新人俳優たちを起用した韓国初のBL(ボーイズラブ)ドラマ!!日本、韓国のみならず全世界で配信され大注目の話題作です
キャスト、あらすじ、世界の反応、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
君の視線が止まる先にキャスト
原題:너의 시선이 머무는 곳에
邦題:君の視線が止まる先に
英題:Where Your Eyes Linger
2020年5月22日~全世界で同時配信スタート
全8話
脚本:シン・ユ ファン・ダスル
演出:ファン・ダスル
【ハン・テジュ役】ハン・ギチャン
【カン・グク役】チャン・ウィス
【チェ・へミ役】チェ・ギュリ
【キム・ピルヒョン役】チョン・ジェヨン
君の視線が止まる先にドラマ紹介
アジア圏では近年ひそかに注目を浴びていたBL(ボーイズラブ)のジャンルと、今や世界で人気を博す韓国ラブコメが最強のタッグを組んで生み出された本作。
財閥2世であるテジュと幼い頃からボディーガートとして彼を見守って来たグクの、爽やかで繊細なストーリ―が視聴者に支持されました。
日本では楽天TVが独占配信し、韓国ドラマ部門1位を記録。
短編のウェブドラマでありながらこれまでの韓国ドラマに引けを取らないストーリー性の高さを証明するものとなりました。
また日本や韓国ではもちろん世界各国で同時配信されたこともあり、元来の韓国ドラマファンだけに留まらず、性別、年代、国籍を超えた世界からの反響が大きな話題となっています。
主演を務めたのは俳優グループ5urpriseを輩出させ、ASTOROをはじめとする名高いアーティストが所属するファンタジオの期待の新人ハン・ギチャンさん。
相手役は186㎝という高身長を生かしモデルとして活躍する反面、「バットパパ」などドラマや映画の出演で俳優としても着実に知名度をあげているチャン・ウィスさんです。
ハン・ギチャンさんは2019年韓国で放送された大人気番組「PRODUCE X 101」にも出演歴があり現代のアイドルを象徴するような整った顔出ちと愛嬌のある表情が本作での魔性の魅力を持つテジュというキャラクターにぴったり。
そしてグク役のチャン・ウィスさんも鍛え上げたルックスはもちろん、主従関係であるはずのテジュに対する思いや戸惑いなど複雑な感情を心に迫る演技力で表現し視聴者を魅了しました。
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君の視線が止まる先にOSTについて
韓国ドラマといえば音楽や映像美が充実していることも醍醐味のひとつですよね。
本作で使用されているOSTは青春の爽やかさを描いたメイン曲「YOU」を新人アイドルグループTHE MAN BLKや2人の複雑な心模様を切なく歌い上げたバラードナンバーにNine Muses出身のクムジョさんが参加しドラマの世界観をより広げています。
歌唱、そして楽曲全体のプロディースを行ったRUNYさんも近年数多くのドラマ楽曲を提供した実力派のアーティストで本作におけるOSTの力の入れ用も大きな割合を占めドラマの重要な役割を果たしています。
君の視線が止まる先にあらすじ
家柄もルックスも恵まれていて何ひとつ不自由のない御曹司であるハン・テジュ(ハン・ギチャン)は常に世間から注目をあびるイケメン。
そんな彼の友人でありながらも幼いときからボディーガードとして影のように見守ってきたカン・グク(チャン・ウィス)。
テジュにとってグクはいつも誰よりもそばにいる気の安らぐ存在だが、グクは常に主従関係としての自分の立場を貫くため黙々とボディーガードとしての任務を果たしていましたが、いつしか心の奥にある密かなテジュへの思いに気づいてします。
ある日、二人の前に突如現れた転校生のチェ・へミ(チェ・ギュリ)
グクに一目ぼれしたヘミは積極的にアプローチします。
グクはへミを通して自分の本当の気持ちを逸らそうとヘミとの距離を縮めようとし、そんなグクの恋愛コーチ役を買って出るテジュ。
テジュはいつも自分だけを守る存在だったグクが他の人に向けることへの苛立ちが日に日に増していきます。
お互いの事が気になりつつも素直になれない2人に、ヘミを交えた三角関係の行方は・・・!?
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君の視線が止まる先に世界の反応
最近ではインターネットを通して世界各国のドラマを見ることできます。
BL(ボーイズラブ)というジャンルではタイや中国が先進していて一定のファン層を獲得しているそうですが、国によっては濃厚なラブシーンが頻繁に出て来たりと、その描き方は実に様々でありバリエーションも豊か。
タイや中国のファンの方は過激なものを好むBLファンも多数存在するとか。
本作においては2人の美しいビジュアルと初々しいフレッシュな演出に満足な反応が多いようです。
アジア圏だけでなく、ヨーロッパや南米などからの支持も大変多く見られ、今まで韓国ドラマに無関心だった新しいファンも獲得。
本作を通して韓国ドラマの魅力を知ることとなり、韓流BLの今後の飛躍がさらに期待されます。
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君の視線が止まる先に感想
日本ではドラマ「おっさんずラブ」や「きのう何食べた?」など男性同士の恋愛を描いたドラマが大ヒットするなどBL(ボーイズラブ)というジャンルがもはや“禁断”ではない風潮が根付きつつあります。
個人的にBL少し抵抗があってあまり関心があるとは言えなかったのですが、本作は「君の視線が止まる先に」というタイトルからも感じられるように美しさや切なさが詰まった純愛ストーリーで、これまでの固定概念や偏見の枠を取っ払うものとなったような気がします。
同性での恋愛模様という点をのぞけば、奇抜性があるというわけでも、特別面白いストーリ―展開というわけでもありません。
しかし1話約10分程度に凝縮された起伏や次話に対する期待を煽るような作り込み方に、気づいたらその世界観にどっぷりはまってしまっていたような感覚です。
同性愛というとちょっと嫌悪感を抱いてしまうこともありますが、本作なら爽やかで清々しい気持ちまで最終回まで見られると思うのでお試し感覚で見てもらえたらなぁと思います。
最後に
OSTに参加したTHE MAN BLKのメンバーの一人であるチョン・スンホさんやクムジョさんはドラマ本編にも役者としても登場しています。
1話が短いので登場人物も多くはなく、ハン・テジュさんやチャン・ウィスさんを取り巻く出演者たちをOST参加歌手、役者など違ったいろいろな視点で見てみると面白いです。