田舎の平凡な青年がある日突然大企業の後継者に!?4人の男女の恋と運命を描いた痛快サクセスストーリー。
出演/パク・ユンジェ、ソ・ヒョリム、カン・テソン、チン・イェソルほか。
キャスト、あらすじ、視聴率、最終回の感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
運命の渦【韓国ドラマ】キャスト一覧
原題:どけよ運命,かわせ運命,どいて運命よ
U-NEXT全124話
平均視聴率:19.73%
最高視聴率:22.8%
放送年度2018年11月から韓国で放送
演出:クァク・ギウォン
「カッコウの巣」
「Oh!ばあちゃん」
「輝けウンス」など
脚本:パク・ゲヒョン
【ヤン・ナムジン役】パク・ユンジェ
人材事務所社長。大企業ヒョンガングループ会長の孫だと分かり後継者争いに巻き込まれる。
【ハン・スンジュ役】ソ・ヒョリム
ミンハングループの一人娘。ヒョンガングループの孫チェ・シウとの政略結婚が予定されている。
【チェ・シウ役】カン・テソン
フランスで経営とデザインを学んだファッション業界のエリート。ヒョンガングループ会長の孫。
【チョン・ジナ役】チン・イェソル
ファッションデザイナーを目指すナムジンの幼馴染で初恋相手。
【チェ・スヒ役】キム・ヘリ
ヒョンガングループの常務。シウの母。
【ホ・チョンサン役】カン・シニル
ヒョンガングループの顧問弁護士。
【アン・ソクホ役】ナム・イルオ
ヒョンガングループ前会長。
本作は2019年度2位の記録となる平均視聴率19%超えの大ヒットドラマです。
最高視聴率24.9%を記録した大ヒットドラマ「輝けウンス」のクァク・ギウォン監督作品。
近年の作品ではトップクラスの高視聴率を誇ったら本作ですが、同時期に放送され最高視聴率49.4%(平均視聴率も30%超え!)を記録した超ヒット作「たった一人の私の味方」とストーリーが似ているとして話題となった作品でもあります。
本作で主人公のシンデレラボーイを演じるのはイルイルドラマのプリンスことパク・ユンジェ。本作での演技が評価され2018年KBS演技大賞で優秀演技賞を受賞しました。
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運命の渦【韓国ドラマ】あらすじ
田舎の漁村で小さな事務所を経営し、貧しいながらも母と幼馴染のジナを支えてきたナムジン(パクユンジェ)は、明るく真面目で正義感溢れる性格から誰からも好かれていました。
ある日、そんなナムジンがヒョンガングループ会長の孫だったことが判明し、突如としてグループの後継者候補になってしまいます。
しかし、後継者候補はナムジンの他にもう一人いて、これにより後継者争いに巻き込まれることに!?
一方、もう一人の後継者シウ(カンソンミン)には後継者争いにどうしても勝たなければならない事情がありました。
彼はデザイナーとしても経営者としても一流なんですが、家でよそ者扱いされてきた母を守る為にも何としても後継者になる必要があったのです。
そんなにシウには大企業ミンハングループの一人娘であるスンジ(ソヒョリム)ュという婚約者がいました。しかし、彼女はこの政略結婚には乗り気ではありませんでした。
そんな中で、スンジュはナムジンと恋に落ち、シウもデザイナーとして入社してきたジナ(チンイェソル)に惹かれていくようになり・・・。
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運命の渦【韓国ドラマ】みどころ
本作は韓国ドラマでは王道の財閥の後継者争いをテーマとした痛快サクセスストーリーです。
主人公はどこにでもいるような純粋な青年で、そんな彼が実は財閥会長の孫だったことが分かり、突如として候補争いに巻き込まれていくことになります。
テーマがテーマだけに、定番の権力争いや出生の秘密に、過去の事件に格差恋愛などをはじめとした愛憎劇が繰り広げられるのですが、主人公のキャラクターもあってか愉快な場面も多く、家族の絆を描いた心温まるシーンが多いのも本作の特徴です。
もちろん男女4人の恋愛模様や、会社での人間ドラマ、そして主人公の成功や成長なども描かれているので、幅広い世代交代方が楽しめる内容となっています。
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運命の渦【韓国ドラマ】感想・評価
いい意味でも悪い意味でもお決まりなストーリーの作品でした。
日本での勧善懲悪の時代劇のように、韓国では定番の設定を盛り込んだ波瀾万丈な展開のドラマが長年作り続けられています。本作も正にそういったそんなタイプの作品で、驚きや新鮮さは少ないものの安定の面白さがあります。
本作には韓国ドラマと聞いてイメージする要素はあらかた入っていますし、ストーリーに癖もなく見やすいのですが、悪く言えば平凡過ぎでありきたりな印象が強く、あまり本作特有のものがないんです。その分、あまり悪いところもないので広く見られたようですが、キャストに興味がない人だと見ても見なくてもどっちでもいいという作品になりかねないと思いました。
実際に韓国の視聴者からも「他に見る作品が無かったから見た」といった意見もあったようで、高視聴率の割には高い評価を得た作品ではないみたいですね!
最終回は?
本作は終盤になるにつれて尻すぼみになった印象がありました。
韓国の恋愛ドラマでは主人公やヒロイン以外にも複数の恋愛が描かれるのが定番ですが、本作はその数があまりにも多くやり過ぎな印象が強かったです。
そして、それまで嫌なキャラだったのが皆いい人へと変わってきたりするのも都合が良すぎでどうにも納得がいきませんでした。
そんな中でも一番引っ掛かったのは、終盤になって主人公の恋愛がイマイチ盛り上がらなかったこと!最終回になって主人公に新たな女性が現れるのも驚きでした。
最後に皆仲良くなって丸く収まるのは韓国ドラマではよくあることなんですが、あまりにも度が過ぎるとこれまでの流れが何だったんだ?ということになるので程々にして欲しいですね。
まとめ:韓国版朝ドラとして見れば楽しめると思いますが、沢山の韓国ドラマを見てきた人からすると癖が無さすぎて平凡に感じてしまうかもしれません!