ドラマ「夫婦の世界」でブレイクした女優のシムウヌ。
各種バラエティにも引っ張りだこで、このドラマ出演を境に注目の人気女優となりました。
しかし2021年3月、中学時代の同級生から当時の素行を暴露され、本人側は否定していましたが結局認めることに。
プロフィールと来歴、インスタグラム、いじめ問題によってまだ放送されていない新ドラマへの影響などをまとめました。
(トップ画像https://entertain.naver.com/より)
シムウヌのプロフィール
本名:박소리 パク・ソリ
1992年6月2日生まれ
江原道東海市出身
159㎝
46㎏
A型
4人兄弟の2番目
シムウヌは中学生の時、初めてミュージカルの舞台を観てミュージカル女優を夢見るようになりました。
大学から上京し、ミュージカル演劇学を専攻。
しかし周囲の友達のあまりの歌のうまさに圧倒され、ミュージカルはあきらめることに。
2015年(23歳)映画「二人姉妹」でデビュー、ドラマは2016年(24歳)「ウォンテッド」がデビュー作です。
1週間に3~4回のオーディションを受け、チャレンジしますがなかなかうまくいきませんでした。
心が折れそうなとき、以前やっていたヨガを再び始め、自分を見つめ心を落ち着かせていたそうです。
そしてヨガ講師の資格をとり、女優活動と並行してヨガ講師としても仕事をしていました。
女優としては独立映画出演やドラマの端役などを重ね、「アスダル年代記」「怪しいパートナー」「ラジオロマンス」などフィルモグラフィーを積み、ついに2020年(28歳)ドラマ「夫婦の世界」に出演してブレイク!
ドラマは非地上波ドラマとして最高視聴率を記録し、その成功と共にシムウヌは初めて脚光を浴びることに。
これをきっかけに、バラエティ出演や広告モデルなど活躍の機会が激増しています。
あるバラエティ番組では、ブレイク後の現在もヨガ講師をしていることが明らかとなり視聴者を驚かせました。
ドラマ撮影中は、しばらくヨガ講師を休み、オフの期間にまた再開すると言った形で両立しているとか。
女優をしていることを知っていたヨガ受講生はとても喜んでくれ、人気が出たことでもうヨガの先生をやめてしまうのでは?と心配する人もいたとか。
また「覆面歌王」(覆面をして誰か知らせないまま歌を披露する番組)に出演し、驚きの歌唱力を披露!
「自分は歌が上手いと思って大学ではミュージカルを専攻したけど、入学してみたら自分より上手い人がたくさんいて自分の道ではないと悟った。だからミュージカル専攻であることをプロフィールに書くのが恥ずかしかった」
と話していました。
↑「覆面歌王」で歌唱力が認められ、
「歌に再び関心を持った。オファーがあれば挑戦したい」
とのことでした。
ドラマで認められ、バラエティでも活躍し、順調に歩んでいると思われましたが、2021年3月に中学時代の同級生によりいじめを告発され、騒動となりました(後述)。
この騒動を受けて活動自粛。
事務所とは契約満了となり、新しい事務所とも契約せず一人で活動することになりました。
円滑な芸能活動再開のためにはマネジメントを受ける方が良さそうですが、自分のことで迷惑をかけたくないという思いだそうで。
2022年11月、騒動前に撮影を終えていた映画「セイレ」が公開となり、約1年半ぶりにメディアに登場。
「この後さらにいい人、いい女優になる」
と宣言しました。
現在は?
2024年現在も事務所には入っておらず、作品履歴もありません。
キャスティングされたという情報もなく、芸能活動をしているのかどうかも不明です。
\楽天ダイエットランキングをチェック!╱
シムウヌがいじめの加害者?
2021年に入り、韓国有名人や芸能人を過去の同級生が告発する事態が相次いでいます。
それに続いたのか、2021年3月8日、
というタイトルの書き込みがありました。
それによるとこの投稿者は
とのことでした。この内容を受けて所属事務所は
「本人に確認した結果、正確には覚えていないが、当時仲の良かった友達が投稿者と争いや摩擦があって仲が良くなかったのは事実。しかし社会的に問題になるほどの行動はしていない。シムウヌは小学校では全校会長を務め、中学では学級委員になるほどまじめだった」
という旨の釈明しました。そして事務所はこの本人と直接電話はできず、代わりにこの人のお姉さんと通話し、
「その事実を記憶していない旨についての謝罪と、詳しい状況を教えてほしいこと、それに真摯に応じる」
と伝えたそうです。
翌日9日、その姉だと言う人がシムウヌのインスタにコメントを残しました。
さらに
という旨の内容を書き込みました。
そして3月16日、マスコミが6人の同級生に対してインタビューしたようで、その記事内容が出ました。
それらを要約すると
・シムウヌは勉強もできて、歌が上手く、交友関係がよかった。先頭に立ってリーダーシップをとる子だった
・先生たちからも評判が良く、円満な交友関係を持っていたと思う。ミュージカル女優を夢見て努力していた
・東海はとても狭くて小さな街だから、それだけ噂も速い。いじめ加害者だったらもっと広まっているはず
・ウヌはまじめな模範生から不良、他の普通の生徒まで友人関係が幅広かった。不良と呼ばれていた子たちと同じ小学校出身だったからなおさらその仲間に見えたのではないか
・不良というグループはあったけどウヌはそうではなかった
・彼女を不良というのは難しいのではないか
とシムウヌの味方をするものばかり。
また被害者と思われるAさんについては、みなよく知らないと口をそろえ、Aさんが主張するいじめに関してもわからない、と答えたそうです。
