オ・ジホ×ホ・ジョンウン×パク・ジニ共演で贈る、親子の絆の大切さを笑いと涙で描いた感動のヒューマンラブストーリー!
キャスト、あらすじ、感想、みどころをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
オーマイクムビ キャスト 視聴率
全16話
平均視聴率:6.1%
最高視聴率:7.2%
放送年度2016年11月から韓国で放送
演出:キム・ヨンジョ
脚本:チョン・ホソン/イ・ミョンヒ
【モ・フィチョル役】オ・ジホ
【ユ・クムビ役】ホ・ジョンウン
【コ・カンヒ役】パク・ジニ(パク・チニとも表記)
【ユ・ジュヨン役】オ・ユナ
【コン・キルホ役】ソ・ヒョンチョル
【ホ・ジェギョン役】イ・イネ
【チャ・チス役】イ・ジフン
【キム・ウヒョン役】キム・テジョン
【カン・ミンア役】イム・ヘヨン
【コ・ジュンピル役】カン・ソンジン
【チェ・ジェジン役】キム・ドヒョン
【キム・ヒヨン役】キム・ナンフィ
【キム・ヨンジ役】キル・ヘヨン
本作は『シンデレラのお姉さん』の演出家と『カネの花~愛を閉ざした男~』の脚本家による作品。
本作は子役の穂ジョンウンちゃんこそが真の主人公であり、その繊細な感情演技によって2016年KBS演技大賞で女性青少年演技賞を受賞しました。
2016年KBS演技大賞ベストカップル賞も、オ・ジホ&ホ・ジョンウンの組み合わせで受賞しています!
OST情報
本作のOSTもドラマ同様に心に残る曲が多く、「SEENROOT/NO Worry」や「チョン・サングン/良い一日」に、バージョン違いの「Snow In This Year」などをはじめ、ポップソングから心に染みるバラードなど様々なタイプの曲があります。
オーマイクムビ あらすじ
中途半端な詐欺師のフィチョル(オジホ)は美術品の詐欺がバレて逮捕されてしまいます。
フィチョルの罪を軽減するために、詐欺仲間のキルホ(ソヒョンチョル)がフィチョルの娘だという10歳の女の子を連れてきます。
その女の子クムビ(ホジョンウン)の証言もあり、刑務所暮らしを避けることが出来たフィチョルは、クムビを引き取ることになります。
はじめはクムビをすぐに施設に入れてしまおうと考えていたフィチョルでしたが、クムビを通して知り合ったカンヒ(パクジニ)という女性に一目惚れしてしまい手放せなくなってしまいます。
仕方なくクムビと暮らすようになるも、口うるさいクムビを面倒に思っていたのですが、生活をしていくにつれフィチョルも徐々に変わっていきます。
そして、カンヒとも次第に打ち解けてゆき、クムビの為にも真面目に働くようになるのです。
そんな中で、クムビが記憶が失われていく難病にかかっていることが分かり・・・。
ニーマン・ピック病とはどんな病気?
聞き慣れない名前の病気ですが、10歳以下で発病すると20歳まで生きられないと言われる先天性の難病のようです。
この病気にも色々なタイプがあるようですが、本作では記憶が失われていき、次第に歩けなくなり、そして食べられなくなるという症状が表れ、よく知られる認知症とはかなり違う模様。
オーマイクムビ みどころ
詐欺師として生きてきた一人の男が、一人の男が少女と知り合い共に暮らしていくうちに、親子としての絆を強め、人としても成長していく姿を描いています。
本作は愛する人が病に犯されるという悲しい物語なんですが、それが妻や恋人ではなく、わずか10歳の子供が難病にかかっているんです。
子供の病を描く作品なので、段々と重苦しい話になっていくんですが、本筋はクムビを通して繋がる人と人の絆であったり、変わっていく大人たちを描くということで、悲しいだけの涙を流す作品ではなく、笑いや感動の涙も流せるハートフルな作品になっているんです!
注目すべきは本作の中心人物クムビを演じた天才子役のホ・ジョンウンちゃん!
誰かの子供時代を演じるだけでも、脇役としての子供を役でもなく、本作はあくまでもクムビがメインの作品なんです。
クムビは、子供にして世の中を知ってしまった少女であり、親となるフィチョルも、産みの親であるジュヨンもクムビによってまともな人間へと成長していきます。
このドラマは、家族というものの在り方や、人生はいつからでも変えていくことが出来るということを教えてくれる作品となっています。
オーマイクムビ 感想と評価・評判
これはダメですよ!
予告編を見ただけで泣いてしまいました!!
私はこの手のお涙頂戴ドラマは本来苦手で、どうしても斜に構えて見てしまうというひねくれ者なんですが、クムビ役のホ・ジョンウンちゃんがとても素晴らしく泣かざるをえませんでした。
古いところで言うと『おしん』や『家なき子』のような子供が苦境に立たされるものは見ていて辛くなるんですが、本作のクムビは病に犯されながらも明るさを周りに振り撒き、大人たちを癒していく天使のような存在なんです。
悪く言えば、子供らしくない大人びたところがあるんですが、それを深読みするなら大人にならなければ暮らしていけない環境に置かれていたんだろうなと想像してしまい、又泣けてきました。
彼女の演技は、見るものの感情を鷲掴みにする説得力と魅力があり、彼女の存在なくしては成立しないドラマだったと思います。
そして、内容が子供の病気を描いたものだけに暗い作品なんじゃないかと思われるかもしれませんが、ダメな父親のフィチョルとクムビのコミカルなやり取りや、心に傷を負ったカンヒがクムビやフィチョルの存在により癒されたりとハートフルな面もあり、とても素敵な家族ドラマとなっています!
まとめ:お涙頂戴でもいいじゃない!笑って泣けて感動出来る素晴らしい作品です。クムビ役のホ・ジョンウンちゃんの天才的演技を堪能する作品と言えます。
最後に
このドラマは、子供が辛い状況に陥っていくのが見ていて辛い!という感想もあるようですが、総体的にはとても評価の高い作品でした。
しかし、韓国での視聴率を見ると高いものではないんですよね。
日本だと天才子役が主演し高視聴率を叩き出した作品は多くあり、本作もとても好まれそうなんですが、韓国だともっと若手のイケメン俳優や女優、アイドルなどが出演し、三角関係やサスペンス的な展開がないと物足りないと思うんでしょうか。。。