クォン・サンウ×スエ×ユンホ(東方神起)共演で贈る愛と復讐のドラマ!
キャスト、あらすじ、感想、見どころをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
野王【韓国ドラマ】キャスト一覧
原題:大物-夜王伝
U-NEXT全24話
平均視聴率:16.6%
最高視聴率:25.8%
放送年度2013年1月から韓国で放送
演出:チョ・ヨングァン
『ジキルとハイドに恋した私』『被告人』
パク・シヌ
『嫉妬の化身~恋の嵐は接近中!~』『ボーイフレンド』
脚本:イ・ヒミョン
『屋根部屋のプリンス』『匂いを見る少女』『野獣の美女コンシム』
【ハリュ役】クォン・サンウ
ダヘと共に孤児院で育つ。ダヘに尽くした末に裏切られ濡れ衣も着せられる。
【チャ・ジェウン役】クォン・サンウ
ハリュの双子の兄。弁護士。
【チュ・ダヘ役】スエ
幼い頃より不幸な環境で育つも、孤児院で出会ったハリュの援助で大学を卒業する。しかし自らの幸せのために彼を裏切る。
【ペク・ドフン役】ユンホ(東方神起)
巨大財閥ペクハグループの御曹司。元アイスホッケー選手。
【ペク・ドギョン役】キム・ソンリョン
ドフンの姉。ペクハグループ専務。
【ペク・チャンハク役】イ・ドクファ
ドフンの父。ペクハグループ会長。
【ペク・ジミ役】チャ・ファヨン
チャンハクの妹。
【チュ・ヤンホン役】イ・ジェユン
ダヘの義兄。
【オム・サムド役】ソン・ジル
ハリュの師匠。
【ホン・アンシム役】イ・イルファ
食堂を営むハリュの義母。
【ヤン・テクペ役】クォン・ヒョンサン
ハリュの弟分。
【ソク・スジョン役】コ・ジュニ
ジェウンの恋人。
【ハ・ウンビョル/ダヘの幼少時代役】パク・ミナ(子役)
ハリュとダヘの娘。失語症を患う。
本作は「レディプレジデント~大物」「銭の戦争」の原作者であるパク・イングォンさんの同名漫画をドラマ化した作品です。
初回視聴率8%でスタートしながら、最終回は最高視聴率となる25.8%を記録しました。
主演のクォン・サンウさんが一人二役を演じている他、東方神起のユンホさんの「ポセイドン」以来のドラマ出演としても話題になりした。
ヒロイン役は、清純派のイメージが強いスエさんが徹底的な悪女ぶりを披露するなど抜群の存在感を発揮しています。
もう一人のヒロインとして子役のパク・ミナちゃんが一人二役を演じ、その愛らしさを振り撒いているので彼女にも注目です!
この他にも数多くの登場人物がいる本作ですが、クォン・サンウさんの妻ソン・テヨンさんがホストクラブの客として登場したりといった特別出演も見逃せません。
OST情報
本作のOSTで注目なのは、俳優のキム・ナムギルさんが出演もしておらず歌手でもないのに「君を知らない」を歌っていることです。
他にも「JKキム・ドンウク/釘」をはじめ、「Ailee/氷の花」、「イ・ジンソン/愛して憎んで」などがあります。
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野王【韓国ドラマ】あらすじ
大統領府に一発の銃声が響きわたった。
大統領夫人であるチュ・ダヘ(スエ)にある買収の疑いがかかり、検察による家宅捜索が入ることに。
特別検事補のハリュ(クォンサンウ)は「大統領夫人はひとごろしだ」とつぶやくのですが、夫人は隠し持っていた拳銃を検事補に向け・・・。
12年前。
乗馬クラブで働いていたハリュは、ある家に借金の取り立てに行きます。
その家で再会したのが幼い頃に共に孤児院で育ったダヘでした。
ダヘの困窮ぶりを知ったハリュは、彼女を引き取って大学にも通わせます。
二人は次第に愛し合うようになりますが、そんな彼女の前に虐待を繰り返していた養父が現れ・・・。
その後、就職活動を始めたダヘはひょんなことから大企業の若き御曹司ペク・ドフン(ユンホ)と出会います。
家族のためとはいえホストとして働いていたハリュに嫌悪感を抱いたダヘは、偶然も重なってドフンに接近していくようになります。
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野王【韓国ドラマ】みどころ
本作は貧しいヒロイン・ダヘが大統領夫人へと成り上がっていく過程を描いた愛憎劇です。
ダヘに裏切られ復讐に燃える男ハリュ、自らの野望のために悪女への道を突き進むダヘ、そして愛を知らない財閥の御曹司ドフン。
この3人の男女の愛と復讐を描いたのが本作となります。
ダヘは自らの野望と保身のためにハリュやドフンを利用するのですが、そんなダヘに復讐を誓いながらも愛することをやめられないハリュや、ダヘを愛したことでハリュと家族との板挟みになるドフンの複雑な心情を描くことになります。
次々と悪事を重ね、更なる高みを目指して邁進するダヘを止めることは出来るのか!?
本作はスエさんの悪女ぶりはもちろん、クォン・サンウさんの肉体美もみどころとなります。
現実にはあり得なそうな展開ばかりですが、作品に漂う緊張感により作品への没入感を高めてくれます!
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野王【韓国ドラマ】感想と評価・評判
本作の原作は、「レディプレジデント~大物」「銭の戦争」を書いた作者だと聞いて期待していたんですが、残念ながらとても苦手なタイプのドラマでした。
原作はどうなのかは分かりませんが、上記した二作のドラマはシリアスな中にもエンターテインメント性があり楽しく見れたのですが、本作に関しては「レディプレジデント~大物」と似たところがありながらも突っ込みどころの多い愛憎劇というもので、全く予想とは違ったものだったからです。
ヒロインを演じたスエさんの悪女ぶりや、そのキャラクターの際立った感じなどは見応えがあり、クォン・サンウ主演というよりも彼女のドラマといったものだったんですが、ドラマのストーリー展開に関しては全くついていけませんでした。
ハリュがダヘに甘すぎるので復讐ドラマとして中途半端ですし、最後まで見ても彼女の内面が明らかになることなく、何でそこまで悪女となったのかは想像するしかないというのも不満が残ります。
最後の最後でヒロインらしい同情出来るエピソードなどがあるのかと期待していたのに・・・というのは残念でした。
こういったタイプのドラマは真面目に見るよりも、あり得ない展開やキャラクターに突っ込みながらあまり入れ込まずに見るのが正解ですかね!
復讐ものとしては物足りなく、ヒロイン以外のキャラクターもこれといって目立っていませんでした。
最後に
本作は視聴率的には成功を収めながらも、ストーリーや過度な暴力が非難されたドラマです。
メインキャストの豪華さや演技力には評価が得られましたが、その内容は世間的にも個人的にも満足がいくものではありませんでした。
本作のメイン視聴者は40代以上の女性だったようなので、この手の愛憎劇が好きな人にはたまらない作品なんだと思います。