2PMテギョン×ウ・ドファン共演で贈るインチキ宗教スリラー！
テギョン入隊前の最後の作品として注目された本作。
キャスト・あらすじ・感想などをまとめました。
君を守りたいSAVE ME キャスト一覧
原題：助けて
全16話
平均視聴率：2.47%
最高視聴率：4.8%
放送年度2017年8月から韓国で放送(ケーブルテレビOCN)
演出：キム・ソンス
脚本：チョン・イド
【ハン・サンファン役】テギョン(2PM)
【イム・サンミ役】ソ・イェジ
【ソク・ドンチョル役】ウ・ドファン
【ペク・ジョンギ役】チョ・ソンハ
【ウ・ジョンフン役】イ・ダウィ
【チェ・マニ役】ハ・ヒジョン
【イム・ジュホ役】チョン・ヘギュン
【キム・ボウン役】ユン・ユソン
【イム・サンジン役】チャン・ユサン
【カン・ウンシル役】パク・ジヨン
【チェ・ワンテ役】チョ・ジェユン
【チェ・ワンドク役】ソン・サンギョン
【ハン・ヨンミン役】ソン・ビョンホ
ウェブ漫画「世界の外へ」を原作とした作品。
2PMのテギョンが軍入隊前に出演した最後の作品としても注目されました。
本作はサスペンス/スリラードラマなのでOSTもそういった雰囲気の曲が多くなっています。
そんな中でも何曲かボーカルをとっているINKIIの曲が印象的です。
君を守りたいSAVE ME あらすじ
サンファン（テギョン）は郡守(市長や知事みたいなもの)を父に持ち、田舎の街であるムジ郡では名の知られた高校生。
成績も優秀なのですが、幼馴染みの三人と何かと騒動を起こし父には疎まれていました。
そんなムジ郡に、ある夜ソウルから一組の家族が引っ越してきたのですが、家族が乗るトラックが夜道でパンクして立ち往生してしまいます。
そこに通り掛かったのがサンファンたち四人で、彼らは車の中にいたサンミ（ソイェジ）の可愛さに釘付けになるのでした。
しかも、後日サンミは転校生として同じクラスにやってきたのです。
その頃、ソウルから逃げるようにやって来たサンミたち家族は、ジョンギ（チョソンハ）が率いる怪しげな宗教団体”救船院”に狙われていました。
その上、サンミの双子の兄が学校でいじめを受け、困ったサンミはサンファンに助けを求めるのですが・・・。
きむとま君を守りたいSAVE MEみどころ
本作は人口5万人に過ぎない小都市(街)を舞台としたスリラードラマ。
そんな街に寄生した怪しい宗教団体と、それを容認する街の権力者たちに立ち向かう少年たちの話です。
2PMのテギョン、そして今や人気スターの仲間入りを果たしたウ・ドファンがヒーローとして活躍するこの作品は、怪しい宗教団体に取り込まれてしまった初恋の少女とその家族を助け出そうとするという珍しいもの。
青春ドラマのような要素もありながら、ミステリー・サスペンス・スリラー要素満点な作品となっています。
ヒーロー側には若手を配し、宗教団体や街の権力者たちに多くのベテランを起用し、その怪演にも注目な作品と言えます。
本格的な宗教の話というのではなくエセ宗教団体を扱ったもので、韓国ドラマとしてはこれまでにない斬新な設定の作品です。
人間の弱味につけこむ教祖たちやそれを利用する権力者たちなど、下手なホラー作品よりも恐怖心を煽る作品だと思います！
君を守りたいSAVE ME感想と評価・評判
君を守りたい～SAVE ME〜 完走🏃
すごく内容が重かったです･･･
でも見てるとどんどん引き込まれていって続きが気になるドラマでした！
宗教って怖いです〜人を変えてしまう
皆さん気おつけましょうね(笑)
ドファン君カッコ良かった❤#君を守りたいSAVEME#韓国ドラマ pic.twitter.com/MWgfxessOk— NTN (나츠나) (@NTN19990821) 2018年6月22日
ドラマの冒頭から暗い雰囲気は十二分に漂っていたんですが、まさかここまでとは思いませんでした！
キャストが年取りすぎ！とか高校生役なのに20代後半はキツイ！とか、そんな小さい突っ込みはさておいて、ドラマの設定そのものがなかなかキツイものでした。
宗教団体を相手にした内容は、殺人事件を扱ったサスペンスよりも見ていて気が滅入るもので、恋愛要素も思った以上に無かったのがまた辛いところです。
元々、田舎の不良学生たちだった主人公たちが初恋相手を救出するためとはいえカルト集団に立ち向かっていくというのは、原作が漫画だからこその設定なのでしょうがやはり無理があったように思います。
日本ではこのドラマを”ヒーロー・ラブサスペンス”として紹介していますが全然そんなことはなく、とにかくカルト集団の恐ろしさが際立ったスリラー作品だと感じましたね。
テギョンやウ・ドファンなどのイケメン目当てに見る人も多いと思うのですが、こドラマを見るのにはかなりの覚悟が必要だと覚悟しておいた方がいいでしょう。
怪しげな宗教団体やカルト集団を題材とする作品はこれまでにも沢山ありますが、それを長々とドラマで見せられるのは精神的に相当辛くゲンナリさせられます。
これだったら、内部の人間が内側から組織を壊していく話にして徹底的にスリラーに徹っした方が、そういったジャンル好きの人に見てもらえたかもしれません。
変にイケメンやラブ押しにしたのに、実際見てみれば”人の弱味につけ込む宗教団体の話”というのは肩透かしが過ぎます。
とにかく暗いドラマでした。
まとめ：好き嫌いもあるでしょうが、私はこういった宗教ものは苦手ですね。これならパット見て悪人と分かる暴力団の方がましに思えます。映画で見るならまだしも、陰湿なことをドラマで長々と見せられるのは苦痛でしかありませんでした。後味も抜群に悪い！
最後に
20歳そこそこの学生たちが初恋の少女を助けるためにカルト集団に立ち向かっていくというなんともマンガチック(原作が漫画だからでもありますが)な作品です。
カルト集団もそうですが、街の大人たちも宗教を利用していて、汚れた大人と子供とたちの戦いのようでもありました。
ヒーロー側より気持ち悪さ全開の教祖をはじめ周りの側近たちのキャラの方が強く、ハッキリ言ってキャラ負けしてるんですよね。
どうせならもっとエンタメとして見やすくするか、スリラーとして突っ走るかのどちらかにした方が良かったんじゃないでしょうか。
これだと、イケメン目的で見る人にもサスペンスとして見る人にもどっち付かずな気がします。