ホン・ウニ、パク・コニョン、オ・ジョンヨン、ハン・ジサン共演作。
仕事と育児で日々を忙しく過ごしている全ての女性に贈るハートフルファミリードラマ!
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
レディの品格【韓国ドラマ】キャスト・視聴率
原題:ワーキングママ育児パパ
U-NEXT全120話
最高視聴率:9.1%
放送年度2016年5月から韓国で放送
原題:ワーキングママと育児パパ
演出:チェ・イソブ
「ミス・リプリー」
「悲しいとき愛する」など
パク・ウォングク
「特別労働監督官チョ・ジャンプン」など
脚本:イ・スクジン
「オレンジ」「偉大な遺産」など
【イ・ミソ役】ホン・ウニ
リッツ電子で働くキャリアウーマン。バングルの母。
【キム・ジェミン役】パク・コニョン
リッツ電子課長。ミソの夫。妻が働く代わりに育休を取ることになる。
【チュ・イェウン役】オ・ジョンヨン
リッツ電子で働くミソの後輩。ミノの母。
【チャ・イルモク役】ハン・ジサン
イェウンの夫。大学教授の職を失ったことから主夫となる。ジェミンの家事の師匠。
【ユン・ジョンヒョン役】シン・ウンジョン
家事ブロガー。ジェミンの元恋人。ウンソルの母。
【パク・ヒョッキ役】コン・ジョンファン
産婦人科院長。ジョンヒョンの夫。
本作は韓国ドラマ王道の愛憎劇とは一線を画し、仕事、子育て、男女差別などを描いたファミリードラマです。
子役は?
そして本作は子役にも注目が集まった作品で、2016年MBC演技大賞において子役賞を獲得しています。
受賞したク・コンミンちゃんはもちろん、ドラマ初出演のコ・スンボくんや、様々な作品に出演している人気子役コ・ナヒちゃんなど、子役の活躍も本作の魅力の一つとなっています。
OSTは?
本作のOSTには、印象的なオープニング曲 「ジュンシギ/寝ないで何してるの」や、親の気持ちを歌った「ジュンシギ/休むことができない」などがあり、その独特な楽曲は癖になるものばかりです。
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レディの品格【韓国ドラマ】あらすじ
仕事と育児を両立し出世も間近だったミソ(ホンウニ)は、思いがけずに第二子を妊娠したことで悩んでいました。ミソは育児休暇を取らずに仕事を続けようとしますが、肝心の保育園は定員オーバーで子どもを預ける場所がなかったのです。
仕方なく姑に預けるも腰を痛めてしまい、ミソが産後に仕事復帰することも危うくなってしまいます。
すると、夫のジェミン(パクコニョン)がミソの代わりに育児休暇を取り、専業主夫になると言い出します。しかし、家事が全く出来ないジェミンは主夫を甘く見ていたと気付くことに。
そんなある日、ミソの後輩であるイェウン(オジョンヨン)が家族と共にミソたちが暮らすマンションに引っ越してきます。
イェウンも一児の母であったのですが、夫のイルモク(ハンジサン)は大学教授をクビになってしまい、元々家事が得意だったこともあり専業主夫となることに。
妻が働き夫が育児をすることを選んだ二つの家族でしたが、この選択の先には様々な作品に困難が待ち受けていて・・・。
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レディの品格【韓国ドラマ】みどころ
本作は韓国で社会問題になっている共働き家族をテーマに、働く女性に関する様々な問題や、待機児童に育児休暇といった問題、そして韓国ドラマではお馴染みの嫁姑問題などを描いたファミリー&サクセスドラマです。
こういったテーマの作品を描くとき、ヒロインがシングルマザーに設定されることが多い中で、本作では女性の変わりに家事をする主夫や、育児パパの姿をコミカルさを交えて描いているのが特徴となります。
そんな職場と家庭でのリアルな問題を描きつつも、ヒロインと母親にまつわるエピソードや、可愛い子役たちの活躍も注目で、非常に視聴者の共感を得やすいドラマとなっています。
テーマは主婦層に刺さるものですが、共働きが当たり前の現代においては男性が見ても共感したり考えさせられたりするところも多く、夫婦で見ても楽しめるドラマだと言えます!
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レディの品格【韓国ドラマ】感想・評価
近年、様々な作品でも見られる働く女性に対するハラスメントなどの社会問題を描いたサクセスストーリーです。妻が外で働いて、夫が主夫になる作品は日本でもたまにありますが、本作もその系統にあたる作品。
男尊女卑の社会のせいで能力のある女性がうまく活躍出来なかったり、子供がいることや妊娠が差別されてり、そもそも子供に優しい社会でなかったり、そんな働く女性に対して親の世代や男性がよく思っていなかったりなど、こういった問題は韓国のみならず日本でも昔から問題となっています。
そういった問題をテーマにすること自体は特に珍しいものではないのですが、これを長い話数を通して描くというのは正解だと思いました!
短いドラマでも触れることは出来ますが、短い時間の中でそう簡単に解決する問題ではないですし、女性がよく見る平日ドラマでそれを描くのもピッタリだと思いました。
もちろんこの作品にも悪事を働くライバルや嫁姑問題などの定番の要素もありますが、作品全体の印象にマクチャン要素は無いので、普段韓国の長編ドラマを敬遠してる人でも見やすいと感じると思います。
とはいえ、仕事と育児、会社と家庭の両立には辛くて悲しい過程もあるわけで、実際に育児をしている方やしてきた方などが見ると自分のことを思い出して泣けてきたり、現実問題として辛くなることもあるかもしれませんのでご注意下さい!
まとめ:どの家庭でもある問題を描いた共感ポイント満載のハッピーサクセスドラマでした!
そうはいってもただ楽しいだけの作品ではなく、非常に身近な問題として見ていて辛く箇所もあるかと思います。ですが、その先には子供たちの成長や感動も待っていますので、そこで目をそらさずに最後まで見て欲しいです!!
最後に
昔、阿部寛主演の「アットホーム・ダッド」というドラマがありましたが、本作もそれと似たようなテイストがある作品でした。
とはいっても、アットホーム~は主夫たち目線で描かれ主婦の大変さをコミカルに描いていたのに対して、本作は女性が第一線で働く大変さや、男性が育児休暇を取ることの厳しさと社会の理解の無さをリアルに描いていました。
社会問題を描いているので当然シリアスな問題や苦悩もあるのですが、一方で家事に慣れていない男性たちがコミカルに描かれていたり、家族とのハートフルな関わりも描かれていて、想像以上に感じ入るところがある作品になっていたと思います!