マンガから“主人公”が飛び出す!?
Weki Meki キム・ドヨン&「PRODUCE X 101」出身キム・ミンギュ主演によるファンタジー学園ラブコメディ!
キャスト、あらすじ、感想、結末などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
マンガな彼氏【韓国ドラマ】キャスト一覧
原題:マンチッ男女
全10話
放送期間:2020年6月25日よりWeb配信スタート
演出:ワン・ヘリョン
「また出会った君」など
脚本:チェ・ヨジ
「また出会った君」
「恋愛プレイリスト シーズン4」など
【ナムウク役】キム・ミンギュ
マンガの世界から飛び出してきた少女漫画「天女とナムウク君」の主人公。
【ソンニョ役】キム・ドヨン(Weki Meki)
高校生。少女マンガ「天女とナムウク君」のヒロインと同じ顔と名前を持つ。
【ノ・イェジュン役】チェ・ヒョヌク
人気モデル。ソンニョの友人。
【パク・ミンジョン役】ハン・ジヒョ
Webマンガ家を目指すソンニョとイェジュンの友人。
【ユン・イナ役】イム・ボラ
ナムウクを見ると人が変わってしまう。
韓国のオンラインプラットフォームNAVER。そのNAVERの系列会社PLAYLIST(制作会社)がNAVERのWebマンガ「マンチッ男女」を原作にドラマ化したのが本作。
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マンガな彼氏【韓国ドラマ】あらすじ
10年前に大ヒットした少女マンガ「ソンニョとナムウク君」。そのヒロイン・ソンニョと顔も名前も同じだと有名な美少女ハン・ソンニョ。実はこのマンガを書いたのは彼女の中で母親であり、マンガのキャラクターと比べられることにうんざりしていました。
そんなある日、ソンニョの前に「ソンニョとナムウク君」の主人公チョン・ナムウクがマンガの世界から飛び出してきたのです。
最初は、突然キスをしようとしてきたり、キザなセリフを連発するナムウクを嫌っていたソンニョでしたが、秘密の同居生活を続けていくうちに次第に惹かれていくようになるのですが・・・。
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マンガな彼氏【韓国ドラマ】みどころ
今後活躍が期待される新星キム・ミンギュ演技初挑戦作品!
本作は人気少女マンガの世界から飛び出してきたキザな主人公と、そのマンガを書いたマンガ家を母に持つヒロインとのロマンスを描いたドタバタ学園ドラマです。
ヒロイン・ソンニョは、人気マンガのヒロインと顔も名前も同じことから長年嫌な思いをしてきたこともあり、母親の書くマンガもその中に登場するキャラクターにも興味がありません。
しかし、マンガの世界から飛び出してきたナムウクは常に甘いセリフを放ちソンニョを惑わせてくるのです。しかも口癖は「子猫ちゃん」!
しかし、現実のソンニョは顔も名前もマンガのヒロインと一緒なのに性格は正反対で、ナムウクの甘いセリフを一切受け付けません。
ナムウクが登場するマンガが10年前の作品ということもあり、彼が放つセリフもちょっと古くさくて聞いていて笑ってしまうというのがポイントで、鉄壁の女ソンニョとキザ男ナムウクとのコミカルなやり取りが最大のみどころです。
この他にも、ソンニョのことが好きなイェジュンや、ナムウクの事が好きなイナとの三角関係などもあり、ドタバタラブコメディとしても楽しめる内容となっています。
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マンガな彼氏【韓国ドラマ】感想・評価
マンガからキャラクターが飛び出す、又はマンガの世界に入り込むという設定は特に珍しいものでもなく、韓国では「W-君と僕の世界-」というドラマが似たような設定を起用してヒットしています。
ですが、「W~」がファンタジー、サスペンス要素が強いのに対して、本作は少女マンガテイストなのでかなり印象が違いました。
特にイケメン主人公ナムウクがおバカに見えるというがユニークでしたね。
ナムウクが登場する少女マンガが10年前の作品ということもあって、スマホは持っておらずガラケーだったり、ワイヤレスイヤホンをコードが切れた不良品だと思ったり、セリフや仕草がどこか古臭かったりと、見た目はイケメンなのに言動が変という妙なキャラクターになっているんです。
これ自体は単純な設定なんですがこれが意外に面白く、あまり期待せずに見始めた割には楽しく見ることが出来ました。
更に、彼がいることで周りに影響を与え、皆がマンガの登場人物のようなセリフを発してしまうという”ナムウク効果”が発動するというのも笑えました。
そしてソンニョの設定も面白く、性格が悪いため友人は少なく、可愛いのは間違いないのに恋愛経験もないし興味もないようで、ナムウクが迫っても護身術で撃退するというこれまた個性的なキャラクター。
設定や展開は少女漫画そのものなのに、この二人のやりとりがかなりコミカルなので男性が見ても十分楽しめると思いました!
韓国の人気Webドラマ「A-TEEN」や「恋愛プレイリスト」などが好きな方をはじめ、K-POP好き、少女マンガ好きな方にもオススメの作品。
最後に
本作は基本的に4人のメインキャラクターと1人のサブキャラクターのみで展開されますし、1話約15分前後×全10話という短い作品なので、言い意味でテンポが良く、悪く言えば重厚さはありません。
学園内での出来事や他の登場人物との関わりが描かれることもないですし、先生や他の大人たちも基本登場しません。
マンガ家であるヒロインの母親についてもほとんど語られませんし、登場人物たちの背景もあまり描かれないんです。
ですが、その要素を削っていることでナムウクとソンニョのラブストーリーに注力出来ますし、余計な邪魔も入らずに間延びすることもありませんでした。
しかし、終盤に関してはもう少しじっくりと描いても良かったですかね。二人が別れることになるクライマックスシーンにしてはやけにあっさりし過ぎているので、ちょっと呆気なく感じてしまいました。
とはいえ、その後にオチも用意されているので、コメディとしてはあまり引っ張らない方が正解だったのかもしれませんね!