キム･ジフン、キム・ジュヒョン、イ・ギュハン、ホン・スヒョン共演で贈るホームラブコメディ！
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
（トップ画像公式ページより）
金持ちの息子【韓国ドラマ】キャスト一覧
原題：金持ちの家の息子
全100回(50話)
現在BS11にて放送中 (～2020/03/27)全62話
平均視聴率：8.08%
最高視聴率：12.0%
放送年度2018年3月から韓国で放送
演出：チェ・チャンウク
「ピンクのリップスティック」
「最高の恋人」など
シム・ソヨン
脚本：キム・ジョンス
「あなた、そして私」
「幸せです」
「明日が来れば」
「我が家のロマンス」など
【イ・グァンジェ役】キム・ジフン
カムジャタンのチェーン店カミ代表の一人息子。元カノであるヨンハのことが忘れられないでいる。 
【キム・ヨンハ役】キム・ジュヒョン
借金を抱えたグァンジェの元カノ。 
【キム・ギョンハ役】ホン・スヒョン
アパレル会社勤務のキャリアウーマン。ヨンハの姉。 
【ナム・テイル役】イ・ギュハン
カミの室長。グァンジェのいとこで兄貴のように慕われている。
【チェ・ヨン役】イ・チャンヨプ
ヨンハの幼なじみ。ギョンハと密かに交際している。 
【キム・ミョンハ役】キム・ミンギュ
ヨンハの弟 
本作は、平均視聴率58.8%という大ヒット作「あなた、そして私」をはじめ、数多くのヒット作を生み出してきた脚本家キム・ジョンスさんが手掛けた作品です。
人気脚本家による作品でしたが視聴率は平均8%たらずと振るいませんでした。最高視聴率12%を記録したのも放送2回目だったので、その後盛り返すこともなかったみたいですね。
主演のキム・ジフンさんは、金髪にイメージチェンジしてわがままなお坊っちゃま役を演じ、ヒロイン役のキム・ジュヒョンさんはそんな主人公の元カノ役を演じています。
二番手役には、生きることに不器用なヒロインとはタイプの違う姉ギョンハ役のホン・スヒョンさんと、主人公の兄貴的存在でありながらもヒロインの良き理解者でもあり恋のライバルとなるテイル役をイ・ギュンハさんが演じています。
その他のキャストには、カン・ナムギルさん、ウ・ヒョンさん、キム・ヨンオクさん、チョン・スギョンさんといったベテランや、イ・チャンヨプさん、キム・ミンギュさん、ヤン・ヘジさん、ガールズグループCLCのエルキーさん(本作が韓国での俳優デビュー作)といった若手美男美女俳優も多数出演しています。
本作のOSTは、「RAINZ ジュ・ウォンタク/Treasure」や「14U（ワンフォーユー）/ドキドキ キュンキュン」をはじめ、チョ・ヒョンミやヒョウンなどの有名アーティストが参加しています。
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金持ちの息子【韓国ドラマ】あらすじ
グァンジェ（キムジフン）は外食チェーン店を経営する一家の一人息子で、母を幼い頃に亡くした経験はあるものの、父や再婚した義母とも仲良く過ごしていました。
しかし、グァンジェにも元カノであるヨンハ（キムジュヒョン）の事が忘れられないという悩みがありました。
そんなヨンハは、カフェ経営がうまくいかず借金を抱え、父への借金返済のためにアルバイトに励んでいました。
ところがある日、ヨンハのアルバイト先に元カレのグァンジェが彼女を連れて現れ、そのことに動揺してしまったヨンハはミスをして店をクビになってしまいます。
その後、親しくしていたグァンジェのいとこテイル（イギュハン）に新たなバイト先を紹介してもらえることになったのですが、しかしそこはグァンジェの父親が経営する店で、しかもそのことを知ったグァンジェもホールスタッフとして働き始めたのです。
一方、ヨンハの姉ギョンハは父からお金持ちの息子や弁護士とのお見合いを勧められていました。しかし、ギョンハは年下のヨンハと密かに交際していて・・・。
そんな中、グァンジェとテイルの父親が急死してしまい、グァンジェは巨額の借金を背負ってしまうことに！
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金持ちの息子【韓国ドラマ】みどころ
本作は、わがまま放題だったお坊っちゃまがある日突然借金まみれになり、ヒロインの助けを借りながらどん底から這い上がっていく姿を描いた笑いあり涙ありの恋愛ホームドラマ！
主人公は、父親が急死してしまったことで巨額の借金を背負うことになるのですが、何の苦労も知らずに暮らしてきたので何度も困難にぶち当たってしまうことに。そんな中で主人公は、恋人や周囲の手助けもあって借金を返済し人間的にも成長して行くというのが本作の流れとなります。
愛とお金どっちが大事なのか？
設定自体は定番のものですが、失ってはじめて気付くことや家族の大切さなどを丁寧に描いており、誰が見ても共感出来るドラマになっています。
キム・ジフンさんのイメージチェンジっぷりにも注目です！
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金持ちの息子【韓国ドラマ】感想・評価
正直なところ、この手のホームドラマは基本おば様方をターゲットとしたものだというイメージがありましたし、出演している俳優も知らない人ばかりであまり縁の無いジャンルでした。しかし近年はそうでもないようで、本作のキャスティングやOSTなどから見ると若者でも楽しめるラインナップになっています。
メインキャラクターは20代～30代ですし、ラブラインも多く存在しています。
恋愛ドラマにホームドラマの要素を加えたものというイメージと思ってもらえればよくて、最近はこういった若者でも楽しめるホームドラマも結構多いみたいですね。
お金持ちの主人公と貧しいヒロイン、ヒロインを助けるイケメンたちに主人公の転落など、設定はベタなものなんですが展開は予想外に心温まるもので、この手のホームドラマとしてはかなりシンプルな作品でした。
通常、誰かが亡くなるとその裏に事件性があったりといったサスペンス要素があるのが韓国ドラマの定番なんですが、本作にはそういった要素がなくホームコメディになっていたのが好みでした。
ただ、そういった山場が作られていない分ストーリーや展開が退屈に感じるかもしれません。実際、途中でリタイアする方もいたようで、それが視聴率にもあらわれていたんだと思います。
これぞ韓国ドラマ！といったタイプの作品が好きな人にとって本作は非常に地味に感じるかもしれませんね。
ですが、無茶な設定やあり得ない展開の作品を見飽きた私には、このぬるい感じのドラマをのんびり見るのが楽しく、主人公の成長やそれを支えるヒロインの甲斐甲斐しさなども好印象でした。これ自体はよくあるパターンなんですけど、それが古くさいテイストで描かれていないので見やすかったですね！
最終回は？
ラストは実に微笑ましいハッピーエンドで、ベタな終わり方と言えばそれまでですが、恋愛の結末と感動のドラマが同時に描かれていてホームドラマの締めくくりとしてはベストだと思いました。
まとめ：韓国での視聴率はイマイチだったものの、マクチャン要素が苦手な方にとっては十分楽しめる作品だと思います！
人によっては展開が退屈に感じるかもしれませんが、家族、恋愛、成長などが丁寧に描かれていて見ていてほっこりする作品になっています。
最後に
序盤で二桁視聴率を取ったわりに、後半には視聴率2%台になるなど盛り上がりを見せなかった本作ですが、それは中高年層をターゲットとした時間帯で放送するドラマなのに、メインキャラクターたちが若すぎたり、内容がシンプル過ぎたのがネックになっているのかもしれません。