チャン・グンソク&ユナ(少女時代)主演、「冬のソナタ」のユン・ソクホ監督とオ・スヨン脚本家によるロマンチック・ラブストーリー!
ソ・イングクの俳優デビュー作としても注目の作品です。
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
ラブレイン【韓国ドラマ】キャスト一覧
U-NEXT全21話
平均視聴率:5.1%
最高視聴率:6.4%
放送年度2012年3月から韓国で放送
演出:ユン・ソクホ
「冬のソナタ」をはじめとするの四季シリーズなど
脚本:オ・スヨン
「秋の童話」「冬のソナタ」(原案)
「イヴのすべて」など
【ソ・イナ/ソ・ジュン役】チャン・グンソク
1970年代の美術学科生/2012年ソ・イナの息子、カメラマン
【キム・ユニ/チョン・ハナ役】ユナ(少女時代)
1970年代の家庭学科生/2012年キム・ユニの娘、ガーデナー
【イ・ドンウク/イ・ソンホ役】キム・シフ
1970年代の医学科生、人気DJ/2012年イ・ドンウクの息子、医師
【ペク・ヘジョン役】ソン・ウンソ
1970年代の家庭学科生、お金持ちのお嬢様
【キム・チャンモ/キム・ジョンソル役】ソ・イングク
1970年代の法学科生/2012年キム・チャンモの甥、歌手
韓国ドラマを見たことがない人でも名前だけは聞いたことがあるというドラマはいくつかあると思います。「冬のソナタ」なんかがその最たるものですが、これが未だに韓国ドラマのイメージの元となっています。
そんな王道の韓国ドラマとは違う路線を打ち出したのが日本の漫画を原作とした「花より男子」であり、本作の主役チャン・グンソクの「美男ですね」なんです。これら全てが韓国でヒットしたわけではないのですが、日本では韓国ドラマファンを増やす要因の一つとなりました。
本作に関しても韓国での視聴率は高くないどころか平均5.1%と2012年当時としてはかなり低いものでした。しかし、視聴者からの評価は高く、日本でもチャン・グンソクの人気もあってかなりの人気を得た作品となりました。
そんな本作の演出を担当したのは「冬のソナタ」を含む”四季シリーズ”を手掛けたユン・ソクホ監督と、「冬のソナタ」の原案を担当したオ・スヨン脚本家。
ユン・ソクホ監督は、これまでに多くの若手俳優をトップスターへと導いたことでも知られており、イ・ビョンホン、ウォン・ビン、ソン・イェジン、ソン・スンホン、ソン・ヘギョ、チェ・ジウ、ハン・ヒョジュ、ペ・ヨンジュン、リュ・シウォン(敬称略)などが監督の作品に出演したことでブレイクするに至っています。
そして、監督が「北の国から」の倉本聰の大ファンということもあり、本作では北海道・富良野でのロケを敢行し、その美しい映像が話題となりました。
そして主演以外で注目なのは、本作で俳優デビューしたソ・イングクです。
ソロ歌手としてデビューしたソ・イングクは本作でも歌手役を演じ、OSTでも「 運命 (バカみたい) 」を披露しています。
スポンサーリンク
ラブレイン【韓国ドラマ】あらすじ
70年代のソウル。
韓国大学美術学科の学生のソ・イナ(チャングンソク)は、ある日見かけた女学生キム・ユニ(少女時代ユナ)に一目惚れしていました。
そんな二人はある雨の日に再会し、相合い傘をしたことからお互いに意識するように。
イナはユニに告白しようとするのですが、医学科に通うイナの友人ドンウクもユニのことが好きだと知ってしまい一度は諦めようとしてしまいます。
しかし、イナはユニへの想いを断つことが出来ず、やがて二人は交際をはじめました。
ところが二人の前には様々な障害が立ち塞がることとなり、二人はお互いに好きでありながら別れてしまうことになります。
2012年。
美術学科教授となったイナと樹木医となったユニは、ある雨の日に再会を果たします。
そんな二人にはそれぞれ、ジュンとハナという子どもがいました。ジュンは売れっ子のカメラマン、ハナは母の仕事の影響からガーデナーとして働いていました。
実はジュンとハナも北海道で偶然出会っていて、二人はイナとユニの過去を知らないまま次第に惹かれあっていくようになり・・・。
スポンサーリンク
ラブレイン【韓国ドラマ】みどころ
本作は日本に韓流ブームを巻き起こす切っ掛けとなった作品「冬のソナタ」の制作スタッフが再タッグ組んで作り上げた究極のラブストーリーです。
主演のチャン・グンソク、少女時代ユナをはじめ、当時はまだ新人であったソ・イングク、キム・ヨングァン、パク・セヨンといった俳優が出演しており、超豪華なキャスティングとなっているんです。
その内容は、70年代と現代を舞台とした二世代に渡るすれ違いを運命の愛を描いたもので、両時代の登場人物を一人二役で演じているのが特徴。
そのキャラクターの違いを楽しむのも醍醐味ですし、時代に合わせた撮影や演出があるのはもちろん、ファッションや音楽の違いなども注目ポイントです!
そんな時代の違いを描きながらも愛に関しては普遍的なもので、友人同士で一人の女性を巡る三角関係や悲しい別れなど王道路線となっています。
そして本作のキーワードでもある雨の演出や、ユン・ソクホ作品ではお馴染みの映像美も見逃せないところです。
スポンサーリンク
ラブレイン【韓国ドラマ】感想・評価
チャン・グンソクが日本で大人気だった当時、「美男ですね」や本作もかなりの人気となり、私も実際に見たことはなくともタイトルだけは知っていました。
これだけ流行ってるのだから韓国での視聴率も高かったのだろうと勝手に思っていたんですが、今回調べてみるとたった5%程度だと知り驚きました!
視聴率が高い作品は多くの視聴者に受け入れられただけあって面白いのは当然だと思いますが、たとえ視聴率が低いからといってないようが悪いわけではないということが本格を見れば分かると思います。
確かにチャン・グンソクやユナが可愛く、脇役にも美男美女が揃っていてキャスティングも今思うと豪華なものですし、映像美も素晴らしいと思います。
しかし、内容を見れば親の世代と子供の世代との二世代の恋愛を描くというもので、特にめずらしい設定でもなく古臭いとさえ思いました(2012年のドラマにすれば)。
メインキャストのほとんどが一人二役を演じているのもスゴいとは思いますが、親子で顔が全く同じなのはやはり違和感がありますし、肝心のラブストーリーもかなりベタなものなんです。
韓国ドラマを沢山見た上でこの作品を見るとありきたりだと思ってしまうので、韓国での視聴者も同様に感じてイマイチ視聴率が上がらなかったのかもしれません。
ただ、韓流ブームに乗ってこの作品を見た人からすれば、本作は普遍のラブストーリーに感じたことでしょうし、王道好きな人にとってもドストライクに感じたのかもしれませんね!
最終回は?
最終回も想像通りのベタなハッピーエンドで、楽しく見ていた方にとっては期待通りの結末だったんじゃないでしょうか。変などんでん返しがないのも正解でしたね!
最後に
このドラマが日本で話題となっていた当時に見ていたら違った印象があったのかもしれませんが、今になって初めて見るとキャストの豪華さと映像美以外は特筆すべきものはありませんでした。