ポンジュノ監督作品おすすめ映画をみるならNetflix?U-NEXT?

 

ポンジュノ韓国映画監督

皆さんは〈ポン・ジュノ〉という映画監督をご存知でしょうか?

「パラサイト半地下の家族」の大ヒットにより知られることとなったわけではなく、映画ファンなら誰もが知る有名監督であり、デビュー当時から注目されていました。

今回はポン・ジュノ監督作品の中でオススメなものを紹介したいと思います。

(トップ画像https://entertain.naver.comより)

ポンジュノ監督映画おすすめ作品

ほえる犬は噛まない 2000

ほえる犬は噛まない韓国映画

出演/ペ・ドゥナ、イ・ソンジェほか

記念すべき監督デビュー作品であり、ペ・ドゥナさんの出世作でもあります。

内容は、とある団地を舞台にしたブラックコメディで、ユーモアと不気味さが同居している感じは「パラサイト~」のひな型のようにも感じます。

とはいえ、「パラサイト~」ほどはメッセージ性がハッキリとはしていなく、吠える犬を巡って団地内でのイザコザや、消えた犬を探し回る不思議キャラのヒロイン、そして登場人物たちのキャラ立ち上具合にシュールな設定と展開など、見れば見るほど面白さが見つかる作品だと思います。

ただ、評論家の評価は高かったもののヒットはしなかった作品なので、映画好き向けの作品なんだと思います。私は大好きですけど!

きむとま
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殺人の追憶 2003

殺人の追憶 韓国映画

第40回大鐘賞で最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀主演男優賞受賞

観客動員数約525万人の傑作サスペンス!

実在の未解決事件をモチーフにし、監督の名前を広く知らしめた名作。

出演/ソン・ガンホ、キム・サンギョン、パク・ヘイルほか

詳細記事はこちら

殺人の追憶 韓国映画

殺人の追憶【韓国実話映画】キャスト・ラストの感想・あらすじ!

2019年10月2日

グエムル漢江の怪物 2006

ポンジュノ監督韓国映画グムエル

【第27回青龍賞最優秀作品賞・第44回大鐘賞最優秀監督賞受賞など多数】

〈観客動員数 約1,300万人!〉

出演/ソン・ガンホ、ピョン・ヒボン、パク・ヘイル、ペ・ドゥナ、コ・アソンほか

タイトルからただの怪獣映画だと思って食わず嫌いする人もいるようですが、実際には怪獣を利用した家族のドラマであり、様々な社会問題を風刺した映画なんです!

そして「殺人の追憶」で得た評価を更に高めた記念すべき作品でもあり、長らく韓国映画歴代No. 1の座に留まっていた作品でもあります。

この作品は怪物とある家族の戦いを描いたアクション性や、パニックムービーとしての面白さに加えて、怪物を見て怖いというよりもどこか笑えるというユニークさ、そしてサスペンス性に家族の繋がりを描いたハートウォーミングさなどもあるというエンターテイメント作品で、その上韓国政府や米軍に対する皮肉も込められた社会風刺的要素があるのも特徴です。

そういったメッセージ性がありながらも、それを全面に打ち出していないのもポイントで、だからこそ堅苦しくならずに楽しめるんだと思います。怪物のディテールや怪物相手にアーチェリーや火炎瓶で立ち向かう事からB級作品のように思われてしまうんですが、実際には笑いあり涙あり、ハラハラドキドキありの映画の面白さが満載の作品となっています!

きむとま
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オクジャ/okja 2017 監督/脚本

ポンジュノ監督韓国映画オクジャ

アメリカ=韓国合作映画

Netflixオリジナル配信による冒険ファンタジー作品!

出演/アン・ソヒョン、ティルダ・スウィントン、ポール・ダノ、ジェイク・ギレンホール、ピョン・ヒボン、スティーヴン・ユァンほか

世界の食料問題を風刺しながらも、笑いあり、アクションあり、感動ありのエンターテイメント作品。音使いも抜群!

どこか「ダンボ」のようなテイストもあるもののそこまでの可愛さはなく、オクジャ(スーパーピッグ、像とサイと豚を合わせたような動物)は世界に一つだけの存在というわけでもないのが違い。

ダンボやキングコングが人々の見世物とされるために連れて行かれるのに対して、オクジャは元々世界の食料事情を解決するため(易くて旨い肉を大量に生産する目的)に育てられた畜産動物であり、それをビジネスとして作り上げた企業や、必要とする消費者が世界中にいます。

ヒロインと親密なオクジャを見ると、ヒロインの側が正義であり視聴者も可愛そうだと捉えるかもしれませんが、牛や豚、鳥を育て食料としているのは当然であり、企業が絶対な悪者というわけではありません。

日常の中で何も考えずに肉を食べている私たちも、どのような過程を経て肉が食卓に並んでいるのかは考えておらず、どちらの言い分もわかるからこそ見ていて複雑な気分になるんです。

ただ、企業側のやり方は大多数の人から見て不快に思うのは間違いないのですが、消費者からみるとヒロインや動物解放団体の方が現実を理解してないようにも見え、この問題は単純に正義か悪かだけでは語れないことがわかります。

それにしても、これまでの監督作品と比べるとメッセージが直接的過ぎで、それはアメリカ資本が入ったからかもしれません。

あとヒロインの行動が無茶苦茶ですし(アクションヒロイン並み)、あれだけのスーパーピッグがいてオクジャのみを心配するというのも独善的に見えました。

当初はファミリー映画なのかなぁと思うところもありましたが、終わってみると非常にシニカルでポン・ジュノらしい作品でした。

きむとま
オクジャはNetflixオリジナル作品!

 

最後に

80年代や90年代に青春を過ごしてきた私なんかは、レンタルビデオショップの全盛期ということもあってか監督で作品を選ぶことは普通のことでした。

しかし近年は大物映画監督作品は別にしても、誰が監督なのかよりも作品や「ディズニー」「マーベル」といったレーベルが先に来るのがほとんどで、あんなにヒットしたのにその監督は誰か知らないということが多いように思います。

ヒットしている作品かどうかだったり、自分が好きなジャンルかどうか、もしくは好きな俳優さんが出演しているかなどで作品を選ぶのもいいですが、お気に入り映画の監督に注目して他の作品を見てみるのも楽しいと思います。

そういった意味でも、ポン・ジュノ監督の最新作「パラサイト 半地下の家族」が面白かったと感じた人は、監督の過去の作品にも触れてみて欲しいです!

 

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