チュ・サンウク×イ・ミンジョン 4年ぶりの共演作であり、SUPERNOVA ユナク待望の韓国地上波初出演作品!
4人の男女の愛と復讐を描いた大人のラブロマンスです。
キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
偽りのフィアンセ【韓国ドラマ】キャスト一覧
原題:運命と怒り
韓国放送時全20話
平均視聴率:6.32%
最高視聴率:9.3%
放送年度2018年12月から韓国で放送
演出:チョン・ドンユン
「あやしいパートナー~Destiny Lovers~」
「被告人」など
脚本:イ・ジェイン/チョン・チャノ
【テ・インジュン役】チュ・サンウク
ゴールドゼファー製靴社長。ゴールドグループ次男。
【ク・ヘラ役】イ・ミンジョン
靴デザイナー。靴工房→ゴールドゼファーデザイン室室長。
【チャ・スヒョン役】ソ・イヒョン
インジュンとの政略結婚を企む人気アナウンサー。不動産財閥の令嬢。
【チン・テオ役】イ・ギウ
香港センタンデパート海外チーム長。スヒョンの元恋人。
【テ・ジョンホ役】コン・ジョンファン
ゴールド建設社長。インジュンの異母兄。
【コ・アジョン役】シム・イヨン
ジョンホの妻。
本作は、2014年に放送されたヒットドラマ「ずる賢いバツイチの恋」で主演カップルを演じたチュ・サンウクとイ・ミンジョンで、二人の共演は4年ぶりとなります。
スポンサーリンク
偽りのフィアンセ【韓国ドラマ】あらすじ
イタリアで靴作りを学び、職人として確かな実力を持つヘラ(イミンジョン)。しかし、父を亡くした上に姉が自殺を図り昏睡状態になるという不運が重なり、借金返済のためにブランド靴のコピー品を作ることで生計を立てていました。
そんなある日、ヘラは偶然ゴールド製靴社長のインジュン(チュサンウク)と知り合います。
インジュンはゴールドグループ会長の次男で、会社を建て直すためにも大株主の不動産会社経営者の娘であるスヒョンと政略結婚するように言われていました。
しかしインジュンはヘラの事が気になっており、野心を持ったアナウンサーのスヒョン(ソイヒョン)は自身の結婚のためにも二人の仲を邪魔しようとします。
そんな中で、香港センタン百貨店の海外チーム長テオ(イギウ)がヘラの靴工房を訪ねて来て、ヘラにある依頼を持ちかけて来たのです。
それはヘラにインジュンの心を盗めというもので、多額の報酬も提示してきます。借金返済に追われていたヘラはその依頼を引き受け、インジュンの会社に靴デザイナーとして入社するのですが・・・。
スポンサーリンク
偽りのフィアンセ【韓国ドラマ】みどころ
本作は、偽りの愛からはじまる大人のラブロマンスです。
最初の出逢いからお互いに惹かれあうインジュンとヘラですが、ヘラはテオに依頼されてインジュンに近付いており、インジュンにもスヒョンという婚約者がいたのです。そんな複雑な事情の中でインジュンとヘラの仲はどうなっていくのか!?というのが最大のみどころとなります。
幼い頃に母を亡くし、しかも愛人の子であるというインジュン。そういったこともあり、財閥の息子でありながら家族の中では浮いているんです。
一方でヒロインのヘラも家族の不幸が重なり借金を背負っており、靴デザイナーとしての実力がありながらも浮かばれないでいました。
本作は、そんな二人の成功と成長も描いているのも特徴ですが、そんな二人に様々な邪魔が入ってきます。スヒョンがインジュンとヘラの仲を引き裂こうとする他、テオはヘラを利用してスヒョンに復讐しようとし、インジュンは異母兄弟のジョンホと対立関係にあります。
そんな複雑な人間関係の中で繰り広げられる、偽りと復讐、そして裏切りと愛を描いたのが本作です!
スポンサーリンク
偽りのフィアンセ【韓国ドラマ】感想・評価
韓国ドラマのヒロインの職業として「デザイナー」というのが意外と多い。
「童顔美女」は服のデザイナーで、「金よ出てこい、コンコン!」はジュエリーデザイナー、「ファッション王」というまんまなタイトルのものもあります。
そして本作と同様に靴デザイナーを主人公にしたものも「アイドゥ・アイドゥ」「恋するダルスン」などがあり、これはデザイナーという職業がヒロインの成長や職場の華やかさを表現するのには丁度いいからなのかもしれません。
そういう前置きはさておき、ドラマ「ずる賢いバツイチの恋」が大好きだった私からすると、チュ・サンウク×イ・ミンジョンの再共演というのはビッグニュースで、それだけで絶対に見たいと思っていた作品でした。
偽りからはじまる愛、不遇な家庭環境、苦境に立ち向かっていくヒロインとそれを妨害する悪女、復讐に燃える男、誰が敵で誰が味方かも分からない複雑な人間関係、そして財閥の末娘とフリーター青年との身分差の恋など、韓国ドラマには欠かせない設定が沢山盛り込まれているなど、普段進んでは見ないドロドロの愛憎劇なんですが、本作の場合は狙って昔ながらのメロドラマに仕上げている感じもして、素直に楽しむことが出来ました。
これは出演陣が顔馴染みばかりというのも大きいですし、緊張感はあるもののラブロマンスの割合が多く、ストーリーが複雑になりすぎていないのも良かったんだと思います。
普段こういったジャンルを見ない人でも楽しめるドラマだと思います。
まとめ:どこか懐かしさすら感じる”これぞ韓国ドラマ!”な愛憎劇でした。とはいえ、出演陣は今なお人気の俳優さんばかりなので古くさく見えませんし、設定や展開はよくあるものでも映像や衣装などがゴージャスなので逆に新しく感じました。
最後に
普段は見ない愛憎劇ですが、キャストに惹かれて見てみると予想以上に楽しめました!
本作は狙ったようにベタな愛憎劇が展開されるのため、最初から「そういうものだ」として割りきって見れます。この凝りすぎていないのが見やすかったポイントなのですが、普段から沢山愛憎劇を見ている人からするとストーリー的にイマイチに感じたり飽きたりするかもしれませんね!