人気俳優ユン・ギュンサンが身分を偽り名門校へ潜入!
勝つためなら何でもするクールな弁護士と、それとは真逆の穏やかな教師という二役を演じた学園サスペンススリラー!!
キャスト、あらすじ、感想、最終回などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
潜入弁護人【韓国ドラマ】キャスト一覧
原題:ミスター期間制
U-NEXT全32話
平均視聴率:3.301%
最高視聴率:4.781%
放送期間:2019年7月17日から9月5日まで韓国で放送
演出:ソン・ヨンイル
「ドクターフロスト」など
脚本:チャン・ホンチョル
【キ・ムヒョク(キ・ガンジェ)役】ユン・ギュンサン
チョンミョン高校期間限定教師。弁護士。
【ハ・ソヒョン役】クム・セロク
チョンミョン高校体育教師。
【チャ・ヒョンジョン役】チェ・ユファ
ソウル中央地検エース検事。ムヒョクの大学同期。
【ユ・ボムジン役】イ・ジュニョン(U-KISS JUN)
チョンミョン高校生徒。4人衆の1人。国会議員の息子。
【イ・ギフン役】チェ・ギュジン
チョンミョン高校生徒。4人衆の1人。弁護士事務所の所長の息子。
【ハン・テラ役】ハン・ソウン
チョンミョン高校生徒。4人衆の1人。名門予備校チェーンの代表の娘。
【ナ・イェリ役】キム・ミョンジ(元Tiny-G )
チョンミョン高校生徒。4人衆の1人。アイドルデビュー直前。
【キム・ハンス役】チャン・ドンジュ
チョンミョン高校生徒。殺人事件の容疑者。
【チョン・スア役】チョン・ダウン
チョンミョン高校生徒。殺人事件の被害者。
【パク・ウォンソク役】イ・スンウォン
ムヒョクの同級生で協力者。
【イ・ドジン役】ユ・ソンジュ
ギフンの父。ソンハ弁護士事務所代表。
【ユ・ヤンギ役】キム・ミンサン
ボムジンの父。国会議員。次期大統領候補。
本作で生徒役を演じているのは、学園の中心人物役のイ・ジュニョン(U-KISS JUN)をはじめ、
キム・ミョンジ(元Tiny-G )
チョン・ダウン(2EYES)
イ・ビョンホン(元TEENTOP L.Joe)
クォン・ソヒョン(元4Minute)
教師役のキム・イェウォン(元ジュエリー)
などアイドルグループ出身の俳優さんが数多く出演している他、今後活躍が期待される若手俳優が多数出演しています。
スポンサーリンク
潜入弁護人【韓国ドラマ】あらすじ
王手弁護士事務所のやり手弁護士キ・ムヒョク(ユンギュンサン)は、担当した女子高校生刺殺事件で起きた事故の責任を押し付けられ、事務所をクビにされた上に弁護士資格まで剥奪されてしまいます。
自らの濡れ衣を晴らし、その原因となった謎多き事件の真相も明らかにしようと考えたムヒョクは、事件の舞台となった名門高校へ臨時教師として潜入することになるのですが、ムヒョクがそこで見たものは生徒たちによるイジメだけでなく、生徒の保護者達が関わった不正や悪事というとんでもないもので・・・。
スポンサーリンク
潜入弁護人【韓国ドラマ】みどころ
本作は、資格を剥奪された有能弁護士が自らの濡れ衣を晴らし事件の真相を明らかにするために、臨時教師として名門校に潜入するというサスペンスドラマです。
女子高生の謎の死からはじまり、名門校で起きる様々な事件と秘密、そして有力者だらけの保護者たちによる不正といったものが描かれていきます。
名門とは名ばかりのその高校は、運営する財団から教師、保護者にいたるまで悪人だらけで、そうなると当然生徒たちもワルばかり。そんな高校で起こる事件は壮絶な暴力シーンや殺人といったかなりエグいもので、そんな高校の闇を暴こうと主人公は仲間たちと共に奮闘します。
女子高生は誰に殺されたのか?
そして、彼女が殺された理由とは何のか?
高校生たちが抱える問題や、名門校とされる学校の闇を描いたサスペンススリラーです!
スポンサーリンク
潜入弁護人【韓国ドラマ】感想・評価
主役のユン・ギュンサンをはじめ、生徒役でアイドル出身の俳優さんが沢山出演している見た目の綺麗なドラマかとおもいきや、内容はかなり凄惨なもので完走するのに覚悟が必要な作品だと思いました。
ある学校で起きた事件を解決するために、探偵や刑事が潜入捜査することになるという設定はたまに見かけるものですが、本作の場合はそれが弁護士(資格は剥奪されていますが)になっているのが特徴で、しかも学園ドラマという範ちゅうにはおさまらないスリラードラマになっているんです!
舞台はエリート学校で、そこで起きるいじめをはじめとする数々の悪事が描かれていくというよくある設定ながら、生徒はもちろん親や教師もとにかく最低な人たちばかりで終始イライラさせられっぱなしでした。
日本だとある熱血教師の奮闘により生徒や保護者を改心させていくというお決まりのパターンになりそうなところ、韓国ドラマでは人間の汚ならしさや社会の闇というものを描いてとにかく心をかき乱してきます。
最後、悪だと思われていた生徒たちも汚い大人たちの犠牲者だったと分かるという定番なオチは格差が激しく身分や階級にもこだわる韓国だとここまで酷いことになるんだと改めて思い知らされました。
基本的にイジメをテーマにした作品は苦手なので見るのが結構キツかったのですが、学園ドラマというよりもサスペンス要素の方が大きかったのでなんとか割り切って見ることが出来ました。
ただ、ユン・ギュンサン自体があまり明るい印象がないので、穏やかな教師とクールな弁護士という二つのキャラクターの切り替えはあまりうまくいってないように思えました。
主人公役がコミカルもシリアスもどっちもイケるという俳優さんだったなら違ったんでしょうけど、あまりコミカル要素が強すぎてもドラマのイメージとは合わなくなったかもしれませんね。
まとめ:よくある設定を使いながらもドラマとしては見応えがある作りになっていました。
ただ、個人的にイジメをテーマにした作品は苦手なので再度見返す気は起きませんね!
事件を解決するだけでなく高校生たちが抱える様々な問題も重要だったのに、彼らの内面についてはあまり深堀りされていなかく勿体なく感じました。
潜入弁護人最終回感想は?
ドラマ終盤は、サスペンスものではお決まりの悪人たちの悪あがきと事件の真相が明らかになる様が描かれていました。とはいえ肝心の証拠については見つからないままなんですけど。
結果としては、悪人たちには相応しい罰が下されたとは言えますが、その罰が誰の手で下されたのがハッキリと描かれていない点は見ていてモヤモヤしました。
それが誰なのかはある程度絞られては来るとはいえ、明らかにされないまま今後も学園生活を過ごすのかと思うと気持ちは晴れません。
しかも、最後の最後で主人公が学園の顧問弁護士としてやって来て「皆さんを守る。」だなんて言われても、それよりもこの中にいるであろう殺人犯を見つけてくれよ!と突っ込んでしまいましたね。