イ・サンユン×ク・ヘソン共演による初恋の切なさを描いたピュア・ラブストーリーです!
キャスト、あらすじ、感想、みどころをまとめました。
エンジェルアイズ(韓国ドラマ)キャスト一覧
全20話
U-NEXT全20話
平均視聴率9.3%
放送年度2014年4月から韓国で放送
演出:パク・シンウ
脚本:ユン・ジリョン
【パク・ドンジュ(ディラン・パク)役】イ・サンユン
【ユン・スワン役】ク・ヘソン
【カン・ジウン役】キム・ジソク
【ユン・ジェボム役】チョン・ジニョン
【チャ・ミンス役】ヒョン・ジュニ
【パク・ヘジュ(エリー・パク)役】ユン・イェジュ
【テディ・ソ役】スンリ(BIGBANGのV.I)
【ドンジュの学生時代役】カン・ハヌル
【スワンの学生時代役】ナム・ジヒョン
【ミンスの学生時代役】シン・ヘソン
本作はキャスティング候補としてに豪華な面々が挙がった作品で、そのラインナップはハン・イェスル、キム・ハヌル、イ・ジュンギ、ハン・ガインというものでした。
ヒロインに決定したク・ヘソンは2年ぶりのドラマ出演作であり、「花より男子 ~Boys Over Flowers」でタッグを組んだユン・ジリョン脚本家との5年ぶりの作品でもあります。
そして本作はBIGBANGのV.Iが韓国ドラマ初出演となることでも話題となりました。
日本のドラマ「金田一少年の事件簿~香港九龍財宝殺人事件」に出演したことはありましたが、韓国ドラマとしては初になります。
エンジェルアイズ(韓国ドラマ)OST情報
エンジェルアイズ(韓国ドラマ)あらすじ
高校生のドンジュ(イ・サンユン)は朝早くから母の作るお粥を配達をする成績優秀な苦学生。
ある日、密かに恋をしていたスワン(ク・ヘソン)が交通事故に遭いそうなところを救います。
そして、彼女が幼い頃の事故で視力を失っていることを知ります。
それを切っ掛けに二人は付き合うことになり、スワンはドンジュの家族とも親しくするように。
しかし、その後ドンジュの母がひき逃げに遭い亡くなってしまうのです。
そんな折、スワンに角膜移植のためのドナーが現れ手術を受けれることになるのですが、ドンジュは元々病弱だった妹のためアメリカに行くことになります。
時は流れ12年後、ドンジュは医師ディラン・パクとして韓国に帰ってきます。
未だにスワンの事を忘れられないドンジュは、救急隊員として働くスワンと再会しますが彼女は気付かないのでした。
そして、スワンには恋人ジウン(キム・ジソク)がいることを知り、名乗らないまま去ろうとするのですが、スワンもディランにドンジュの姿が重なって見え・・・。
エンジェルアイズ(韓国ドラマ)みどころ
このドラマは学生時代の淡い初恋の話と、12年後にその初恋の相手と再会してからの2つの時代が描かれています。
ドンジュもスワンもツラい家庭環境で育ち、
折角二人が付き合うことになったのにまた不幸が襲い離ればなれになるなど、学生時代の二人の恋愛模様は切ないとしか言いようがありません。
さらに二人の家族には色々と関わりがあったりと、この辺の設定は韓国ドラマの定番と言えますね。
そんな二人が大人になって再会してからが、本編となります。
最初はドンジュに気が付かないスワンにヤキモキし、そんな二人と三角関係となるジウンもいいヤツなので邪険にするには可愛そうだしと、一見ドロドロとした展開になりそうなのに優しい物語であるというのがこのドラマの特徴です。
それにヒロインのライバルとなる女性が居ないのは珍しいですね!
そして恋愛ドラマとして以外にも、スワンが働く救急現場や医者としてのドンジュの仕事ぶりも描かれ、厳しい現場で知る生と死についてや、仲間との友情などの人間ドラマとしてもみどころ満載の作品なんです。
話が進むと明らかになる、ドンジュの両親の死についてや、ドンジュ、スワン、ジウン三人の因縁といった流れも出てきてと、複雑な人間関係が描かれていくのですが、それでも復讐ドラマや裏切りなどの重苦しい展開になりすぎないというのも、このドラマの特徴です。
エンジェルアイズ(韓国ドラマ)感想と評価・評判
物語の始まりから主人公二人は悲劇の連続で、辛くて見ていられなくなるドラマなのかなぁと懸念していました。
しかし、二人のピュアな恋愛模様を見ると応援せずにはいられず、すっかり夢中になっていたんです。
家族の死や、盲目のヒロインなど、”不幸な環境で育ちながらもそれを乗り越えて大人になる!”という韓国ドラマお決まりのパターンではあるのですが、学生時代の主人公たちをカン・ハヌルとナム・ジヒョンという実力派が演じていることもあり、飽きることなく見れました。
二人が再会しても、最初はドンジュに気が付かないスワンなんですが、なぜかドンジュのことが気になって仕方ないスワン。
そこで「俺がドンジュだよ!」と言いに行かないのも、彼の優しさを感じて切なくなりましたね。
しかし、イ・サンユンはいい俳優なんですが、どう考えてもカン・ハヌルが成長してイ・サンユンになるとは思えないんです!
スワンはドンジュの昔の顔を知らないので、ドンジュの顔の輪郭を触って確めるシーンがあるのですが、そこは二人のタイプが違うため「触っても分からないだろうなぁ」と思い、あまりシーンにのめり込めませんでしたね。
そんな細かい突っ込みどころはありますが、物語としては凄く感動的で、適度に甘い恋愛模様と、ピリッと辛い展開もあり、全体的に優しさが溢れた作品となりました。
最後に
先ほど、カン・ハヌルが成長しても、イ・サンユンにはならないだろうと書きましたが、ク・ヘソンにしても同様で、こちらは顔立ちの問題というより、学生時代のイメージからするとキャラクターがちょっと違う気がして。
まぁ、これは私が想像する大人になったスワンと違う!というワガママみたいなものですけどね。
学生時代の二人のキャスティングが余りにピッタリだった為か、それと比べると大人の二人のイメージがちょっと違うというだけで、それぞれに分けて見れば素晴らしい相性だったと思いますよ。