【ラブトライアングル~また君に恋をする~】はCNBLUEのイ・ジョンシン初主演で贈る、過去の自分と初恋相手との三角関係を描いたファンタジーラブロマンス。
キャスト、あらすじ、感想やみどころをまとめました。
(トップ画像公式ページより)
ラブトライアングルのキャスト・視聴率
原題:やきもき
全10話
U-NEXT全16話
平均視聴率:不明
放送年度2018年月から韓国で放送
演出:ミン・ヨンホン
脚本:パク・ガヨン
【カン・シヌ役】イ・ジョンシン(CNBLUE)
【カン・シヌ(高校生)役】ソ・ジフン
【シン・ジス役】イ・ヨルム
【ペク・ナヒ役】チョ・スンヒ
【キム・ミンソク役】キム・ミンソク
【シヌの母役】キム・ソニョン
【チャン・ソラ役】ドヒ
【チュ・クンドク役】イ・ジュヒョン
【ソ・ボクシム(モーツァルト)役】コ・ギュピル
ラブトライアングル【韓国ドラマ】のあらすじ
カン・シヌはイケメンで人当たりも良く女性からもモテるのですが、初恋相手のことが忘れられず28歳になった今でも1度も恋愛出来ずにいました。
ある日、初恋相手との想い出の場所である蛍橋へ行ってみるのですが、そこで不慮の事故により何故か10年前のタイムスリップしてしまいます。
そして、そこで出会ったのは若かりし同級生たちに高校生の自分でした。
その後シヌは、高校の新任教師として母校へ赴任することになり、高校生のシヌと初恋相手のジスの担任となります。
何故自分がこんな状況に陥ったのかわからないシヌでしたが、これを機会として二人を結びつけようと奮闘します。
しかし、かつて臆病がゆえに告白も出来なか自分をサポートしようとシヌが行動することで、何故だかジスは大人のシヌのことを好きになってしまい・・・。
ラブトライアングル【韓国ドラマ】みどころ
2017年から2007年へ主人公がタイムスリップするのが見どころのドラマなんですが、ポイントは10年前の自分と相対するということ!
この手のジャンルでは過去の自分や未来の自分に会うのはタブーなはずなんですが、このドラマでは最初っから出会ってしまいます。
もちろん、自分の正体を明かすことはないのですが、何かと不審がられたり身分を証明出来なかったりと困った点も出てきます。
タイムスリップものとしては確かに矛盾点は沢山あるんですか、大人になった自分が過去の自分にアドバイスをすることで、昔は叶わなかった初恋相手への告白を成功させようというのは面白く、そんな風にタイムスリップをトッピングにして青春ドラマを盛り上げようとしたのがこのドラマなんです!
しかしそう簡単には行かず、先生として過去の自分をサポートするつもりが、肝心のジスは先生であるシヌのことを好きになってしまうんです。
このおかしな三角関係そこが本作の見どころとなっています。
大人になって過去を振り返ってみると、何でそんな簡単なことが出来なかったんだろう、何で心にもないことを言ってしまったんだろうという後悔が誰にでもあると思います。
そんな時、過去に帰ってやり直せたらなぁ、なんて願望をこの作品で叶えてくれています。
過去に戻って二人が結ばれるのかも注目ですが、そもそもヒロインは10年前になぜ突然姿を消してしまったのか?
大人になって再会した際、何故悪縁とまで言われ避けられたのか?
そして、突然変異タイムスリップしてしまったのは何故なのか?
など、青春ドラマ、初恋ドラマとして以外にも色々と謎の多い作品となっています。
初恋相手を忘れられず、新しい恋にも踏み出せなかった自分が、過去と向き合い自身を変えようと奮闘する姿が、様々な胸キュンシーンやスピーディーな展開と共に描かれています。
果たしてシヌの行動によって過去を変え、そして未来を変えることが出来るのでしょうか?
ラブトライアングル【韓国ドラマ】感想と評価・評判
このドラマはよくあるパターンを集めた、実にマンガっぽい作品だなぁというのが第一印象でした。
しかし、ドラマ自体がそんなに長くない作品なので、類似ドラマと比べるとあまり余計なことをしてなくてシンプルで良いなと思えました。
色々とご都合主義なところもありますがあまり細かいところを気にしない方が楽しめる作品なので挙げ足をとらないのが正解ですね。
ただ、出逢いが違うだけであっさりと大人のシヌに恋するジスはどうかと思いますが。
(まぁ、同一人物なんですけどね。)
それでもシヌが二人を結びつけようと頑張るので、なんとか若い二人がうまく行くようにと願うのですが、それが逆効果になったりと上手く行きません。
確かに高校生と比べると何事もスマートに出来たり、余裕がある大人のシヌに牽かれるのも仕方ないんでしょうけど、お互いに惹かれ合うはずの二人の関係が簡単に変わるのは見ていて悲しくなるところ。
まぁ、実際に同じことされたら好きになってしまうんでしょうけど、あまりに少女マンガ的で私は感情移入は出来なかったんです。
ですが、終盤にシヌのお母さんの大活躍が明らかになってくると、一気に夢中になり二人の幸せを願うようになりました。
お母さんはこのドラマのキーパーソンでしたね!
その他にも色々と突っ込みどころが多い作品なんですが、文句を言いつつもシヌの言動に終始ヤキモキさせられてしまうのは、結局のところ自分にも過去に思い当たることがあったり、なんとか上手くいって欲しいという願望があるからなんですよね。
そういう意味では大いに共感出来きるドラマだったと思います。
このドラマはいい意味で韓国ドラマらしくなく、どちらかと言うと日本のドラマっぽい作品だと思いました。
青春ラブストーリー好きにおすすめです!
まとめ:後悔のある過去をもう一度やり直したとしても、結局は今の自分が行動を起こすしかない!
シヌが行動したからこそ奇跡的なことが起き、運命的な結び付きが明らかになったんだと感じました。色々と粗もありますが、終わりよければ全て良し!と思わせてくれる作品でした。
最後に
あの時にああしていればとか、あんなことを言わなければと後悔することは誰にでもありますが、例え過去に戻ってもう一度やり直せたとしても結局同じなんだと思います。
だって、あの時はあの行動力やあの考え方が自分に出来るすべてだったんだから。
「もしも~」や「~たら」「~れば」は、今となっては取り返しのつかないことなわけで、過去に後悔があるならばそれを繰り返さないようにするしかないんだとドラマを見ながらしみじみと思いました。