韓国の国民的お笑い芸人で司会者シンドンヨプを紹介します。
プロフィールや、事件のこと、ドラマ出演、結婚と子供についてまとめました。
(トップ画像https://entertain.naver.com/より)
シンドンヨプのプロフィール
申東燁 シンドンヨプ
1971年2月17日生まれ
韓国堤川市出身
173㎝
68㎏
A型
4人兄弟の末っ子
ソウル芸術専門大学
演劇の演出家を目指していた大学生時代、学園祭の司会で下ネタギャグを飛ばし笑いをとっていたシンドンヨプを女性お笑い芸人イソンミがスカウト。
こうして1991年SBS特別採用コメディアンとして芸能界に入り、直後「レールマン」というコーナーで主役を演じて「アンニョンハシリョムニッカ」という流行語をヒットさせました。
お笑い芸人の中でイケメンだったため、ルックス面でも注目を浴びたようです。
その勢いに乗じて流行語を入れた音楽アルバムを発売したことも。
下ネタに保守的だった韓国放送界で、放送ギリギリの下品ではない下ネタギャグがウケ、多くの看板番組を持つ人気芸能人に。
イメージの良さから広告業界からも愛されていました。
1998年8月、薬物を密輸した疑いが発覚し、1999年12月に拘束。
その後約11か月ぶりに復帰しました。(後述)
2000年代半ばに入り時代と共に番組のトレンドも変わり、シンドンヨプの個性とは合わなかったのか、いくつもの番組で視聴率不振が続きました。
そんな中でも2001年から放送開始した「動物農場」は2020年現在も続く長寿番組として愛されています。
低迷期の中でも、機転の利いた巧みなトークで司会者として台頭しました
人気絶頂期の2004年、有名タレントを多く引き連れてDYエンターテイメントという芸能事務所を設立。
また、その後「機能性スニーカー」事業を始め、フランチャイズ代理店説明で直接事業を説明したり、自ら広告塔となり「ダイエット効果がある」などメディアにも積極的にアピールします。
当時の自分の番組を降板してまで、これらの事業に専念しましたが、失敗し膨大な借金を抱えることに・・・。
この影響か2013年頃から地上波・ケーブルを問わず10を超える番組に出演し活発に芸能活動をしています。
ご自身は事業をしていた頃を振り返り
「全盛期に番組をやめて他の事業に手を付けた過去を反省し、今本当の放送業の楽しさがわかった。もう二度と事業などの別の考えをしないためにもわざと忙しく仕事している」
「事業の失敗後、これまで自分の能力を過信していた、と気づいた。これからは笑いを届けるコメディアンとしてだけ皆さんの記憶に残りたい」
と話しています。
2011年から始まった「不朽の名曲2」は音楽番組で歌手の紹介をするだけの司会ですが、短いコメントの中にギャグを盛り込んだシンドンヨプのセンスが光り、現在まで続いています。
2010年から2019年まで続いた人気番組「大国民トークショー」は一般人の悩みや日常の話を聞く番組。
トーク力のない一般市民の話も笑いに変える圧倒的な話術で魅了しました。
シンドンヨプは人を傷つけることなく笑いをとる国民的な司会者。そして多くの女性芸能人が理想の男性に挙げるコメディアンです。
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シンドンヨプの黒歴史とは?
1999年、デビューして8年経った頃、薬物使用容疑で拘束されました。
2000万ウォンの罰金刑を受け釈放されています。
この件で約10か月間放送出演停止となりました。
10か月と言うのがとても短すぎるようですが、当時のプロデューサーたちの署名運動があったとか。
放送界で友好な関係を築いていたため、復帰が早かったというのが通説です。
当時モデルのイソラと交際中でしたが、事件が影響したのか2001年に破局しています。
シンドンヨプのドラマ出演について
2018年のドラマ「愛と笑いの大林洞ビッグフォレスト」はソウルの大林洞を舞台に、落ちぶれた芸能人とシングルマザーのどたばた劇を盛り込んだブラックコメディ。
シンドンヨプは劇中、元トップスターのシンドンヨプ役を務めました。
バラエティ番組のコントを通じて演技をしたことはありましたが、本格的に俳優として演じるのは初めて。
脚本陣はすべて「SNLコリア(※)」出身で、この番組出演者だったシンドンヨプとチョンサンフンとのコンビだからこそできる笑いのコードが視聴者たちの共感を呼びました。
※SNL KOREAとは?アメリカの人気ライブショー「SNL(Saturday Night Live)」の韓国版。2011年12月~2017年11月のシーズン9まで6年間放送され人気を博しました。
俳優でない芸能人が脇役で出演することはありますが。主演と言うのは珍しいドラマ。
感想やあらすじなど詳細はこちら↓
シンドンヨプの結婚
シンドンヨプは2006年に番組プロデューサー(PD)のソンへユンと結婚。
https://entertain.naver.com/
2002年の番組「日曜日、日曜日の夜に」の「ラブハウス」というコーナーの助演出を担当していたのが当時新人だったソンへユンPDでした。
シンドンヨプは独身主義者で、結婚する考えは全くなかったとのこと。
ソンヘユンとも時々電話したり、半年に一度くらい集まりで会うだけの仲だったそうです。
そんな関係が2~3年続いたある日、知り合いのPDが女性PDと結婚するという話を聞きました。
当時は女性PDは珍しかったため、シンドンヨプはソンヘユンが結婚するのだと思ったとのこと。
その時急に嫉妬や後悔の念が沸き上がり、ご自身の気持ちに気づいたのでした。
重い気持ちのまま「結婚おめでとう」の電話をして、お相手の女性PDはソンヘユンではないと知り、心が軽くなり踊りだしてしまったとのこと。
このことがなければ自分は彼女への気持ちに気づくこともなかっただろう、と回想しています。
約1年間交際し、2006年ゴールイン。
結婚について
「さまざまな環境やタイミングが無数にある中で、それらが運命的に合致したたった一つの場合にできること」
だと話していました。独身主義者だったシンドンヨプは結婚してどう思っているのでしょうか?
「楽に生きたいなら一人が良い。幸せに生きたいなら結婚したほうがいい。だけど幸せには必ず対価がある。相手が望むことをして、自分がやりたいことを半分に減らすこと」
とのことです。
番組キャプチャー
2007年に長女、2010年に長男が誕生しています。
2020年時点で長女は中1、長男は小4ですね。
あるトーク番組で過去の過ちについて
「子供たちも知るべきだと思い、自分の過ちで罰を受けたことを話した。」
と話していました。
最後に
面白い話ができるだけでなく、聞き役もうまくて、シンドンヨプ司会のゲストを招いたトーク番組がとても好きです。
近年の活躍しか知らなかったので、黒歴史があったとは驚きました。
それにしても大学祭の司会をしていてスカウトされたって、すごいエピソードですよね。
大学生の時にすでにトーク力が光っていたんですね。