イ・スギョン、キム・ジヌ主演、大ヒット作「笑ってトンへ」の監督&脚本家による王道のドロ沼愛憎劇!
キャスト、視聴率、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
左利きの妻【韓国ドラマ】キャスト一覧
U-NEXT全103話
BSテレ東全75話
平均視聴率:14.6%
最高視聴率:22.5%
放送期間:2019年1月2日から2019年5月24日まで韓国で放送
演出:キム・ミョンウ
「君は僕の運命」
「笑ってトンへ」
「我が家のハニーポット」
「名前のない女」など
脚本:ムン・ウナ
「君は僕の運命」
「笑ってトンへ」
「名前のない女」など
【オ・サナ役】イ・スギョン
化粧品開発研究員。スホと結婚するも新婚旅行中にスホが行方不明になり、5年たった今も諦められないでいる。
【イ・スホ役】ソン・ウォンソク(整形前)/キム・ジヌ
救急科医。サナの夫。サナとの新婚旅行中に交通事故に巻き込まれる。
【パク・ドギョン役】キム・ジヌ
オーラグループ財閥3世。行方不明となった従兄弟の代わりに会社を引き継ぐも、交通事故に遭い・・・。
【キム・ナムジュン役】チン・テヒョン
オーラグループ会長秘書室長。孤児院出身のドギョンのライバル。
【チャン・エスター役】ハ・ヨンジュ
ドギョンの恋人でスホと同じ孤児院出身の幼なじみ。美術館キュレーター。
【チョ・エラ役】イ・スンヨン
オーラグループ美術館館長。オーラグループ社長の妻でドギョンの母。
K-POPアイドルをうまく起用し 「君は僕の運命」「笑ってトンへ」「我が家のハニーポット」などのヒット作を生み出してきたキム・ミョンウク監督と、監督と何度もタッグを組んできたキム・ウナ脚本家による愛憎劇。
二人のタッグ作品である「名前のない女」は、2018年愛憎復讐劇国内レンタル視聴数1位を誇る大人気作であり、本作も初回から二桁視聴率という好評なスタートとなり、平均視聴率14.6%、最高視聴率22.5%というスマッシュヒットとなりました。
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左利きの妻【韓国ドラマ】あらすじ
親から反対されながらも孤児院出身のスホと結婚したサナ(イスギョン)は、スホの幼なじみエスター(ハヨンジュ)と共に新婚旅行にやってきました。
エスターは財閥3世のドギョン(キムジヌ)と付き合っていたものの彼の母から反対され別れることとなり、そんなエスターを励ます為にも彼女を旅行に同行させていたのです。
しかし、その旅行中に突如スホとエスターが行方不明になり、必死の捜索の甲斐もなく5年の月日が流れることに。
一方エスターは、ドギョンの妻となり彼の子供を産んでいました。
実は5年前の事件の裏にはエスターの起こした交通事故があり、その結果ドギョンは亡くなりスホも植物状態となっていたのです。
その時すでにドギョンの子供を身ごもっていたエスターは、財閥の一員となるために目覚めないスホをドギョンの顔に整形していたのです!
そうして5年の月日が流れスホが目を覚ますことになるのですが、しかし目覚めたスホには記憶がなく、そのままドギョンとして生きることとなり・・・。
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左利きの妻【韓国ドラマ】みどころ
本作は韓国マクチャンドラマの集大成とも言える愛憎復讐劇です。
交通事故、記憶喪失、出生の秘密は当然ながら、別人の顔を整形して身代わりに仕立てたり、やられたらやりかえすの応酬があったりと実にてんこ盛りの内容となっています。
しかも、これらの出来事が冒頭数話の内に繰り広げられているのも驚きで、このあり得ないの連続に呆れるのを通り越して喝采してしまうほどの面白さがあります!
物語の発端となるのは王道の権力闘争で、そこにヒロインを中心とした三角関係や悪女が暗躍する愛憎劇も相まって、とんでもない情報量になっているのも本作の特徴です。
運命のイタズラと悪意によって離ればなれになってしまったサナとスホは、顔と記憶を失っても愛を取り戻すことが出来るのか!?
濃厚なキャラクターたちを演じた俳優陣の演技力にも注目です!!
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左利きの妻【韓国ドラマ】感想・評価
共感するとこなんてあるわけない!
如何にして悪人たちの暗躍を楽しむか、登場人物たちにどんなイチャモンをつけるかを満喫するべき作品でした。
元来私は韓国のマクチャンドラマと呼ばれるものは苦手としていたんですが、ここまで徹底的にやられるとエンタメの一つとして笑いながら見ることが出来ました。
これでもかと盛り込んだ有り得ない設定と展開に、驚きを通り越して感嘆したくなるほどの悪役たち、そして何とも都合のいい展開が予想通りだったときの嬉しさなど、いい距離感で見てこそ楽しめる作品だと思いました。
主演をいくつもこなしてきた役者さんが次は悪役をやってみたいとインタビューなどで答えている姿を目にしますが、本作のようなバリエーション豊かなキャラクターたちを見ると演じていて楽しいんだろうなぁと思えましたね。
韓国お得意のラブロマンスや上質なサスペンスなどが好きな方からすると敬遠しがちなジャンルですが、ドロドロの愛憎劇好きな方にとってはたまらない作品であることは間違いなしですね。
まとめ:マクチャン愛憎劇が好きなら必見!あり得ないのてんこ盛りとトンデモ設定がクセになる作品です。
最後に
「こんなあり得ない展開のドラマを見ててどこか楽しいのか?」
以前は私もそんな風に思っていたのですが、そのように思ったのは見た作品が中途半端に共感出来る部分を作っていたり、さも当然のようにあり得ない設定や展開を盛り込んでいたからだと思います。
しかし、本作のように徹底的にやってしまえば共感しようなんてハナから諦めますし、そのあり得なさを楽しむことが出来るんです!
普段ならマクチャンドラマを見るとイライラさせられる私でしたが、本作は登場人物たちの濃いキャラクターとトンデモ展開に終始笑わせてもらいました!