韓国で視聴率20%以上を記録した大ヒットドラマ「がんばれ!プンサン」!
主演級キャストがたくさん出演する豪華ドラマ!ミニシリーズには珍しいマクチャンなの?
キャスト、あらすじ、感想、視聴率などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
がんばれ!プンサンキャスト一覧
全40話(韓国で)
最高視聴率 22.7%(最終話)
放送年度 2019年1月9日~3月14日 KBSで放送
演出:チン・ヒョンウク
脚本:ムン・ヨンナム
「パーフェクトカップル」
【イ・プンサン役】ユ・ジュンサン
【イ・ジンサン役】オ・ジホ
【イ・チョンサン役】チョン・ヘビン
【イ・ファサン役】イ・シヨン
【イ・ウェサン役】チャ・ソウォン(旧イチャンヨプ)
【カン・ブンシル役】シン・ドンミ
わがまま放題の弟妹たちをまとめてきた長男のプンサン。
そんなプンサンが病に・・・でも兄弟たちはそれぞれに大きな問題に直面していて気づかない。
休む間もなく起こる事件事故を通じて、真の家族愛を探す感動のドラマです。
イ・ジンサン役にはリュスヨンさんがキャスティング予定でしたが、最終的にオジホさんとなりました。
主演のユジュンサンさんはドラマ「操作」で妹役チョンヘビンさんと共演しており、本作で再会となりました。
このドラマは次から次と事件が起こります。
それについて「マクチャン(やみくもに事件ばかりで視聴者をひきつけようとする)ドラマではないか?」との指摘がありました。これについてプロデューサーは
「プンサンの状況を見るとマクチャンといえる。だけどそのような状況の中でもどのように希望を持ち続けるか、がテーマだ」
と話していました。
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がんばれ!プンサンあらすじ
自動車整備工場を営みながら、4人の弟、妹を親代わりとなって育ててきた5人きょうだいの長男イ・プンサン(ユ・ジュンサン)。
ギャンブル好きで借金を繰り返す次男ジンサン(オ・ジホ)、元ヤクザで整備士見習いの三男ウェサン(チャ・ソウォン)、金遣いが荒くたびたびトラブルを起こす次女ファサン(イ・シヨン)と、独り立ちしない3人のせいで家は問題だらけ。
家計も苦しく、妻カン・ブンシル(シン・ドンミ)とは言い争いが絶えない。
唯一、大学病院で医者として働き、独立していた長女ジョンサン(チョン・ヘビン)までも、妻子ある先輩医師と不倫をしていた。
いつでも問題を抱えた弟、妹を優先するプンサンに愛想を尽かしたブンシルは、娘を連れて家を出て行く。
そんな中、プンサンは自分が病に侵されていることを知り、生体肝移植を受けなければいけないと診断されるのだが、弟、妹からはそれぞれの理由で移植を拒まれてしまう。
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がんばれ!プンサンスタッフが制作拒否?
「がんばれ!プンサン」の撮影スケジュールはとても過密で、スタッフの労働時間も一日15時間以上となった日が少なくありませんでした。
スタッフはそれに抗議したそうですが、聞き入れられず、照明スタッフを含む技術チームスタッフ9人が制作を拒否して現場から撤退した、ということも。
そんなこともありましたが、ドラマは高視聴率を記録。
その功労で、放送後スタッフは釜山に2泊3日褒賞旅行へ。
褒章旅行は海外に行くことが多いのですが、飛行機に乗れないプロデューサーに配慮して釜山となったようです。
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がんばれ!プンサン視聴率
最高視聴率は最終話の22%。
ドラマ放送前の記者発表の際、キャストたちは
「視聴率13%を越えたらプンサン5人兄弟が配食のサービスをする」
と公約を掲げていました。
プンサンの妻役、シンドンミさんも
「ドラマが始まったとき、13%行けばいいかなと思っていた」
とのことで、22%というのは想像もつかないくらいの高い視聴率となったわけです。
https://www.news1.kr/
公約通り5人兄弟は老人福祉施設で食事を配るサービスをしました。
がんばれ!プンサン感想・評価
本作は主に週末ドラマを中心に執筆していた作家さんが久しぶりに手掛けた平日ミニシリーズ。
結末に至る過程、最終回では家族愛が強調され、感動のラストとなりました。
脚本家の前作のドラマ「王家の家族たち」はマクチャンドラマだとかなり批判されましたが、それと比較にならないほどの好評でした。
しかしラストまで見続けられなかったという視聴者も・・・
・問題を起こしてそれを兄が全部面倒見るだなんて、現代にこんな人はいない。違和感しかない。。
・イライラしてこっちが病気になりそう。あまりに嫌で「皇后の品格」(裏番組)に乗り換えた。
・あまりにも80年代のドラマストーリー。
・いい加減な人ばかりであり得ない事件ばかり起こる。イライラすると言いながら、見る。
・以前もKBSで似たようなドラマあったんだよね。だらしない息子たちとそれに振り回される家族っていう70~80年代の家族の雰囲気で、こんなの誰が見るの?って思ったんだけど視聴率はよかったんだよ。それに似てる。
まとめ:あまりに無責任な人たちによるあり得ない事件の連続でマクチャンドラマであるのは確かです。
でもやはりこういったドラマは今でも根強い人気があるのかもしれません。
最後に
感想は、家族の物語に感動したという人と、マクチャンが嫌で見ていられないという人と真っ二つ。
ミニシリーズ(長編じゃないドラマ)は近年、ロボットや宇宙人との恋やら、タイムスリップ、霊が乗りうつるなどなど、新しい素材の追及に忙しいようです。
その点、このドラマは長い間愛されていた古いタイプの韓国ドラマ。
無責任でいい加減な登場人物たちにイライラしながらも、高視聴率を記録したのだからやっぱりこの手の話にひきつけられてしまうのではないでしょうか。