「女子中、女子高は特に噂に敏感で共感することが重視される。親友が誰かとケンカしたら、当然味方するというのが一般的な状況だった。被害者Aさんは複数人が自分を非難して苦しめたというのが、シムウヌの親友だったらそれはいじめではなく、親友を擁護するという単純な考えから始まった被害だと思う。それがどれだけ怖かったかは充分に理解できる。でもそれはいじめとは違う気がする。被害者の主張が事実だったら、その当時の同級生すべてが傍観者で2次加害者になる。だけど、シムウヌと親しくなかった立場から見て、全く感じられなかったことだから、いじめ問題とするのは主張が過ぎると思う」
という客観的な主張もありましたが、このインタビュー内ではやはりいじめがあったと認識する人はいませんでした。
世論は、最初の書き込みは信ぴょう性のないものだったのでは・・・?と思い始めます。
その翌日3月17日に、被害者Aさんはマスコミに応じ
「いじめ目撃した友達から連絡がきて、証言してくれると言った。」
「覚えてないと言われるのは残酷な気分。単に、彼女を見るのが嫌だからではなくパクソリ(本名)のために2回も転校することになり大変だった青少年時代の補償を受けたいだけ」
「友達は不良だったけど、彼女は違ったというようなコメントがある。時効となって覚えていないと言ってるのかわからない。だから悔しいしつらい。テレビでみたくないというのは私の心情。事実を認めた場合、その時は謝罪を受ける」
と話しています。そして同マスコミは、いじめ目撃者にもインタビューしました。
中1の時、みんなが集まっていて何事かと思って見に行った。ドアに鍵がかかっていて、小さい窓からのぞくと人がたくさん集まっていてその中にAがいた。Aの肩とお腹を押しながら「話してみろよ」などとロッカーの方に寄っていった。シムウヌが加害者だと思う理由は、その中で真ん中に立っていたから。その状況を見てケンカだと考える人は誰もいなかった。一方的にやられていると思った。
1時間後にAが出てきた。大丈夫かと聞いたら、「早退する」という。当時は早退というのは大ごとだったから、止めた記憶がある。彼女たちはなぜAにそんなことしたのかと聞いたら、Aもわからないという。体育の時間が終わって、何が気に入らないのかそれが始まったと。
他の友達のインタビューを見たけど、誰もAを覚えていないといってた。Aは小柄で、趣味が絵を描くことだったから、とても静かで覚えていないようだ。
シムウヌは静かな子をいじめていた。クラスで人気がある子や勉強ができる子には親切だった。口数の少ない子は最初から参加できないように排除した。まんべんなくみんなと仲が良かった、というのは勉強ができたり人気ある友達にだけ当てはまること。
学校の先生の前では模範生のように過ごして、弱そうな子には徹底的だった。一人だけではなく複数の人を苦しめた。
Aがいじめられたという主張は正しい。中3の時初めてシムウヌに話しかけられ「仲よくしよう」と言われた。この時から芸能人を夢見てイメージメイキングをしようとしていたのではないか。親しくなることはなかったが。
シムウヌは高校からイメージを変えようとしたのか、中学時代とは全く変わった。
シムウヌを擁護するコメントをしている人は高校時代の彼女を知ってる人だ。Aが主張しているのは中学時代のこと。
このように、当事者間のはっきりしない状況が長引くほどにマスコミが同級生へインタビューを続けたり、ますます騒動が大きくなっていきました。
そしてついに2021年3月29日、最初の投稿から20日経ってシムウヌはインスタグラムで問題を認めて謝罪したのです。
3月25日に、被害者Aさんとその家族と面会したとのことで
「学生時代に私がその友人にした未熟な言動で、友人は思春期の学生時代に経験してはいけない心の傷が深く残っていたことが分かりました。幼い日に何も考えず発した言葉と行動が、相手に長い時間傷として残りうるという点を知り、過ぎ去った人生、そして今の自分に対して深く悩みました。今でもその友人に、心から申し訳ないという言葉を伝えます。
今後は、他人を傷つけることがないように生きていく間、絶えず自分自身を見つめてより良い人間として生きることができるように努力します。多くの方々にご迷惑をおかけして申し訳ありません」https://news.kstyle.com/
と発表しました。
新ドラマ「舞い上がれ、蝶」への影響は?
2021年5月から放送予定の「舞い上がれ、蝶」(原題のまま)はキムヒャンギ&チェダニエル主演のドラマ。
メインキャストとして出演予定だったシムウヌは、この問題が浮上してからも降板はしないとして、撮影を続けていました。
でもそれは本人が「覚えていない」として認めていなかったから。
2021年3月29日になって本人が認めて謝罪したことで、ドラマ出演の今後について”未定”と報道されています。
今まで過去のいじめ問題を認めて謝罪した芸能人たちはみな、活動自粛に入っています。
放送中のドラマに主演していた俳優も、撮影のほとんどを終えていたのに降板しました。
「舞い上がれ、蝶」は5月から放送予定でしたがかなり撮影が進んでいる状態で、シムウヌの分量も多く撮り直しは不可能。
結局、韓国では放送中止で台湾で2022年7月に放送されました。
日本ではU-NEXTで配信されています。韓国では配信もなく、キャストたちの出演歴にも載っていません。
完全にお蔵入りとなりました。
「舞い上がれ、蝶」主演チェダニエル↓
シムウヌのインスタグラム
最後に
近年の韓国芸能ニュースを見ればお分かりかと思いますが、些細なことでも視聴者は敏感で、ドラマの評判に関わってきます。
本人が認めるまで時間がかかっただけに、その間にマスコミが根掘り葉掘りして色んな証言を集め、さらに世間の関心を引くことに・・・・。
完全にお蔵入りしてしまったケースとして韓ドラ史に不名誉な形で残る作品となってしまいました。
いじめ告発により放送中の主演ドラマを降板したジス
ジスの代役を務めたナインウ