剣客 【韓国映画】キャスト・あらすじ・感想 チャンヒョク主演

剣客韓国映画チャンヒョク主演

チャン・ヒョク主演による本格派剣戟アクション!

戦うことを封印していた最強の剣客が愛する娘を救うため再び剣を抜く。

キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。

(トップ画像公式ページより)

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目次

剣客 【韓国映画】キャスト一覧

2020年9月23日韓国にて公開(日本公開日2021年4月2日)

上映時間:100分

監督・脚本:チェ・ジェフン

【テユル役】チャン・ヒョク
最強の剣客。

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【テオク役】キム・ヒョンス
テユルの娘。

【クルタイ役】ジョー・タスリム
ファン房の房主。清国皇帝の甥。

【ミン・スンホ役】チョン・マンシク
朝鮮最高の武臣。

【ファソン役】イ・ナギョン
ファソン堂客主。

【イ・モギョ役】チェ・ジノ
吏曹判書。

【イヌチ役】チ・スンヒョン
清国使節団。クルタイの手下。

【光海君(クァンヘグン)役】チャン・ヒョンソン
朝鮮第15代国王。

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剣客 【韓国映画】あらすじ

大陸で明と清が覇権を巡って争っていた時代、その影響は朝鮮にまで及び、宮廷ではどちらにつくかで意見が対立していました。

そんな中、娘テオク(キムヒョンス)と共に山奥で静かな生活を送っていたテユル(チャンヒョク)は、古傷の影響からくる視力の低下に悩まされていました。

そのことを心配するテオクは、治療のためにテユルを都に連れ出すのですが、ひょんなことから関わることになった清の皇帝の甥クルタイ(ジョータスリム)によってテオクが連れ去られてしまいます。

これにより、かつて最強の武人ともうたわれたテユルが再び剣を握ることとなり・・・。

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剣客 【韓国映画】みどころ

かつて最強の武人とうたわれた剣客が、最愛の娘をさらった悪人たち相手に大立ち回りを繰り広げる圧巻の剣戟アクション!

主演は名作アクション時代劇「チュノ ~推奴~」の主演でも知られるチャン・ヒョク。視力の衰えに苦しめられながらも、娘を救うために清国の悪人たちをなぎ倒していきます。

独特な剣を使ってのソードアクションはもちろん、合間に打撃も挟まれるなど格闘アクション好きも楽しめる内容になっています。

敵のボス役を演じるジョー・タスリムの存在感とアクションはさすがの一言で、ストーリーがシンプルな分アクションに集中して見ることが出来るのも特徴です。

時代劇ものにありがちな権力闘争や複雑な人間ドラマなどは極力排除されているので、普段韓国時代劇を見ない人でも楽しめると思います!

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剣客 【韓国映画】感想・評価

ストーリー的にはよくあるパターンを踏襲しているにすぎませんが、アクションや主人公のキャラクターが魅力的な作品でした。

クセの強いキャラクターを演じることが多いチャン・ヒョクは、本作のような寡黙で冷酷な剣客役もよく似合う!

これだけでも見る価値ありで、さらに「るろうに剣心」的な剣戟アクションも見応えがあり、殺戮シーンが強烈なのは韓国ならでは。

複数の鉄砲相手に避けきるというのは現実味がありませんでしたが。。

時代背景が明清交替(中国大陸を支配していた明から、満州人が建国した清へと移行していった頃)の最中ということもあり、朝鮮は明と清の板挟みになっているという時期。

このため韓国時代劇にありがちな権力闘争よりも朝鮮が大国に虐げられる様が描かれていて新鮮に映りました。

まぁ、その辺は気にせずアクションだけでも楽しめるのですが、お決まりの宮廷内での醜い争いを見なくてすむのは良かったですね。

あと肝心のアクションシーンが、飛んだり跳ねたりといったワイヤーアクション主体でなかったのが好みで、剣と打撃を混ぜた中国武術寄りの戦闘シーンだったのも主人公のキャラクターに合っていたと思います。

正直、これまで見た韓国のアクション時代劇ではこれが一番見応えがあったかもしれません!

韓国のアクションものって、時代劇だとワイヤー、現代劇だとケンカアクションといった感じで、アクションそのものよりもストーリーやバイオレンスさで見せるものが多い印象があります。まぁ、マ・ドンソク兄貴は別枠ですけど。

だからエンターテインメントとしては面白くても、アクションメインで見れる作品は意外と少ないんですよね。

そういった意味では本作は貴重で、ストーリー的には新鮮さはないもののキャラクターのカッコよさとアクションに関しては抜群だったと思いますね!!

まとめ:チャン・ヒョクのカッコよさと剣戟アクションが上手くマッチしたソードアクション好き必見の作品!

ストーリーそのものはありきたりでしたが、魅力的な主人公が敵をバッタバッタと斬りまくる様は痛快です。

最後に

冒頭の権力闘争シーンを見ると「またこのパターンか」とガッカリしたのですが、その後の展開で持ち直すことになりました。

さらわれた娘を助けにいく剣の達人と悪人たちとの戦いを描く、というアクションものの王道パターンになっていて、下がっていたテンションは一気に盛り返しましたね。

特に敵役のキャラクターが普段の韓国時代劇とは違っていたのがポイントで、権力はあるものの口先だけで剣の実力はない、というキャラクターがほぼ出てこないのが良かったですね!

ラストで敵のボスと直接対決するのも、定番ながらもありがたい展開だと再認識しました。

ただ皇帝の甥を殺したとなると、朝鮮は清から攻め込まれてもおかしくない事態に陥ってしまいますよね?

この後大丈夫なのか??まぁ、その辺りはご愛敬ということで。

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