整形&ダイエットで奇跡の美女が誕生!?
夫に裏切られた”ぼってり体型オバサン”の復讐劇が始まります。
ハン・イェスル&チュ・サンウク共演で贈る痛快ラブコメディ。
特殊メイクを使ってビフォーアフターを演じるのではなく、変身前後が別の女優さんというのがポイントです。
視聴率以上に笑えるストーリーです。
キャストやあらすじ、感想、みどころをまとめました。
美女の誕生【韓国ドラマ】キャスト一覧
韓国放送時全21話
BS放送時全25話
平均視聴率6.6%
最高視聴率10.0%
放送年度2014年11月から韓国で放送
企画:ソン・ジョンヒョン
演出:イ・チャンミン/パク・ソンホ
脚本:ユン・ヨンミ
【サラ役】ハン・イェスル
【ハン・テヒ役】チュ・サンウク
【サ・グムラン役】ハ・ジェスク
【イ・ガンジュン役】チョン・ギョウン
【キョ・チェヨン役】ワン・ジヘ
【キョ・ジフン役】イン・ギョジン
【ハン・ミニョク役】ハン・サンジン
【イ・ジョンシク役】ハン・ジニ
【コ・スンドン役】キム・ヨンエ
本作はハン・イェスル3年ぶりのドラマ復帰作品となります。
美女の誕生【韓国ドラマ】あらすじ
サ・グムラン(ハジェスク)は元柔道選手で今は夫の実家で家事に認知症の義祖母の介護などをこなす主婦です。
しかし、グムランが太っていて容姿も良くないこともあって、義母や義妹たちからひどい扱いを受けていました。
その上、夫の浮気も発覚し浮気相手にまで馬鹿にされてしまいます。
そして、離婚まで言い渡されたグムランは失意の中交通事故で崖から転落し、事故死したとされてしまうのです。
しかし、実は生きていたグムランはテレビの整形番組で見たテヒ(チュサンウク)を訪ねて、私を変身させてくれと頼むのでした。
グムランはテヒへの絶対服従を条件に全身整形手術を受け、誰もが振り返るほどの絶世の美女サラへと変身を遂げたのです。
一方、グムランの元夫ガンジュン(チョンギョウン)は、浮気相手だった人気アナウンサーのチェヨン(ワンジヘ)と3週間後に結婚するとニュースで発表。
そのニュースを見たサラは二人への復讐を決意し、テヒと共に二人の結婚を阻止する作戦を開始するのでした。
美女の誕生【韓国ドラマ】みどころ
本作では特殊メイクを使っての変身を見せるタイプではなく、実際の女優さん(ハ・ジェスク)がハン・イェスルに変身するというのがポイント!
ハン・イェスルが物言いがストレートで性格もキツいイメージがあったためか、本作での可愛らしく性格のいい役どころを見て非常に魅力的に感じました。
お顔が派手なのに中身がおばさんというのも面白く、そのギャップが魅力の作品だと思います。
おばさんグムランが美女サラに変身したことを知っているテヒは、正体がおばさんだと知っていながら魅力に惹かれてしまう様をコミカルに演じ、見た目は2枚目なのにどこか残念なテヒをうまく表現しています。この2人のコンビのやり取りがとにかく面白く、爆笑シーン満載でした。
そんな二人のコミカルなやりとりと、復讐劇という相反するような要素を同時進行し、普通シリアスになるはずの復讐ドラマがとても笑えるものになっているのもこのドラマのポイントです。
ラブコメとしても面白いのですが、お互いに復讐目的や相手のことを異性として見れなかったりするので思った以上にラブラブシーンは少ないですね。そこを期待してた人には物足りないかも。
サラの復讐相手であり、憎たらしい夫の家族連中はガンジュンの父を除き皆酷い人ばかりで、通常ならドロドロとした展開になりそうなものですが、そこを非常にコミカルに描いていて憎たらしいと思うより哀れに思えてくるほど。
愛憎劇が苦手な私でもゲラゲラ笑いながら見れるポップなつくりになっているので、普段そういったタイプのドラマを敬遠しがちな方にも是非見てほしいです。
特に家族の中で絶対的権力を持っている父ジョンシクに恐れをなす母と娘二人の毎度のやり取りはとてつもなく笑えます。
ガンジュンやチェヨンは本当に憎たらしいんですが、このおバカ家族などのコメディ要素があるため復讐ドラマもマイルドになっていて、サラとテヒのコンビの明るさもあってかなりノリのいい展開が魅力です。
美女の誕生【韓国ドラマ】感想と評価・評判
最後に
最初憎たらしいとしか思えなかったイ・ガンジュン一家が段々とおバカの集まりのように見えてきたりと、復讐劇なのにその対象に笑わせられるという珍しいものでした。
妻の死後にすぐ次の相手と結婚したり、あからさまに不審なのに気づかなかったりとツッコミどころも満載!
しかしコメディドラマとしてはかなり優秀で予想以上に笑わされた作品となりました。
サスペンスパートが長くなりすぎたのはマイナスですが、視聴率の結果以上に面白い作品だと思います。