7号室【韓国映画】キャスト・あらすじ・感想・ギョンス主演

 

7号室韓国映画

ド・ギョンス(EXO ディオ)、シン・ハギュン共演で贈るコメディ要素満載のシチュエーション・サスペンス!

キャスト、あらすじ、感想などをまとめました。

(トップ画像公式ページより)

 

 

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目次

7号室【韓国映画】キャスト一覧

2017年11月15日韓国にて公開(日本公開日2018年8月4日)

上映時間:100分

監督、脚本:イ・ヨンスン
「10 MINUTES」など

【テジョン役】ド・ギョンス(EXO ディオ)
個室DVD店のアルバイト店員。

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【ドゥシク役】シン・ハギュン
個室DVD店の経営者。

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本作は、長編デビュー作「10 MINUTES」が世界の映画祭で高い評価を得たイ・スンヨン監督による2作目の長編作品です。

主演は世界的な人気を誇るアイドルグループEXOのメンバーD.O.( ディオ)ことド・ギョンスさんと、怪優として名高いシン・ハギュンさんです。

ド・ギョンスさんは、アイドルとしてグループの中核を担う一方で俳優としてもドラマや映画で活躍し、その演技力の高さが評価されています。

シン・ハギュンさんも「JSA」といったパク・チャヌク監督作品をはじめ、多くのヒット作に出演し続けている演技派俳優です。

本作は、そんな二人の駆け引きを中心に描いた作品であり、その他の登場人物はちょい役として登場する程度となっています。

その他の出演者は、キム・ドンヨンさん、チョン・ソクホさん、キム・ジョンスさん、キム・ジョングさん、パク・スヨンさん、チョン・ヒテさんなど、豪華な面々が脇を固めています。

 

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7号室【韓国映画】あらすじ

個室DVDボックス店を経営しているドゥシク(シンハギュン)は、新人アルバイトを増やして大繁盛を装い、赤字続きの店を早く引き払おうと画策していました。

その結果、店の買い手希望者が現れるのですが、そんな最中に新人アルバイトが不慮の事故によって死んでしまったのです。

現場に居合わせたドゥシクは突然のことにパニックになるも、契約を成立させるため「7号室」に死体を隠し扉を開けられないようにしてしまいます。

一方、ドゥシクの店で働いているテジュン(ディオ)は、経営不振のため3ヵ月も給料を貰えずにいました。

そんな中テジュンは、多額の報酬に引かれて麻薬密売人から薬物を預かり、店内の「7号室」に隠していたのです。

数日後、密売人との約束の日に薬物を取りに行ったテジュンは、7号室に鍵が掛かっていて入れないことに気付き・・・。

これにより7号室に入れたくないドゥシクと、何としても入らなければならないテジュンとの攻防戦が始まることになります!

 

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7号室【韓国映画】みどころ

本作は、経営不振に陥った個室DVDボックス店を舞台としたコミカル・サスペンスです。

7号室に死体を隠した店長と、麻薬密売人から預かった薬物を隠したアルバイト店員とのコントのような攻防戦が繰り広げられます。

破産寸前の店をさっさと売ってしまいたい店長ドゥシクと、バイト代も貰えず貧しいミュージシャン志望のテジュン。

二人はあれやこれやと理由をつけて7号室に入れさせない/入ろうとするのですが、本人たちは切羽詰まっているものの視聴者から見るとそのハラハラ具合が面白く見えます。

シチュエーションだけ見るならサスペンスなんですが、二人のやり取りは完全にドタバタコメディそのもので、そこに社会状況が反映されているのも韓国映画らしいところだと思います。

シン・ハギュンさんのダメ男ぶりや、ド・ギョンスさんの貧乏アルバイト姿など、俳優たちの演技力対決も注目です!

 

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7号室【韓国映画】感想・評価

シンプルながらも奥深いと見るか、思ったほど盛り上がらず地味だと取るかで評価が分かれる作品!

この作品はいわゆるワンシチューエーションドラマと言われるタイプの作品で、とある個室DVDボックスの7号室が舞台となります。その7号に死体を隠した社長と、違法薬物を隠した店員がドアを開ける開けないで攻防するんです。

こういうアイデア勝負の作品は実に日本的で、設定がシンプルだからこそ面白いと思う一方で、そのシンプルさゆえに描くのは難しいとも思いました。

実際、分かりやすいシチュエーションでありながら、思ったほどエンタメ要素は強くなく地味に感じるんですよね。

韓国映画は、世界的に評価の高いサスペンスや社会的メッセージが込められた作品であっても同時にエンタメとしても楽しめるというのが特徴でもあり、事件ものとしては多少エグくてもキャラクターの魅力から惹き付けられるという作品も多くあります。

登場人物の背景や行動理由などが描かれているからこそ凶悪な事件を起こしても多少理解出来たり、見ている方もそんな人物を生み出した社会への疑問を抱く事が出来ます。

そういった理由付けが上手いのがもう一つの韓国映画の特徴であるんですけど、本作はコミカルさで重いテーマを見やすくしているせいか、キャラクターの内面を描く部分があまりないんです。

ブラックコメディというジャンルとしてはそれも仕方ないのかもしれませんが、見る人によっては社会問題をダシに使っているだけのようにも見えてしまい、ドタバタコメディとしても社会派作品としても中途半端に写るんです。

しかし本作は、キャラクターたちの心情などを細かに描かない分、見ている人に推測させたりすることで単純に描く以上の拡がりを見せるという利点もあるので、そういった「考察」出来る作品が好きな人にとっては楽しめるかもしれません。

 

まとめ:世界的に高い評価を得た「パラサイト 半地下の家族」をはじめ、韓国映画は社会派作品をエンタメとして描くのが上手いのですが、本作に関しては社会的メッセージがコメディの邪魔となり、コミカルさが社会派作品としては余計に思えてしまいました。

私としては社会性を抑えてコメディに徹した方が良かったと思います!

 

最後に

本作は、概要だけ見ると面白そうに感じましたし、主演二人のファンと言うこともあり見た作品だったのですが、完全に期待外れとなってしまいました。

“EXOのディオ”の人気もあって日本でも劇場公開されたようですが、内容からすると未公開映画でもおかしくないものでしたね。

 

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