クォン・サンウ×ソン・ドンイル×イ・グァンス主演によるシリーズ第2弾。
推理オタクと刑事という凸凹コンビが探偵事務所を開きます帰って来た!
新たにイ・グァンスも加わって面白さもパワーアップしています!!
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
探偵なふたりリターンズ【韓国映画】キャスト
原題 探偵:ザ・ビギニング
2018年6月13日韓国にて公開(日本公開日2019年3月16日)
上映時間:116分
観客動員数:300万人超え
監督:イ・オンヒ
「肩ごしの恋人」
「女は冷たい嘘をつく」など
【カン・デマン役】クォン・サンウ
探偵。元推理オタクのマンガ喫茶店長。恐妻家。
【ノ・テス役】ソン・ドンイル
探偵。元広域捜査隊レジェンド刑事。
【ヨチ役】イ・グァンス
サイバー興信所運営。元サイバー捜査隊のエース。
【デマンの妻役】ソ・ヨンヒ
【チーム長役】キム・ドンウク
本作は観客動員数500万人突破の大ヒットとなった「探偵なふたり」の3年ぶりとなる続編です。
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探偵なふたりリターンズ【韓国映画】あらすじ
推理オタクのマンガ喫茶店長のカン・デマン(クォンサンウ)と、かつて広域捜査隊のレジェンドと呼ばれた刑事ノ・テス(ソンドンイル)は、ひょんなことからコンビを組みある時間を解決に導きました。
ふたりは意気投合し、お互いに仕事を辞めて念願の探偵事務所をオープンさせるに至ります。
しかし、怖い妻に黙ってまで探偵事務所を開いたものの、なかなか仕事は入ってこず生活費に困るまでになってしまいます。
そんなある日、ふたりのもとにようやく最初の依頼人が現れます。
しかも成功報酬は5千万ウォンという高額なもので、ふたりは張り切って私語とを引き受けるのですが、結婚間近な男の不審死からはじまった事件は想像を超える規模の経済大事件に発展していくことになります。
容疑者たちが次々と事故死していく中で、テスは元部下で今は興信所を営んでいるヨチ(イグァンス)を呼び寄せ3人で事件に挑むことに・・・。
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探偵なふたりリターンズ【韓国映画】みどころ
マンガ喫茶の店長で推理オタクのデマンと、レジェンド刑事テスという凸凹コンビが活躍により大ヒットとなった「探偵なふたり」。
前作ではふたりの出会いと対立、そして共闘していく様が描かれていましたが、ラストには意気投合しノリで探偵事務所をやると息巻いていました。
それが現実となったのが本作であり、いよいよふたりが探偵事務所を開き新たな事件に立ち向かうことになります。
新たに元サイバー捜査隊のヨチという新キャラクターも登場し、推理力に刑事の勘と戦闘力、そして情報収集能力も加わってキャラクタードラマとしての幅が広がることになりました。
前作からお互いとも奥さんに頭が上がらないのが笑いのポイントにもなっていましたが、本作でも奥さんに隠れて流行らないマンガ喫茶を売ってしまっていたり、オーナーが変わったとたんに店が流行り出したりといった笑いどころもあり、探偵ものでありながらハードボイルドさやダンディズムがないのは相変わらずです。
なので男が好んで見るイメージのある探偵ものでありながら、老若男女問わず誰もが楽しめる作品になっています!
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探偵なふたりリターンズ【韓国映画】感想・評価
観客動員数は前作よりも少ないものでしたが、私が好きなイ・グァンスが新たに加わったことでコミカルさがパワーアップしていました。
本格ミステリーやサスペンスと比べるとかなりショボく、ストーリーや設定に斬新さもないんですが、気軽に楽しめる探偵コメディとしては最適な作品です。出来の良さも前作の方がいいかもしれませんが、シリーズものとしては本作がひな型になりそうで、やっぱりイ・グァンスが加わったのはデカかったですね!
名作韓国サスペンス映画などと比べるとあれですが、脇役たちも魅力的なキャラクタードラマとして見れば面白く、警察が無能なのも突っ込みどころがちょいちょいあるのも、それが逆に本シリーズの魅力となっていました。
本作は前作から3年ぶりの続編ということですが、もっとコンスタントに続編作ってお馴染みのシリーズとなれば面白さも増してくるんじゃないかと思いますね!
最後に
韓国映画は今の日本の作品と比べると全体的にクオリティも高く、特にサスペンスものは世界的にも高く評価されているジャンルです。
しかし、いい意味でくだらないタイプの作品は少ない印象があります。
そんな中でこのシリーズはありがちなサスペンスとコミカルなバディものを合わせた探偵コメディとなっていて、構えずに見ることが出来る韓国映画としては珍しいタイプの作品になっています。
なんなら年に1本ペースで作ってくれてもいいかも!