イ・ヨウォン主演、チェ・グィファ、チャン・ヒョンソン共演による人権侵害をテーマにした痛快ヒューマン・ドラマ!
キャスト、あらすじ、視聴率、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
走る調査官【韓国ドラマ】キャスト一覧
U-NEXT全14話
平均視聴率:0.91%
最高視聴率:1.3%
放送期間:2019年9月18日~2019年10月31日まで韓国で放送
演出:キム・ヨンス
「赤道の男」「剣と花」
「恋はドロップキック!~覆面検事~」など
脚本:ペク・ジョンチョル
【ハン・ユンソ役】イ・ヨウォン
人権増進委員会調査官。
【ペ・ホンテ役】チェ・グィファ
検事出身の人権増進委員会調査官。
【キム・ヒョンソク役】チャン・ヒョンソン
人権増進委員会調査課長。
【アン・ギョンスク役】オ・ミヒ
人権増進委員会委員長。
【プ・ジフン役】キム・ジュヨン
人権増進委員会事務官。
【イ・ダルスク役】イ・ジュウ
人権増進委員会の新人調査官。
【オ・テムン役】シム・ジホ
大手法律事務所「サン・アンド・ムーン」の弁護士。
【ハン・グァンホ役】キム・レハ
失踪したユンソの父。
【チャン・ドンソク役】チャン・ヒョクジン
グァンホの父の後輩。ユンソを手伝う。
韓国のケーブルテレビ局OCN製作による人権問題をテーマにしたヒューマンドラマ。
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走る調査官【韓国ドラマ】あらすじ
世の中に蔓延する人権問題について調査する捜査機関”人権増進委員会”。
有名政治家の人権侵害問題を暴露したことで世間の注目を集めることになったこの機関ですが、ある日元検事のペ・ホンテが異動してくることに。
ホンテは正義感の強い行動派であり、就任早々冷静かつ中立な立場を重視する調査官ハン・ユンソと対立することになります。
二人は度々ぶつかり合いながらも、人権問題に悩まされる人々のために次第に協力していくようになり・・・。
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走る調査官【韓国ドラマ】みどころ
人権問題をテーマとした現代の社会問題とマッチしたヒューマンドラマ。
主人公は検事でも刑事でも弁護士でも政治家でもなく、国家人権委員会の調査官たちという聞きなれない職業。人権問題が絡んだ事件などを捜査するのではなく調査、報告するのみで、その後は委員会で是非が問われるというこれまでにないタイプのドラマになっています。
様々な人権問題を解決しようとする調査官たちの想いと、考え方の違いにより対立する様、そしてぶつかり合いながコンビネーションを高めていく展開など、難しい問題を扱う作品ながらもただ暗くなるだけでなく痛快さも伴っているのが特徴です。
苦悩する調査官たちの姿にあなたも考えさせられることになります!
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走る調査官【韓国ドラマ】感想・評価
韓国ドラマを見ていると、男尊女卑の酷さに驚いたり、強烈なパワハラに引いてしまったり、人格を否定するような発言に怒りを覚えたりと、このような場面が度々登場するのですが、本作はそんな人権問題についてスポットを当てた作品でした。
そういった問題をテーマにするのは新鮮に感じたのですが、基本的な流れや展開は刑事や検事などが主人公の犯罪捜査ものとあまり変わらないように思いました。
バディものとしてもそこまで際立っているわけでもなかったですし、そもそもチェ・グイファは2番手というよりもキャラが濃い脇役の方が似合ってるんですよね。
人権問題を調査するというだけあって、犯罪捜査ものと比べると過激な描写などはないのですが、連続殺人犯やサイコパス、財閥の悪行などは明らかにフィクションだと分かって見れるのですが、それと比べると人権問題の方がリアルに感じてしまい、見ていて辛くなる場面が思った以上に多かったんです。というか全体的に”暗い!”の一言ですよね。
確かに権力者などの人権侵害問題が認められるのは見ていて痛快だと感じたのですが、そんな問題を山ほど見るのは苦痛ですって!
最後に
このドラマの宣伝文句は痛快ヒューマンドラマとなっていますし、登場人物たちが走り出すポーズで揃えている画を見ても気軽に見れそうに感じてしまいます。
それなのに実際はかなり暗い内容で、主人公の不幸な家族や、その家族を殺した犯人の人権について調査する立場になったりと、どこが痛快なんだ!という重苦しいエピソードが出てきます。
こういった人権問題がテーマの映画を見るのはいいんですが、それを連続ドラマで長時間見るのはちょっとキツイですよね。
見やすくするために笑いや恋愛を入れると違和感があるでしょうしね。
かなり好き嫌いがわかれるタイプのドラマだと思いました。