キングダム アシンの物語|キャスト・あらすじ・ラスト感想・評価・解説

 

キングダムアシンの物語

大人気シリーズ「キングダム」のスペシャルエピソード。主演はドラマ「青い海の伝説」以来約5年ぶりの復帰となるチョン・ジヒョン!

キングダムシリーズの序章にしてアシンが復讐者となるまでの過程を描いた外伝的作品。

キャスト、あらすじ、感想、評価、解説などをまとめました。

(トップ画像公式ページより)

 

 

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目次

キングダム アシンの物語キャスト一覧

Netflix全1話約92分

放送期間:2021年7月23日よりNetflixにて全世界同時配信スタート

演出:キム・ソンフン
映画「トンネル~闇に鎖(とざ)された男~」
「キングダム シリーズ」など

脚本:キム・ウンヒ
「冬のソナタ」「サイン」
「シグナル」「キングダム シリーズ」など

【アシン役】チョン・ジヒョン
朝鮮軍営で下働きをする弓の名手。

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【アシンの子供時代役】キム・シア
藩胡村(トノムラ:朝鮮で長らく暮らしいている女真族の村)に住む少女。

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【ミン・チロク役】パク・ビョンウン
朝鮮北部の調査に来た国の使者。

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【タハブ役】キム・レハ
アシンの父。藩胡村の長。

 

【チョ・ボミル役】チョン・ソグォン
領議政チョ・ハクチュの一人息子。

 

【アイダガン役】ク・ギョファン
婆猪衛(パジョエイ:好戦的な女真族の部族)の首長。

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本作はNetflixオリジナルドラマ「キングダム」シリーズの序章に当たるスペシャルエピソードです。

監督・脚本はシリーズを手掛けるキム・ソンフン&キム・ウンヒコンビ。

主演はシーズン2のラストに突如現れ話題となったチョン・ジヒョン。彼女にとって本作はドラマ「青い海の伝説」以来約5年ぶりの復帰作となります。

 

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キングダム アシンの物語あらすじ

国が出入りを禁じている北の地”廃四軍(ヘサグン)”で婆猪衛(パジョエイ)の女真族(ジョシンゾク)15人の遺体が発見された。

それを調べに訪れた国の使者ミン・チロク(パクビョンウン)は、これが人の手によるもののと気付くも虎の仕業として処理します。

ヘサグン近隣の藩胡村(トノムラ)の村長タハプ(キムレハ)にそのような噂を流すよう命じたチロクは、カモフラージュのため虎狩りを行うことにします。

村の男たちが虎狩りに向かったあと、タハプの娘アシン(キムシア)が病気の母と弟たちの面倒を見ていました。

しかし母の病状が悪化してしまい、以前ヘサグンで見つけていた”死者を生き返らせる草”を取りに向かうことにします。

ところが急いで村へと戻って見ると、パジョエイの首長アイダガンらによって村は焼け落ち住民たちは皆殺しにされていたのです。

その後、朝鮮軍営の下働きとして暮らすことになったアシンは、過酷な仕事に耐えながらも弓の腕を磨き、時折パジョエイの地へと偵察に赴くという日々を送っていました。

やがて美しい女性へと成長したアシン(チョンジヒョン)は、死んだと思っていた父タハプとパジョエイの地で再会することになります。

更に、トノムラの人々が殺された真相についても知ることとなり・・・。

 

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キングダム アシンの物語みどころ

本作は朝鮮北部を舞台に「キングダム」シーズン1以前の話が描かれる序章的作品です。

主人公はシーズン2のエンディングで登場し話題となったチョン・ジヒョン演じる”アシン”。

彼女の少女時代からはじまり、大人になったアシンが復讐に乗り出す過程がミステリアスかつアクション要素満載で描かれていきます。

ヒロイン・アシンの壮絶な人生を描くのを中心に、シーズン2で登場したミン・チロクと領議政チョ・ハクチュの一人息子ボミルの過去のエピソードや、「生死草(死者を生き返らせる草」の起源などが明らかになるファン必見の内容になっています!

クールな女戦士に扮するチョン・ジヒョンの勇姿を見ろ!!

 

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キングダム アシンの物語感想・評価

「美しき復讐者」。

これが本作におけるアシン=チョン・ジヒョンに対するイメージですね!

「キングダム」シリーズのファンであれば序章的なストーリーに興味を引かれること間違いなしですが、肝心のチョン・ジヒョンがなかなか登場せず中盤まで待たされるのはちょっと残念でした。まぁ、子供時代のエピソードがあってこそその後の物語が活きるので仕方ないのですが。

しかし、いよいよ登場となると抜群の存在感を発揮し見るものを惹き付けます。

化粧っ毛もなく常にボロボロな格好をし、周りからは差別され家畜のように扱われるというキャラクターに扮するチョン・ジヒョン。

こんな強烈なヒロインを演じられる女優はなかなかいないですよ!

最後まで見終わるともう一回最初から見直したくなる、そんな面白さがあると共に序盤で描かれたシーンの重要性に気付くことになります。

特に終盤は、チョン・ジヒョンの弓の使っての立ち回りやゾンビ大量発生の展開が素晴らしく、アクションとして見応えあるシーンの連続になっています。

加えて、確実ではないもののシーズン1&2でゾンビが溢れることになった要因の一部が判明し、本作のラストでシーズン2のラストに繋がることになるのもたまりません!

本作はシーズン1&2を見ると更に楽しめるのですが、見ていなくとも映画感覚で楽しむことが出来る作品です。願わくば、本作を見たあとにシーズン1&2を続けて見る、もしくはシリーズを見返すことをオススメします!!

まとめ:流石チョン・ジヒョン!

キングダムシリーズのメインキャストはほぼ登場しないものの、アシンの存在感だけで問題なく楽しむことが出来ました。

相変わらずの謎要素もてんこ盛りで、今後の展開を推測する上でも必見の作品になっていますね。

 

アシンの物語・解説

※ネタバレ(?)あり!—————-

本シリーズにおいて重要なアイテムになっているのが、死者を生き返らせる効果があるとされている”生死草”です。

シーズン1&2では、この草を用いてゾンビをわざと生み出し悪用したものがいるということは判明しましたが、それを最初に始めたのは誰かということは分かっていませんでした。

本作を見てそれがアシンだったということが分かったときはかなりの驚きでしたが、噂(伝承?)でしかなかった生死草の使い方をアシンが知っていた理由は謎のまま。もしかして使用法をアシンに伝えた者が他にいるのか??

そしてシーズン2で登場したミン・チロクは世子イ・チャンと共にゾンビの大軍と戦った”味方”だったのですが、本作でのチロクはアシンを復讐へと駆り立てた張本人という描かれ方をしていました。うーん、誰が敵で誰が味方なのかますます分からなくなりましたね。

そして、アシンのやったことは正しいとはいえないのですが、家族同然の村人が皆殺しなった上に、濡れ衣まで着せられてたなんてことを知ってしまったら報復したくなるのも無理はなく同情してしまいます。

シーズン3でイ・チャンと敵対しないといいんですがやっぱ対決パターンになるのかなぁ。。。

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