい夫を気取ってるユシンですが、実はユシンの初恋相手がこの継母であり、その初恋相手がユシンの父親と再婚してしまったんですね。
子供の頃に年上のお姉さんに恋してしまうことはよくあることですが、それが40代になってもまだ続いていて、それが継母というのは衝撃的です。
しかも、ちょくちょく二人でデートをしてたり、一緒にホテルのプールで遊んでいたりと、まるで恋人かのようにイチャついてもいます。
そんなユシンには浮気相手もいて、まったくもっていい夫とは呼べないんですよね。
この不倫関係がどこまで拡がるのか考えると気持ち悪いと感じても仕方ないと思いました。
このドラマを視聴した世の奥様方は、不倫夫たちの呆れた言い訳にイライラしたというのも納得なんですが、このユシン周辺のエピソードに関しては見ていてゾッとしましたね。