ナムグン・ミン×ミナ(Girl’s Day)共演で贈る、似ても似つかない姉妹と他人なのに共通点が多い男二人のコミカル・ラブロマンス!
キャスト、あらすじ、視聴率、感想、みどころをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
野獣の美女コンシムキャスト・視聴率
原題:美女コン・シム
全20話
平均視聴率:12.34%
最高視聴率:15.1%
放送年度2016年5月から韓国で放送
演出:ペク・スチャン
脚本:イ・ヒミョン
【アン・ダンテ役】ナムグン・ミン
ケンカが強い人権弁護士。コンビニ大好き。
夜は代理運転のアルバイトをしている。
【コン・シム役】ミナ(Girl’s Day)
独自の世界観を持った頑張り屋ですが、おかっぱのかつらを着用した不美人。おバカ。いつも美人の姉と比べられる。
【ソク・ジュンス役】オン・ジュワン
イケメンな上に心優しい財閥の一人息子。ダンテとコンシムの友達。
【コン・ミ役】ソ・ヒョリム
コンシムの姉。母の美貌と父の頭脳を受け継いだ弁護士。性格は自己中。
【チュ・ジェプン役】オ・ヒョンギョン
コンシムの母。ミスコン優勝経験もある美人。働いてない。
【ヨム・テヒ役】キョン・ミリ
ジュンスの母。
本作の演出を手掛けるのは『黄金の新婦』のペク・スチャンさん、脚本は『屋根部屋のプリンス』のイ・ヒミョンさんです。
『匂いを見る少女』ではタッグを組んでおり、本作でも個性的なヒロインが活躍しています。
本作のOSTは、ヒロイン役のミナさんのソロ曲をはじめ、ボーカル曲が多い印象です。
「ミナ(Girl’s Day/My First Kiss」「ウ・イェリン/大変なあなたへ」「チェ・サンヨプ/カッカする」「恋愛細胞/チャン・ウラム」など、ポップな楽曲がドラマのイメージにピッタリです!
野獣の美女コンシム あらすじ
夜は代理運転のアルバイトをし、昼には無料で法律相談をしている変わり者弁護士のアン・ダンテ(ナムグンミン)は、あることが切っ掛けでコン・シム(ミナ)と最悪の出会いを果たします。
コン・シムは、いつも美人弁護士の姉コン・ミ(ソヒョリム)と比べられ、家族からもひどい扱いを受けていましたが、持ち前の頑張りで就職活動をしていました。
お金を得るために自宅の屋根部屋を貸し出すことにしたコン・シムでしたが、そこに現れたのが先日もめたばかりのアン・ダンテでした。
一方、スターグループの御曹司ジュンス(オンジュワン)は、ある日酔っぱらいにからまれているところをダンテに助けられます。
これを切っ掛けに仲良くなった二人は、ダンテを通してコン・シムとも知り合い、コン・シムはジュンスに好意を抱くようになります。
ある日、就職面接に行ったコン・シムは、会場を間違えてスターグループの社長秘書の面接会場に行ってしまい、しかもそこで騒動を起こしてしまいます。
当然採用されるはずがないと思っていたコン・シムでしたが、社長夫人の思惑から採用されることになり・・・。
野獣の美女コンシム みどころ
本作はキャラクターのユニークさがウリの作品と言えます!
ヒロインはありきたりなタイプではなく、見た目は決して美人と言えないですし、ストレスで出来た円形脱毛症を妙なカツラで隠していて、その上おバカで変わり者。
家族からもお荷物扱いされ、なんでも姉中心の生活に嫌気がさしていました。
そんな彼女にモテ期が!?
一人は、かなりの変わり者だけどコン・シムを何かと助けてくれる人権弁護士のダンテ。
もう一人は、財閥の御曹司なのに優しくてイケメンという完璧男ジュンスです。
そこにズルい手段でジュンスに近づこうとするコン・ミも現れて、男女4人の複雑な恋愛関係が形成されることに!
姉妹なのに似ても似つかないコン・シムとコン・ミ、そして他人なのに共通点が多く友情を育むダンテとジュンス。
この4人を中心に、恋愛、友情、家族愛、そして失踪したスターグループの孫の存在などを描いていくのが本作です。
最初はヒロインに数々の障害や苦難が訪れるのですが、そこからどのように成長していくのか、そして恋の結末はどうなるのかに注目して見てほしい作品です!
野獣の美女コンシム感想と評価・評判
いやー笑えるドラマです!
とにかくコンシムのキャラクターが良くて、マスコット的な可愛さがあるんです。
ダンテとのやり取りは、到底大人同士のものとは思えないくらいコミカルで、爆笑するシーンも多々ありました。
ただ、服装も言動も子供のようなコンシムを見て恋愛感情が生まれるかといったらそれは疑問で、大人の恋愛ドラマという印象はないですね。面白いんですけど。
そして、コンシム以外にもダンテとジュンスのキャラクターも最高でした!
ダンテも子供っぽいキャラクターで、コンシムになにかとちょっかいを出して、その内容も中学生レベルでかなりの鬱陶しさ。
ですが、コンシムのこと常に助けてくれるヒーローでもあり、女性はこういうギャップにやられるんでしょうね。
そしてジュンスは、あの親から生まれたとは到底考えられない程のいい人で、変わり者のコンシムやジュンスの事も敬遠すること無くすぐに打ち解けられる素敵な人でした。
このように、メインの3人は素晴らしいんですが、コンシムの姉であるコンミが嫌なやつがなんです!
ものすごい悪人というわけでもないですし、家族の金銭面も支えているんですけど、妹に対して裏で酷いことをしていたり、自分の欲望に忠実でそのためなら嘘もつくし家族も騙すという顔を持っているんです。
外面がいいので誰からも美人だ、優秀だと誉められているんですが、やることがセコくてイヤらしく、個人的に最も苦手なタイプでした。
その他にも、コンシムの両親や、法律事務所の人たち、ジュンスの母親に、その義母など、悪人とまではいかないまでも見ていてイライラさせられるタイプが多かったのは嫌なところ。
ドラマがコミカルテイストな分、他の韓国ドラマに出てくる悪人より大したこと無くても際立って見えてしまうんですよね。
途中からドラマのメインが、失踪したジュンピョ探しやその事件の真相についてになっていくんですが、そのパートが思った以上に長くて・・・。
その上視聴者は、早々にジュンピョがどうなったのかや、事件の犯人についても分かっている分さらに長く感じてしまうんです。
このドラマは全20話ですが。16話くらいで納めて欲しかったですね!
20話は長すぎるので、もっとコンパクトにまとめて欲しかったです!
最後に
ミナさんが歌手として歌が上手いのは知っていたんですが、女優としてもここまで出来るとは知りませんでした!
彼女は目が小さくてタレ目なのが特徴で、いつもアイラインや付けまつ毛が欠かせないのですが、そんな彼女が本作ではスッピンで登場し、アイドルらしからぬダサいヒロインに扮しています。
同じグループのヘリさんもドラマ『応答せよ1988』でコミカルなキャラクターを体当たりで演じていましたが、アイドルなのにここまで出来るとはK-POPアイドル恐るべし!
野獣の美女コンシム出演者